アークテリクスのマンティス26は、街中で見かけない日がないほどの大人気モデルです。しかし、その丸みを帯びた独特のフォルムや、ブランドロゴの存在感から「ださく見えないかな」と不安に感じる方もいるようです。実際には、選び方や使い方のコツを押さえるだけで、一気に洗練された都会的な印象に変わります。マンティス26を格好良く使いこなすためのポイントを紐解いていきましょう。
マンティス26はださい?そう見える原因と印象が変わるポイント
マンティス26が「ださい」という印象を持たれてしまうのには、いくつか具体的な理由があります。多くの場合、バッグ自体のデザインの問題というよりも、服装との組み合わせや、荷物の入れ方によるシルエットの崩れが原因です。アウトドアブランドとしての個性が強いからこそ、街着として取り入れる際には少しの工夫で印象が劇的に良くなります。
ロゴが目立つとスポーティに寄りやすい
アークテリクスの象徴である始祖鳥のロゴは非常に洗練されていますが、配色によってはかなり目立ちます。特に、以前の定番だったブラックの生地にゴールドやイエローの刺繍が施されたモデルは、ブランドの主張が強く、スポーティな印象が際立ちます。
この「アウトドア感」が強すぎると、落ち着いた街着やきれいめのファッションから浮いてしまい、野暮ったく見えてしまうことがあります。最近のモデルでは、ロゴが生地と同色の「トーン・オン・トーン」のデザインも増えています。ロゴを目立たせたくない場合は、こうした控えめな配色のモデルを選ぶことで、一気に都会的で大人っぽい雰囲気になります。ロゴをファッションの主役にするのではなく、全体のバランスの一部として馴染ませることが、おしゃれに見せる第一歩です。
服の系統が合わないと浮いて見えることがある
マンティス26は、丸みを帯びた柔らかいフォルムが特徴のバックパックです。そのため、あまりにカチッとしたフォーマルなスーツや、逆に極端にダボついたルーズな服装に合わせると、バッグだけが浮いて見えることがあります。
特に、ジャケットの肩のラインをバッグのストラップが大きく潰してしまったり、薄手の繊細な素材の服にゴツいバックパックを背負ったりすると、全体のシルエットが崩れてしまいます。マンティス26を格好良く見せるには、適度にカジュアルな要素を含んだファッションとの組み合わせが最適です。例えば、細身のパンツにスウェットや、カジュアルなセットアップなどの「クリーンなカジュアル」に合わせると、バッグのボリューム感が程よいアクセントになり、だささを感じさせないスタイルが完成します。
色選びで通勤向きかカジュアル寄りかが変わる
色の選択は、バッグが周囲に与える印象を大きく左右します。マンティス26には、定番のブラックの他にも、グレー、ネイビー、そしてシーズン限定の明るいカラーなどがラインナップされています。
ビビッドなカラーや、パーツごとに色が異なるマルチカラーは、アウトドアシーンや学生の通学用としては非常に映えますが、大人の通勤や街歩きでは子供っぽく見えてしまうリスクがあります。ビジネスシーンでも活用したいのであれば、迷わずブラックかダークグレー系の無彩色を選んでください。一方で、普段の服装がモノトーン中心の方なら、あえて落ち着いたトーンのネイビーやオリーブを選ぶと、周囲と差別化でき、洗練された印象になります。自分の主な使用目的が「仕事」なのか「遊び」なのかを明確にして色を選ぶことが、失敗を防ぐ鍵となります。
荷物の入れ方で形が崩れると野暮ったく見えやすい
マンティス26はソフトな質感の生地を使用しているため、中に入れる荷物の量や配置によって外観の形が変わりやすいという特性があります。
例えば、底の方に重い荷物を詰め込みすぎると、バッグの下側だけがボテッと膨らみ、全体的に「下がった」ようなだらしないシルエットになります。また、フロントのポケットに小物を詰め込みすぎると、表面がデコボコしてしまい、せっかくの流線型のフォルムが台無しになります。内部にあるPCスリーブやオーガナイザーポケットを活用して、荷物を適切な位置に固定することが重要です。背中側に平らな荷物(PCや書類)を配置し、バッグ全体の厚みが均一になるようにパッキングするだけで、背負った時の後ろ姿が驚くほどスッキリし、洗練された印象を与えられるようになります。
