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タフまるのテーブルを自作したい!快適な調理を叶える設計のコツとおすすめの代用品

イワタニの人気カセットコンロ「タフまる」は、その頑強さと耐風性能から多くのキャンパーに愛されています。しかし、テーブルの上にそのまま置くと高さが出てしまい、調理がしにくいと感じることも少なくありません。そこで注目されているのが、コンロを天板に埋め込む自作テーブルです。見た目がスッキリするだけでなく、使い勝手も劇的に向上する自作テーブルの設計思想について、まずは重要な要素から詳しく見ていきましょう。

目次

タフまるのテーブルを自作するなら「高さ」「耐熱」「安定」が結論になる

タフまるをシステムキッチンのように組み込む自作テーブルは、キャンプサイトの利便性を一気に引き上げてくれます。しかし、単に箱を作ってコンロを入れるだけでは不十分です。実際にフィールドで使ってみると、微妙な高さのズレや熱によるトラブルが発生しやすいため、設計段階で「使いやすさ」と「安全性」の両立を突き詰めることが成功への近道となります。

五徳と天板の高さをそろえて調理しやすくする

調理を快適にする最大の秘訣は、コンロの五徳(鍋を置く場所)とテーブル天板の高さをフラットに揃えることです。タフまるは本体に高さがあるため、通常のテーブルに置くと鍋の位置が高くなり、中を覗き込んだりかき混ぜたりする際に肩や腕に負担がかかります。これを解決するために、コンロを一段下げて設置し、五徳の最上部が天板と面一になるように設計します。

高さを揃えることで、重いダッチオーブンやスキレットを火から下ろす際、持ち上げることなく横にスライドさせるだけで移動できるようになります。また、お玉や菜箸といった調理器具を天板にそのまま置けるため、狭いキャンプサイトでの動線が非常にスムーズになります。設計時はタフまるの脚の高さから五徳までの寸法を正確に測り、天板の厚みを差し引いた「落とし込みの深さ」を算出することが大切です。

熱がこもらない構造にして焦げと変形を防ぐ

タフまるは火力が強いため、使用中はコンロの周囲にかなりの熱が発生します。特に木材でテーブルを自作する場合、コンロ本体と天板の距離が近すぎると、輻射熱によって木材が焦げたり、熱で天板が反ったりする危険性があります。これを防ぐためには、コンロの周囲に指一本分程度の空気の通り道を確保し、熱が逃げる隙間を作ることが不可欠です。

また、カセットボンベを装着するカバー付近の通気性にも配慮が必要です。熱がこもってボンベが高温になると、安全装置が働いて火が消えるだけでなく、最悪の場合は事故に繋がる恐れもあります。コンロが収まる枠の内側にアルミ板を貼って遮熱したり、空気を取り込むためのスリットを側面に設けたりする工夫を施しましょう。見た目の美しさだけでなく、熱をコントロールする設計こそが自作テーブルの質を左右します。

横揺れしない脚と荷重のかけ方を決める

キャンプ用の自作テーブルで意外と見落としがちなのが、調理時の安定性です。タフまる本体の重さに加え、水を入れた大きな鍋や食材を載せると、テーブルにかかる荷重はかなりのものになります。脚部が華奢だと、炒め物などで力を入れた際にガタついたり、最悪の場合はテーブルごと倒れたりするリスクがあります。

安定感を高めるためには、脚の接地面を広くとるか、筋交い(補強材)を入れて横揺れを防ぐ構造にします。また、コンロを中央ではなく片側に寄せて配置する場合は、反対側に重い荷物を置いても重心が安定するように脚の位置を調整しなければなりません。地面が平坦ではないキャンプ場でも安定して自立するように、アジャスター機能付きの脚パーツを採用するのも非常に賢い選択です。

収納サイズと持ち運び方まで先に設計する

素晴らしい機能を持つテーブルが完成しても、車に載らなければキャンプに持ち出す機会は減ってしまいます。自作を開始する前に、自分の車の荷室サイズや他のギアとのパッキングを考慮した「収納サイズ」を決定しておく必要があります。天板を半分に折りたためるようにするのか、あるいは脚を取り外して天板の裏に収納できるようにするのか、構造の工夫が求められます。

