\ ポイント最大11倍! /

スノーピークのIGTをカスタム!パーツやユニット選び

スノーピークの「IGT(アイアングリルテーブル)」は、自分のキャンプスタイルに合わせてテーブルやキッチンを自由に組み上げられる画期的なシステムです。その拡張性の高さから、初心者からベランピングを楽しむ層まで幅広く愛されていますが、選択肢が多すぎて「何から揃えればいいのか」と迷うことも少なくありません。機能的で美しい自分だけのIGTを構築するためのカスタム術を紐解いていきましょう。

目次

スノーピークのIGTをカスタムするなら「ユニット設計」から考えるのが気持ちいい

IGTの最大の魅力は、全てのパーツが共通の規格で設計されている点にあります。この規格を理解せずに感覚だけでパーツを選んでしまうと、いざ現場で組み合わせた時に隙間ができたり、必要な道具が収まらなかったりする原因になります。カスタムを始める前に、まずはIGTの根幹である「ユニット」という考え方を整理し、理想のキッチン像を固めることから始めてみてください。

1ユニットの考え方が分かると組み合わせが一気にラクになる

IGTの世界には「1ユニット」という基本のサイズ規格が存在します。これは幅250mm×奥行き360mmの長方形を指しており、全てのフレームや天板はこのサイズを基準に設計されています。例えば、標準的なバーナーやウッドテーブルなどは1ユニット分を占有し、小さな天板やトレーには「ハーフユニット(幅125mm)」という半分のサイズも用意されています。

このルールさえ覚えてしまえば、自分が持っているフレームに何枚の天板が入るのか、バーナーの隣にどれくらいの作業スペースを確保できるのかが瞬時に計算できるようになります。パズルのようにパーツをはめ込んでいく過程は、IGTカスタムにおいて最も楽しい時間の一つです。まずは1ユニットの面積を基準にして、自分の料理スタイルに何ユニット分のスペースが必要かを想像してみるのが、失敗しないカスタムへの第一歩です。

まずはフレーム幅と脚の高さで「土台の使い方」を固める

カスタムの土台となる「フレーム」には、主に3ユニット分が入る「IGTフレーム」と、4ユニット分が入る「IGTフレームロング」の2種類があります。さらに最近では、より軽量で持ち運びやすい「エントリーIGT」なども選択肢に加わりました。ソロキャンプなら3ユニット、家族やグループで囲むなら4ユニットを選ぶのが一般的ですが、車への積載スペースや重量も考慮して慎重に選びましょう。

フレームを決めたら、次に重要なのが「脚の高さ」です。IGTには300mm(お座敷)、400mm(ロー)、660mm(ミドル)、830mm(立ち作業)の4つの高さが用意されています。現在の主流は、椅子に座りながら調理や食事がしやすい400mmのロースタイルです。一度高さを決めてしまうと、後から全ての脚を買い直すのはコストがかかるため、自分のキャンプ用チェアとの相性を最優先に考えて土台を固めることが大切です。

調理・配膳・片付けの動線を作るとカスタムがブレない

IGTをカスタムする際、見た目のお洒落さと同じくらい大切なのが「動線」の設計です。キッチンが機能的でないと、調理中に何度も立ち上がったり、道具を探したりすることになり、せっかくのキャンプが慌ただしくなってしまいます。基本は「火の通り道」と「水の通り道」、そして「食材を切る場所」を一直線、あるいはL字型に配置することです。

例えば、右利きの人の場合、左から「食材を置くスペース」「フラットバーナー」「作業用のウッド天板」という順で並べると、スムーズに調理が進みます。さらに、フレームのサイドに「レール」を取り付けてシェラカップを吊るしたり、下段に「メッシュトレー」を配置して洗った食器を置くスペースを作ったりすると、調理から片付けまでの流れが劇的にスムーズになります。自分の立ち位置を固定したまま、どこまで手が届くかを意識してレイアウトを考えてみてください。

重さと積載を先に決めると買い足しが無駄になりにくい

IGTカスタムに夢中になると、ついつい忘れがちなのが「総重量」の問題です。IGTはステンレスやアルミのフレームに、重厚な天板やバーナーを組み合わせるため、フルカスタムするとかなりの重さになります。特に4ユニットフレームにステンレス製の天板をぎっしり詰め込むと、一人で運ぶのが困難になることもあります。