マンティス26と比較しやすいおすすめバックパック
マンティス26を検討しているなら、同じアークテリクス内の他モデルや、他ブランドの定番モデルも比較対象に入れると、より納得のいく選択ができます。容量やデザイン、機能性の違いを表にまとめました。
アークテリクス Mantis 26 Backpack(定番容量で万能)
シリーズで最も支持されているモデルです。整理しやすい複数のポケットと、街使いに丁度良い26Lという容量が最大の魅力です。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 容量 | 26L |
| 重量 | 約840g |
| 特徴 | 高い収納性と背負い心地の良さ |
| 価格 | 約27,500円(税込) |
| 公式サイト | アークテリクス公式 – Mantis 26 |
アークテリクス Mantis 20 Backpack(小さめで見た目が軽い)
26Lだと少し大きく感じる方や、小柄な方におすすめなのが20Lモデルです。よりコンパクトでスッキリした印象を与えられます。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 容量 | 20L |
| 重量 | 約770g |
| 特徴 | スマートな外観で女性にも人気 |
| 価格 | 約22,000円(税込) |
| 公式サイト | アークテリクス公式 – Mantis 20 |
アークテリクス Arro 22 Backpack(縦長シルエットで大人っぽい)
独特のセンタージップと防水素材が特徴の名作です。マンティスよりも縦長のシルエットで、より都会的でモードな印象になります。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 容量 | 22L |
| 重量 | 約1,080g |
| 特徴 | 高い防水性と独創的なデザイン |
| 価格 | 約33,000円(税込) |
| 公式サイト | アークテリクス公式 – Arro 22 |
アークテリクス Granville 16 Backpack(ミニマルで通勤向き)
ロゴさえも控えめな、極限までシンプルさを追求したモデルです。雨に強く、ビジネスウェアとの相性が抜群に良いです。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 容量 | 16L |
| 重量 | 約760g |
| 特徴 | 無駄を省いたミニマルデザイン |
| 価格 | 約34,100円(税込) |
| 公式サイト | アークテリクス公式 – Granville 16 |
ザ・ノース・フェイス シャトルデイパック(ビジネス寄り)
ビジネスリュックの王道モデルです。スクエア型で自立しやすく、PCや書類の持ち運びに特化した設計が魅力です。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 容量 | 24.5L |
| 重量 | 約980g |
| 特徴 | スーツに合う洗練された外観 |
| 価格 | 約25,300円(税込) |
| 公式サイト | ゴールドウイン公式 – Shuttle Daypack |
パタゴニア レフュジオ・デイパック 26L(街でも使いやすい)
マンティスと同じ26Lながら、よりシンプルな一気室構造のモデルです。取り外し可能なPCケースが付属し、汎用性が高いです。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 容量 | 26L |
| 重量 | 約735g |
| 特徴 | 環境配慮型素材と実用的な収納 |
| 価格 | 約19,250円(税込) |
| 公式サイト | パタゴニア公式 – Refugio Daypack |
マンティス26をださく見せない選び方と使い方
