ノースフェイスのゴアテックス選びで失敗しない基準とおすすめ7選

ノースフェイスのゴアテックスおすすめモデルをお探しですか?過酷な山岳地帯から雨の日の通勤まで、圧倒的な防水透湿性を誇る一着は、持っているだけで安心感が違います。今回は、数あるラインナップの中から今買うべき名作を厳選し、失敗しない選び方と共にご紹介します。

目次

ノースフェイスのゴアテックスを選ぶ基準

用途に合う層数で選ぶ

ゴアテックス製品には、大きく分けて「2層(2レイヤー)」と「3層(3レイヤー)」の構造があります。この構造の違いは、着心地や耐久性に直結するため、まずはここを理解することが大切です。

2層構造は表地とゴアテックスメンブレンを貼り合わせたもので、裏地がメッシュなどで独立しているタイプが多いです。しなやかで着心地が良く、街着や軽いハイキングに適しています。裏地がある分、肌離れが良いのが特徴です。

一方で3層構造は、表地・メンブレン・裏地をすべて一体化させたものです。非常にタフで、本格的な登山や雪山での使用を想定しています。裏地が保護されているため摩耗に強く、過酷な環境下でもパフォーマンスが落ちにくいのがメリットです。

用途が「週末のキャンプや雨の日の通勤」であれば2層でも十分ですが、「アルプス登山や長期縦走」を考えるなら、迷わず3層構造を選びましょう。自分の活動範囲に合わせた層数選びが、快適さを左右する最大のポイントになります。

活用シーンの重量で選ぶ

「軽さは正義」という言葉がある通り、アウトドアにおいて重量は体力消耗に直結する重要な要素です。ノースフェイスのゴアテックスジャケットは、モデルによって重さが驚くほど異なります。

例えば、軽量性を重視したモデルは300gを切るものもあり、バッグの片隅に入れても負担になりません。夏山のレインウェアや、予備の防寒着として持ち歩くなら、こうしたライトウェイトモデルが最適です。薄くても防水性は完璧なので、スピードハイクにも向いています。

対して、防風性や耐久性を重視したハードシェルは500gから700gを超えるものもあります。これらは生地が厚く、岩場での擦れや強風に耐えられる設計です。安心感は抜群ですが、常に着用して動くことが前提の重さとなります。

自分が「常に着て動くのか」それとも「お守りとして持ち歩くのか」を明確にしましょう。動きやすさを優先するのか、身を守る堅牢さを優先するのかで、選ぶべき重量バランスが決まってきます。

必要な透湿性能で選ぶ

ゴアテックスの真骨頂は「雨を防ぎながらムレを逃がす」透湿性能にあります。しかし、ゴアテックスの中にも種類があり、透湿性のレベルには差が存在します。汗をかきやすい活動をするなら、この性能を無視できません。

特に「GORE-TEX Active」などの素材を採用したモデルは、激しい運動に対応できるよう透湿性が極めて高く設計されています。トレイルランニングや急勾配の登りなど、心拍数が上がるシーンでは、この透湿性能がウェア内のドライ感を保つ鍵となります。

一方、一般的な「GORE-TEX Products」はバランス型です。日常的な使用や、ゆったりとしたトレッキングであれば十分な性能を持っています。透湿性が高いほど価格も上がる傾向にあるため、自分の運動強度に見合ったスペックを見極めることが賢い選択です。

ムレを放置すると、冬場は「汗冷え」による低体温症のリスクを招きます。自分がどの程度汗をかくのか、どの程度の運動強度で着用するのかをイメージして、透湿性能のランクを検討してみてください。

サイズ感と着丈で選ぶ

最後に忘れてはならないのが、サイズ感と着丈のバランスです。ノースフェイスのジャケットは、モデルによって「スリムフィット」と「ゆったりめ」の設計がはっきり分かれています。

冬場に厚手のフリースやインナーダウンを中に着込む想定であれば、少し余裕のあるサイズ選びが必要です。逆に、夏用の薄いベースレイヤーの上に羽織るだけなら、ジャストサイズの方が風によるバタつきを抑えられ、見た目もスマートになります。

また、着丈の長さも重要です。着丈が長いモデルは、腰回りをしっかりカバーできるため、防寒性や防水性が高まります。一方、着丈が短いモデルは足さばきが良く、アクティブな動きや自転車のライディングに適しています。

試着の際は、実際に中に着るであろう服を着用した状態で、腕を上げたり屈んだりして「裾が上がりすぎないか」を確認してください。自分の体型とレイヤリングを考慮した最適なサイズが、最高のパフォーマンスを引き出します。

おすすめのノースフェイス製品厳選7選

マウンテンライトジャケット|定番の万能モデル

ノースフェイスを代表する人気モデルで、やや長めの着丈とアイコニックな切り替えデザインが特徴。街着としても圧倒的な支持を得ていますが、本格的な防水性も兼ね備えた万能な一着です。

商品名マウンテンライトジャケット
価格帯約40,000円〜
特徴アイコニックなデザインと耐久性を両立
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マウンテンジャケット|最高峰の耐久性と機能性