そこで、カスタムの初期段階で「自分が許容できる重さ」と「車の積載限界」を想定しておくことをおすすめします。例えば、軽さを重視したい場合は、天板の一部を竹素材のウッドテーブルにしたり、フレーム自体を軽量なモデルにするなどの工夫が必要です。また、脚を収納するケースやフレームを保護するバッグなど、運搬用の周辺道具も予算に含めておくと、現場での設営・撤収がぐっと楽になります。「増やしすぎないカスタム」も、洗練されたキャンプサイトを作るための重要な視点です。

IGTカスタムで満足度が上がるおすすめ定番パーツ

IGTのカスタムにおいて、これを選んでおけば間違いないという定番のパーツを紹介します。機能性はもちろん、所有欲を満たしてくれるスノーピークならではの質感にも注目して選んでみてください。

IGTフレーム(例:CK-149/CK-150)でレイアウトの土台を作る

全てのカスタムの出発点となるのがこのフレームです。シンプルながらも強靭な構造で、長く使い続けることができます。自分のスタイルに合わせてユニット数を選びましょう。

項目内容
素材アルミニウム合金、ステンレス
特徴脚(別売)を差し込むだけで自立し、自由にユニットを組める
公式サイトIGTフレーム 商品詳細

フラットバーナー(GS-450R)で調理をテーブルに一体化する

IGTカスタムにおいて最も人気の高いパーツの一つです。1ユニットサイズにぴったり収まり、テーブルの表面をフラットに保ったまま調理ができるのが最大の特徴です。

項目内容
出力3,000kcal/h
特徴耐風性に優れた設計で、五徳を外して掃除も簡単
公式サイトフラットバーナー 商品詳細

ウッドテーブル(例:CK-125TRなど)で置き場所と見た目を整える

バーナーの隣に配置することで、調理作業や食事のスペースを作り出す竹製の天板です。竹素材の温かみのある質感が、金属製のフレームと美しく調和します。

項目内容
素材竹集成材
サイズ1ユニット分(ハーフユニットもあり)
公式サイトウッドテーブル 商品詳細

ステンレストレー 1ユニット(CK-085)で一時置きと耐熱ゾーンを作る

熱い鍋をそのまま置くことができるステンレス製のトレーです。汚れを拭き取りやすく、ウッドテーブルと組み合わせて使うことで機能性が大幅にアップします。

項目内容
素材ステンレス
特徴耐熱性が高く、下段に物を隠す蓋としても機能する
公式サイトステンレストレー1ユニット 商品詳細

ステンレストレー ハーフユニット(例:FES-086-BK)で小物置き場を増やす

隙間を埋めるのに便利なハーフサイズのトレーです。カトラリーや調味料など、調理中に頻繁に使う小物を置いておくのにちょうど良いスペースを作り出せます。

項目内容
素材ステンレス(ブラックカラー等もあり)
特徴1ユニットの半分サイズ。レイアウトの微調整に便利
公式サイトステンレストレーハーフ 商品詳細

収納ケース(例:UG-903)で持ち運びのストレスを減らす

重量のあるフレームや天板をまとめて収納できる専用バッグです。強度の高い素材が使われており、車への積み込み時にも他のギアを傷つける心配がありません。

項目内容
素材ポリエステル、PVC
特徴フレームと天板を分けて収納できるポケット付き
公式サイトユニットギアバッグ 商品詳細

追加天板・トレー類で「置く場所の不足」をピンポイントで解消する

フレームの外側に拡張できる「マルチファンクションテーブル」などは、大人数でのキャンプで重宝します。必要な時にだけスペースを広げられる柔軟性がIGTの魅力です。

項目内容
種類ロング、コーナー、左右の拡張など豊富
特徴ジョイントパーツでフレームに連結し、脚を足すだけで広がる
公式サイト拡張テーブル一覧

目的別のIGTカスタム例とよくあるハマりどころ

IGTは自由度が高い反面、自分の目的を絞り込まないと、パーツを買いすぎてしまったり、使い勝手が悪くなったりすることがあります。ここでは、よくある使用シーン別のカスタム例と、初心者が陥りやすい注意点について解説します。