マンティス26をおしゃれに着こなすためには、購入時のモデル選びから日々のメンテナンス、背負い方に至るまで、少しの「意識」を持つことが大切です。高機能なアウトドアアイテムだからこそ、あえて街の風景に馴染ませるための工夫を凝らすことで、あなたのスタイルを格上げする最強の相棒になります。
黒一択にせずグレー系で馴染ませる選び方もあり
「とりあえず黒」を選びがちですが、マンティス26の丸みのあるデザインを活かすなら、グレーやチャコールといったニュアンスカラーを選ぶのも賢い選択です。ブラックは確かに無難ですが、コントラストが強すぎて服から浮いてしまうこともあります。
グレー系のモデルは、ブラックよりも視覚的な重さが軽減され、ベージュやカーキといったアースカラーの服とも非常に馴染みが良くなります。また、最近のモデルではロゴが生地と同系色のものが多く、より控えめで上品な印象になります。周囲と少し違うこだわりを見せつつ、大人の落ち着きを演出したいのであれば、あえてブラックを避けた色選びが、だささを回避する上級者のテクニックと言えます。
荷物は仕切りを使って膨らみすぎを防ぐ
マンティス26の内部は複数のポケットに分かれていますが、これらを正しく使いこなすことが、美しいシルエットを保つための秘訣です。特に、背中側にあるハイドレーションポケット(PCスリーブとしても使用可能)に平らなものを入れることで、背面の形状を一定に保つことができます。
また、細かいガジェット類をそのままバラバラに入れるのではなく、バッグインバッグやポーチを使って仕分けるのがおすすめです。これにより、特定の場所だけがボコッと膨らむのを防ぎ、バッグ全体を均一な厚みに保てます。美しい卵型のフォルムを維持するためには、中の荷物が移動しないように隙間なく、かつ詰め込みすぎない「腹八分目」のパッキングを心がけることが大切です。
ストラップ調整で背中に沿わせると見た目が整う
バックパックの背負い方は、見た目の印象を左右する極めて重要なポイントです。ストラップを長くして低い位置で背負う「腰パン」のようなスタイルは、マンティス26のような丸いバッグではだらしない印象を強めてしまいます。
理想的なのは、ストラップを適度に締め、バッグの背面が自分の背中にピタッと沿うように調整することです。バッグの上部が肩のラインより少し下に来るくらいの高さに設定すると、重心が上がり、立ち姿がスッキリと整って見えます。チェストストラップ(胸元のベルト)も、重い荷物を持つ際以外は、外しておくか緩めに留めておくと、街着としてのリラックス感が出ておしゃれに見えます。自分の背中とバッグが一体化するように調整することが、洗練された後ろ姿を作るコツです。
ジャケットや細身パンツで全体を締めるとまとまる
マンティス26のボリューム感を逆手に取り、服装でシルエットにメリハリをつけるのも効果的です。バッグが丸いので、パンツには細身のチノパンやテーパードデニムを合わせると、全体のバランスが「Yライン」になり、スタイルが良く見えます。
また、トップスの襟元がしっかりしたジャケットやコートを合わせることで、アウトドア特有の「ゆるさ」を程よく締め、都会的な印象をプラスできます。足元には、ボリュームのあるトレッキングシューズではなく、シンプルなレザースニーカーや、クリーンなデザインのニューバランスなどを合わせると、マンティス26が持つテックな雰囲気が良いアクセントになります。全体のコーディネートの中に「直線的なライン」を意識的に取り入れることで、バッグの丸みとの対比が生まれ、ぐっとおしゃれにまとまります。
マンティス26は合わせ方で印象が大きく変わる
マンティス26は、単なる収納道具ではなく、あなたのファッションを構成する重要なピースです。ロゴの配色、色選び、パッキングの仕方、そして背負う高さ。これらの一つひとつを丁寧に調整していくことで、「ださい」という不安は消え、むしろ「それどこのバッグ?」と聞かれるような、洗練されたスタイルを手に入れることができます。
アークテリクスというブランドが持つ、機能美への飽くなき追求を自分の日常に取り入れる。その際に大切なのは、道具に使われるのではなく、自分のスタイルに合わせて道具を使いこなすという姿勢です。今回ご紹介したポイントを参考に、ぜひあなただけのマンティス26の着こなしを楽しんでください。