1985年の登場以来、改良を重ねてきた頂点モデル。150デニールの堅牢な表地は、岩場や冬山でのハードな使用にも耐えうる最強のスペックを誇ります。一生モノを探している方に最適です。

商品名マウンテンジャケット
価格帯約55,000円〜
特徴シリーズ最強の耐久性とプロ仕様の機能
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クライムライトジャケット|軽量で持ち運びに最適

軽量かつコンパクトに収納できる、持ち運びに便利な3レイヤーモデル。無駄を削ぎ落としたミニマルなデザインながら、雨の中での長時間の活動も快適にサポートする実力派です。

商品名クライムライトジャケット
価格帯約39,000円〜
特徴軽量コンパクトで、雨天時の登山の相棒に最適
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オールマウンテンジャケット|全天候型の本格仕様

しなやかな着心地のGORE-TEX C-KNITを採用した、オールシーズン対応モデル。透湿性が非常に高く、夏山のレインウェアから冬の中間着まで、文字通り「オールマイティ」に活躍します。

商品名オールマウンテンジャケット
価格帯約50,000円〜
特徴極上の着心地と高い透湿性を備えた3層シェル
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ドットショットジャケット(GTX)|高い汎用性

定番のドットショットにゴアテックスを採用した進化版。厚すぎず薄すぎない生地感は、春夏のハイキングから秋のキャンプまで、季節を問わずサッと羽織れる機動力が魅力です。

商品名ドットショットジャケット(GTX)
価格帯約35,000円〜
特徴汎用性が高く日常からアウトドアまでカバー
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マウンテンダウンジャケット|防寒性と防水の両立

ゴアテックスの表地に、高品質なクリーンダウンを封入した最強の防寒ウェア。雨や雪に強い防水性を持ちながら、抜群の保温力を提供するため、真冬のアウトドアや寒冷地での活動に欠かせません。

商品名マウンテンダウンジャケット
価格帯約70,000円〜
特徴防水透湿と圧倒的な暖かさを兼ね備えた冬の王者
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コンパクトジャケット(GTX)|タウンユースに特化

ゴアテックスの機能を、より日常に溶け込むスタイルで実現したモデル。落ち着いた質感とシンプルなシルエットは、雨の日の通勤や旅行先でのアウターとして非常に重宝します。

商品名コンパクトジャケット(GTX)
価格帯約30,000円〜
特徴街に馴染むデザインと信頼の防水スペック
公式サイト公式サイトはこちら

ノースフェイス製品を比較する際のポイント

本体の重量と収納性

登山やバックパッキングを計画している場合、ジャケットの重量は装備全体の軽量化に大きく関わります。特に予備として携行する場合、付属のスタッフサックにどれだけ小さく収まるかという「収納性」が重要な比較軸になります。

軽量モデルは、薄いデニールの生地を採用することで、リンゴ一個分程度の重さに抑えられていることもあります。荷物を極限まで減らしたいUL(ウルトラライト)スタイルや、晴天率の高い日の予備には、こうしたコンパクトなモデルが非常に有利です。

対して重量のあるモデルは、その分だけ生地に厚みがあり、安心感をもたらしてくれます。キャンプや車移動がメインなら重さは気になりませんが、人力で移動する時間が長いほど、重量と収納性のバランスをシビアに見極める必要があります。

生地の厚さと耐久性

ノースフェイスのジャケットには「デニール」という単位で生地の厚さが表記されています。この数値が大きいほど、生地は厚く、引き裂きや摩耗に対する耐久性が強くなります。自分の活動が「岩場を通るか」が一つの目安です。

150デニールを超えるような厚手の生地は、尖った岩や枝に引っ掛けても破れにくく、過酷な状況下で身を守る鎧のような役割を果たします。一方で生地が硬くなるため、多少のゴワつき感が出ることもあります。

逆に15〜30デニール程度の薄手モデルは、非常にしなやかで動きやすく、着ていることを忘れるほどです。しかし、激しい摩擦には弱いため、丁寧な扱いが求められます。耐久性と動きやすさのどちらを優先するか、活動環境から逆算して選びましょう。

ヘルメット対応の有無

本格的な登山やクライミング、あるいはスノーアクティビティを想定しているなら、フードが「ヘルメット対応」かどうかを確認してください。これは単にフードが大きいだけでなく、調整機構が備わっているかを指します。

ヘルメット対応モデルは、フードを被った状態でも視界を遮らず、首の動きを妨げない設計になっています。また、ドローコードでフードを絞ることで、ヘルメットを着用していない時でもフィット感を保てるよう工夫されています。

逆に、日常使いや軽いハイキングがメインであれば、ヘルメット非対応のコンパクトなフードの方が首元がスッキリし、風によるバタつきも抑えられます。自分の趣味の延長線上にヘルメット着用の可能性があるかどうか、しっかり考慮すべき点です。

ベンチレーションの有無

ゴアテックスの透湿性能を補完し、一気にウェア内の熱を逃がすのが「ベンチレーション」です。脇の下などに配置されたファスナーを開閉することで、汗をかく前に体温調整を行うことができます。