ソロの調理は「バーナー+作業面」を最短動線で作る

ソロキャンプでのIGTカスタムは「ミニマムかつ高機能」がテーマです。おすすめの構成は、3ユニットフレームを使用し、「フラットバーナー」を中央に配置、その両脇を「ウッドテーブル(ハーフ)」や「ステンレストレー」で固めるレイアウトです。これにより、座ったままの状態で右側で食材を切り、中央で加熱し、左側にお皿を置くという最短動線が完成します。

よくあるハマりどころは、ソロなのに大きな4ユニットフレームを選んでしまうことです。スペースに余裕は生まれますが、パッキングが大変になり、設営の負担も増えてしまいます。ソロの場合は、フレームを最小限にしつつ、サイドに「ガビングフレーム(ゴミ袋掛け)」を取り付けるなど、限られたユニット数を最大限に活かす工夫を凝らしてみるのがおすすめです。

ファミリーは「配膳面」を広げてテーブル仕事を分担する

家族でのキャンプでは、調理スペースだけでなく「子供が食事をする場所」や「配膳スペース」の確保が重要です。4ユニットの「IGTフレームロング」をベースにし、端にバーナーを、中央から反対側の端にかけて広めのウッド天板を配置するレイアウトが使いやすいです。火元を端に寄せることで、お子様が火に近づきすぎるのを防ぐ安全面でのメリットもあります。

ファミリーカスタムで失敗しやすいのは、天板を全てステンレスや鉄製にしてしまうことです。見た目は格好良いですが、竹製の天板に比べて重量が重くなり、冬場は触れると非常に冷たく感じてしまいます。食事をメインにするスペースには竹製の天板を選び、熱い鍋を置く場所だけをステンレスにするなど、素材の使い分けを意識すると家族全員が快適に過ごせます。

ロースタイルは高さを揃えて椅子との相性を優先する

現在のキャンプシーンで最も人気のある「400mm脚」を使用したロースタイルカスタム。このスタイルを成功させる鍵は、周囲の家具との「高さの統一感」です。IGTの高さが400mmであれば、焚き火台や他のアウトドアテーブルも同じ高さ、あるいは少し低めに揃えることで、視界が広がり、リラックスした空間が生まれます。

注意点としては、脚の長さ選びです。一度400mmで揃えると、追加の天板やマルチファンクションテーブルも全て400mm脚で揃える必要が出てきます。途中で高さを変えたくなった場合、全ての脚セットを買い直すことになり、コストが膨らんでしまいます。まずは自分のメインチェアに座り、机の上が膝より少し高い位置に来るかどうかをしっかりシミュレーションしてから高さを決めてください。

自宅やベランダは汚れ対策と熱対策を前提に組む

IGTはその美しさから、自宅のリビングやベランダで常用する人も増えています。家で使う場合のカスタムのポイントは「床の保護」と「掃除のしやすさ」です。脚の先には保護キャップを付けるか、マットを敷くなどの対策をしましょう。また、ベランダでバーナーを使用する場合は、火の粉が飛ばないように風防を併用したり、熱が直接床に伝わらないよう配置を工夫したりする必要があります。

屋内での使用で意外な落とし穴になるのが「重さによる床への負担」です。キャンプ場のような土の上とは違い、フローリングでは特定の場所に荷重が集中します。家で使うなら、重いステンレスパーツを多用しすぎず、竹天板をメインにして軽量化を図るのが賢明です。また、料理の油はねが気になる場合は、1ユニットのステンレス製トレーをコンロの周囲に配置しておくと、使用後の拭き掃除が非常に楽になります。

スノーピークのIGTカスタムは「使い方→ユニット→収納」の順で整う

IGTのカスタムは、単にパーツを集めることではありません。自分がどんな料理を作り、どんな景色の中で食事を楽しみたいかという「使い方」を明確にし、それを1ユニットという「規格」に当てはめて、最後にどうやって運ぶかという「収納」までを考えるトータルデザインです。一つずつパーツを吟味し、少しずつ理想に近づけていく過程こそが、IGTというシステムの本当の楽しみ方といえます。まずは基本のフレームと1枚の天板から、あなただけの至福のキッチンを作り上げてみてください。“`

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

休日は川や湖でのんびりカヌーを楽しむのが大好きなアウトドア女子です。自然の中で過ごす時間が心地よく、その魅力をもっとたくさんの人に知ってもらいたいと思い、記事を書き始めました。
これから「カヌーやキャンプをやってみたい!」と思った方が、一歩踏み出すきっかけになるような記事をお届けしていきます。

目次