また、タフまるは専用のキャリングケースが付属していますが、自作テーブルの中にコンロを収納したまま運べるように設計すると、荷物の個数を減らすことができます。ただし、木材を多用すると重量が増し、持ち運びが苦痛になることもあるため、素材の厚みや種類を選んで軽量化を図ることも重要です。「キャンプ場に持って行くのが楽しみになる」ような、軽さと頑丈さのバランスを追求しましょう。

タフまるのテーブル代わりに使えるおすすめアイテム

自作はハードルが高いと感じる方や、まずは既製品でその利便性を試してみたいという方には、タフまるがピッタリ収まるように設計された市販のテーブルがおすすめです。最近ではガレージブランドから大手メーカーまで、多様な「埋め込み対応テーブル」が登場しています。2026年現在の最新ラインナップから、特に評価の高いアイテムをピックアップしました。

アルペンアウトドアーズ アルミユニットテーブル 88/110

IGT(アイアングリルテーブル)規格のユニットを組み込める拡張性の高いテーブルです。タフまるを設置するための専用ハンガーやプレートを組み合わせることで、理想のキッチンカウンターを構築できます。

商品名アルミユニットテーブル 88/110
特徴IGT互換でユニットの入れ替えが可能。軽量なアルミ製
おすすめポイント別売りのパーツでタフまるを完璧にビルドインできる
公式サイトURLアルペンストア公式サイト

KingCamp BBQテーブル(コンロ対応)KC1911

中央の天板を取り外すことで、カセットコンロを配置できるスペースが生まれる多機能テーブルです。竹製の天板が美しく、キャンプサイトに温かみを与えてくれます。

商品名4つ折り竹製キッチンテーブル
特徴高さを4段階に調整可能。4つ折りでコンパクトに収納
おすすめポイント広い天板スペースを確保しつつ、コンロを効率的に配置できる
公式サイトURLKingCamp公式:KC1911

WILD OUTDOOR タフまるアイアンテーブル

タフまるを愛用するキャンパーのために開発された、武骨なアイアン製テーブルです。耐熱性に優れているため、熱い鍋を直接置くこともでき、プロ仕様の佇まいが魅力です。

商品名タフまる専用アイアンテーブル
特徴頑丈なスチール製で熱に強い。専用設計のフィット感
おすすめポイント火の粉や熱を気にせずガシガシ使える、一生モノの道具
公式サイトURLWILD OUTDOOR公式ストア

武田コーポレーション コンロが置けるマルチテーブル(専用板あり)

コストパフォーマンスに優れた、折りたたみ式のマルチテーブルです。中央にコンロを置くための開口部があり、必要に応じて天板を戻してフラットなテーブルとしても使えます。

商品名コンロが置けるマルチテーブル
特徴リーズナブルな価格設定。軽量で設営が簡単
おすすめポイント手軽にタフまるのビルドインスタイルを試してみたい方に最適
公式サイトURL武田コーポレーション公式サイト

フィールドラック+天板の組み合わせで調理台を作る

ユニフレームのフィールドラックなどに、コンロの形にくり抜かれたサードパーティ製の天板を載せるスタイルです。低重心で非常に安定感があり、ロースタイルのキャンプに最適です。

折りたたみキッチンテーブル(コンロラック付き)を選ぶ

各メーカーから発売されているキッチンテーブルには、横にコンロ専用のラックが付いているものがあります。高さを合わせることはできませんが、調理スペースと火力を分離して広く使えるのがメリットです。

自作テーブルの作り方は「寸法決め→枠→遮熱」で組み立てる

実際にタフまる用のテーブルを自作する際の手順を整理します。DIYの基本は正確な測定にありますが、特に熱を扱うコンロテーブルの場合は、余裕を持った設計が安全性に直結します。木材加工を中心とした、失敗しにくい組み立ての流れを確認していきましょう。

本体サイズとケースサイズを測って設置枠を決める

まずはタフまる本体の寸法を正確に測ります。幅約341mm×奥行283mmですが、これは本体の下部のサイズです。自作テーブルに埋め込む際は、上部の五徳周りやカセットボンベのカバーの干渉も考慮する必要があります。天板に開ける穴のサイズは、本体サイズよりも左右に10mm〜15mm程度の余裕を持たせることがポイントです。