特にマウンテンジャケットなどの本格モデルには、長めのベンチレーションが装備されており、運動量が多い時の温度管理に絶大な威力を発揮します。これがあるだけで、ウェアを脱ぎ着する手間を大幅に減らすことが可能です。

一方で、軽量化を優先したモデルやタウンユース向けモデルでは、この機能が省略されていることが多いです。汗っかきな方や、アップダウンの激しいルートを歩く方は、ベンチレーションの有無を比較の優先順位に加えることをおすすめします。

ゴアテックス製品を長く愛用するためのコツ

専用洗剤での定期的な洗濯

「ゴアテックスは洗ってはいけない」という誤解がありますが、実は正反対です。皮脂や泥汚れはメンブレンの目詰まりを引き起こし、透湿性能を著しく低下させます。性能を維持するためには、定期的な洗濯が不可欠です。

洗濯機で洗う際は、市販の合成洗剤ではなく「アウトドアウェア専用洗剤」を使用してください。一般的な洗剤に含まれる柔軟剤や漂白剤、蛍光増白剤は、撥水機能を損なう原因となるため厳禁です。

ファスナーやベルクロをすべて閉め、ネットに入れてから弱水流で洗いましょう。汚れをしっかり落とすことで、メンブレンの「呼吸」が守られ、いつまでも購入時のような快適な着心地をキープすることができます。

乾燥機による撥水力の回復

洗濯後、自然乾燥だけでは表面の撥水性は完全には戻りません。ゴアテックスの表地にある細かな繊維(ウブ毛のようなもの)を立たせるには、熱を加えることが最も効果的です。

洗濯して乾かした後に、低温設定の乾燥機で20分ほど加熱するか、当て布をしてアイロンを軽くかけることで、撥水機能が劇的に回復します。水滴がコロコロと転がる様子が戻ってきたら、メンテナンス成功の証です。

撥水性が落ちて表面が水で濡れた状態(べたつき)になると、透湿性が阻害されて中がムレやすくなります。熱処理は、単に水を弾くだけでなく、ウェアの性能を100%引き出すための重要な工程だと覚えておきましょう。

直射日光を避けた保管方法

保管環境も、ジャケットの寿命に大きく関わります。洗濯後の乾燥や日々の保管場所として、直射日光が当たる場所は避けてください。紫外線は生地の劣化や色あせを早める原因になります。

また、湿度の高い場所での保管は「加水分解」による裏地の剥離を招く恐れがあります。風通しの良い、暗所での吊り下げ保管がベストです。長期間クローゼットに入れる場合は、防湿剤を併用するのも良い方法です。

車の中に放置するのも、夏の高温によるダメージが大きいためおすすめしません。大切な一着を劣化から守るために、「清潔、乾燥、暗所」の3原則を意識した保管を心がけましょう。

剥離を防ぐための汚れ落とし

特に襟元や袖口は、直接肌が触れるため、汗や皮脂が蓄積しやすい箇所です。これらの汚れを放置すると、裏地のテープが剥がれたり、生地が浮き上がったりする「剥離」の原因になります。

シーズンオフだけでなく、目立つ汚れがある時は、その部分だけ中性洗剤を薄めたもので部分洗いをする習慣をつけましょう。汚れが定着する前にケアすることが、トラブルを未然に防ぐコツです。

万が一、シームテープ(縫い目の防水テープ)が剥がれてきた場合は、早めにメーカーの修理サービスに相談してください。早期のメンテナンスが、結果的に一着のジャケットを10年、20年と長く使い続けることにつながります。

自分に最適な一着を見つけて快適に過ごそう

ノースフェイスのゴアテックス製品は、単なる衣類を超えた「信頼できる道具」です。今回ご紹介した選び方の基準や比較ポイントを参考に、あなたのライフスタイルに最もフィットする一着をぜひ見つけてください。

マウンテンライトジャケットのような万能型から、マウンテンジャケットのような究極の堅牢モデルまで、どの選択肢もあなたの冒険や日常を強力にバックアップしてくれます。高価な買い物ではありますが、その機能性と耐久性を考えれば、間違いなく投資に見合う価値があります。

正しいメンテナンスを施せば、そのジャケットは数年、あるいはそれ以上の長い時間を共に歩む相棒になるはずです。雨の日が待ち遠しくなるような、袖を通すたびに気分が上がるお気に入りの一着を。その手にした瞬間から、あなたのフィールドはもっと自由に、もっと快適に広がっていきます。

これから始まる新しいシーズンに向けて、最高の一着とともに、自信を持って外の世界へ踏み出しましょう。この記事が、あなたの納得のいく買い物をサポートする一助となれば幸いです。

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この記事を書いた人

休日は川や湖でのんびりカヌーを楽しむのが大好きなアウトドア女子です。自然の中で過ごす時間が心地よく、その魅力をもっとたくさんの人に知ってもらいたいと思い、記事を書き始めました。
これから「カヌーやキャンプをやってみたい!」と思った方が、一歩踏み出すきっかけになるような記事をお届けしていきます。

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