もし「収納時に専用ケースごと入れたい」という場合は、ケースの外寸を測り、そのサイズに合わせて棚板や枠を設計します。コンロを支える底板の位置は、実際に五徳をセットした状態で天板との面を合わせながら微調整できるように、ダボレール(棚受けレール)などを使うと、後から「高さが合わなかった」という失敗を防げます。

天板素材は耐熱と強度で選び、角を処理する

天板に使用する木材は、適度な強度と耐水性があるシナベニヤやアカシア材などが人気です。厚みは12mm〜15mm程度あると、重い鍋を載せてもたわみにくくなります。穴を開けた後の切り口は、ささくれが指に刺さらないように入念にヤスリをかけましょう。また、調理中の汚れを拭き取りやすくするために、耐熱・耐水性のあるウレタン塗装やオイル仕上げを施すのがおすすめです。

天板の角(かど)は、移動時や設営時に他のギアを傷つけたり、自身がぶつけたりしないように、カンナやヤスリで丸く「R処理」を行いましょう。この一手間で、既製品のような高級感が生まれます。また、開口部の内側にはアルミテープを貼ったり、薄いアルミ板を打ち付けたりしておくと、木材への熱の影響を最小限に抑えることができ、長く安全に使い続けることが可能になります。

遮熱板と空気の通り道を作って熱を逃がす

自作テーブルの完成度を左右するのが「熱対策」です。コンロ本体を囲い込むような構造にする場合、コンロと天板の隙間から熱が逃げるように設計します。また、コンロの底面が密閉されないよう、底板に複数の穴を開けたり、パンチングメタルを敷いたりして下からも空気が入るようにしましょう。

カセットボンベの過熱を防ぐため、ボンベカバーが開閉するスペースをしっかり確保し、その周囲には特に熱がこもらないように配慮します。もし木材とコンロの距離が近くなってしまう場合は、市販の「遮熱板」を加工して取り付けることで、放射熱をカットできます。安全第一で、調理中もテーブルが熱くなりすぎないことを事前に自宅の庭などでテストしてから実戦投入することをお勧めします。

固定方法を工夫してズレと転倒を防ぐ

最後に、コンロがテーブルの中で動かないように固定する方法を考えます。タフまるの脚がちょうど収まるような「くぼみ」を底板に作ったり、ストッパーとなる小さな木片を取り付けたりすることで、調理中に鍋をかき混ぜてもコンロがズレなくなります。これにより、意図せず天板の端にコンロが接触して加熱されるのを防ぐことができます。

また、テーブル自体の転倒防止として、脚の開きを固定するロック機構や、重心を低く保つ設計を心がけましょう。キャンプ場は常に風が吹いていたり、地面が柔らかかったりするため、家庭用家具以上に「頑丈さ」が求められます。すべてのネジがしっかりと締まっているか、荷重がかかった時に接合部が歪んでいないかをチェックし、安心して美味しいキャンプ飯を作れる土台を完成させましょう。

タフまるの自作テーブルは「熱対策」と「揺れ対策」を作り込みで完成する

タフまるを愛用する方にとって、理想の自作テーブルを完成させることは、キャンプの楽しみを何倍にも広げてくれる素晴らしいプロジェクトです。五徳と天板の高さを揃えることで得られる快適な調理動線、そして熱や揺れを計算に入れた安全な構造は、既製品にはない満足感を与えてくれます。

「ミリ単位の寸法チェック」と「十分な遮熱対策」という2つのポイントを丁寧に作り込めば、あなたのキャンプサイトはより洗練された空間へと生まれ変わります。自作のハードルを感じる場合は、紹介した市販のテーブルをベースにカスタマイズから始めるのも良い方法です。自分だけのこだわりのキッチンで、最高のキャンプ飯を振る舞う時間を存分に楽しみましょう。

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この記事を書いた人

休日は川や湖でのんびりカヌーを楽しむのが大好きなアウトドア女子です。自然の中で過ごす時間が心地よく、その魅力をもっとたくさんの人に知ってもらいたいと思い、記事を書き始めました。
これから「カヌーやキャンプをやってみたい!」と思った方が、一歩踏み出すきっかけになるような記事をお届けしていきます。

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