長いトングを100均で探している方も多いですが、用途によっては専門メーカーの品が安全で長く使えます。火力の強いBBQや、熱い油を使う揚げ物では、手元と熱源の距離を保てる長さと耐久性が重要です。
今回は「長いトングを100均以外で選ぶ」メリットに注目し、コスパと性能に優れたおすすめ商品を詳しくご紹介します。
丈夫で長時間使える普通+長めの2本セットは調理を格段に快適にしてくれる便利な道具です
長いトングを100均以外で選ぶ際の重要ポイント
全長30cm以上のサイズ感
長いトングを選ぶ上で最も重要なのは、熱源からどれだけ距離を取れるかという点です。100均で売られている標準的なトングは20cm前後のものが多く、これでは強い火力や油はねに対して不十分な場合があります。
特にキャンプでの焚き火や、大型のグリルを使用したバーベキューでは、炎が予期せず上がることも珍しくありません。全長30cm以上のサイズを確保することで、火傷のリスクを劇的に下げることができます。
また、深い鍋で調理をする際にも長いサイズは重宝します。鍋の底にある食材を掴む際、短いトングでは手が蒸気にさらされてしまいますが、30cm以上あれば安全に作業が可能です。
さらに、長さがあることで「テコの原理」が働きやすくなり、重い食材や薪もしっかりと保持できるようになります。用途に合わせて適切な「長さ」を選ぶことが、安全で快適な調理の第一歩となります。
ステンレス製の高い耐久性
100均のトングは薄いスチール製が多く、強い力を入れると曲がったり、錆びやすかったりするのが難点です。長く愛用したいのであれば、高品質なステンレス製のものを選ぶことを強く推奨します。
ステンレスは錆に強く、食材を掴んだ後の汚れ落ちも非常にスムーズです。特にアウトドアで使用する場合、水洗いが不十分な環境でも劣化しにくいという特性は大きなメリットになります。
また、厚みのあるステンレスを採用しているモデルは剛性が高く、大きな肉の塊や重い薪を掴んでも先端がズレる心配がありません。先端が噛み合わなくなるストレスから解放されるのは、専門メーカー品ならではの体験です。
耐久性はコストパフォーマンスに直結します。安価なものを頻繁に買い換えるよりも、頑丈なステンレス製を一つ持っておくほうが、結果として経済的で環境にも優しい選択となります。
持ち手の優れた耐熱性能
長いトングを使用する場面は、高温の環境であることがほとんどです。そのため、持ち手部分がどのように設計されているかは、使い心地を左右する非常に重要な要素となります。
100均の製品では持ち手まで全て金属であることが多く、長時間火の近くで使用すると熱が伝わり、素手で持てなくなることがあります。これは非常に危険な状態です。
優れたトングは、持ち手に樹脂製のカバーが付いていたり、熱が伝わりにくい形状に設計されていたりします。これにより、グローブを着用していなくても安全に、かつ快適に作業を続けることができます。
また、滑り止め加工が施されているものも多く、濡れた手や油がついた手でもしっかりとホールドできる安心感があります。熱遮断とグリップ力の両立こそが、プロも認める品質の証です。
先端の形状と掴みやすさ
トングの本来の目的は「食材を掴む」ことです。100均の製品は先端が単純な波型になっていることが多いですが、高品質なものはこの「掴みやすさ」に徹底的にこだわっています。
例えば、パスタのような細いものを逃さない形状や、ステーキのような重い食材を面で支える形状など、用途に特化したデザインが存在します。これにより、調理中のミスを防ぎ、食材を傷つけることもありません。
特に、先端にギザギザの加工が精密に施されているものは、小さな豆類や滑りやすいキノコ類なども正確にキャッチできます。この「指先の延長」のような感覚こそが、道具選びの醍醐味です。
さらに、先端が浮くように設計された自立型や、地面に直接触れない工夫がされているモデルもあります。衛生面を考慮した先端形状の選択は、現代のキッチンツール選びにおいて欠かせないポイントです。
長いトングのおすすめ人気商品6選
【谷口金属】万能火ばさみ 45cm(軽量アルミ製)
45cmという圧倒的な長さがありながら、アルミ製にすることで驚くほどの軽さを実現した商品です。火元から十分に距離を取れるため、キャンプでの焚き火や大型BBQコンロの操作に最適です。
| 商品名 | 谷口金属 万能火ばさみ 45cm |
|---|---|
| 価格帯 | 約400円〜600円 |
| 特徴 | 軽量で錆びにくいアルミ製。火元から遠ざかれる45cm仕様。 |
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キャプテンスタッグ|BBQロング火ばさみ 45cm
アウトドアブランドの老舗が提供する、定番のロング火ばさみです。亜鉛めっきを施したスチール製で、剛性と価格のバランスが非常に良く、多くのキャンパーに支持されているロングセラーモデルです。
| 商品名 | BBQロング火ばさみ 45cm UG-3205 |
|---|---|
| 価格帯 | 約300円〜500円 |
| 特徴 | 武骨で頑丈な作り。キャンプ初心者から上級者まで愛される定番品。 |
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【下村企販】パスタトング(長い30cmサイズ)
燕三条の職人魂が感じられる、非常に精巧なパスタトングです。30cmという長さはキッチンでの汎用性が高く、熱い茹で汁からの蒸気を防ぎながら、しなやかなバネ性で麺を優しくキャッチします。
| 商品名 | 下村企販 パスタトング 30cm |
|---|---|
| 価格帯 | 約1,300円〜1,600円 |
| 特徴 | 一体成形で継ぎ目がなく衛生的。麺を傷めずしっかり掴める。 |
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【パール金属】ロングキッチンツールトング 30cm
キッチン用品の大手、パール金属の使い勝手を追求した一本です。先端に滑り止め加工が施されており、揚げ物や炒め物など、毎日の調理で「ちょっと長さが欲しい」時に最適なスタンダードモデルです。
| 商品名 | ロングキッチンツールトング 30cm |
|---|---|
| 価格帯 | 約800円〜1,100円 |
| 特徴 | 家庭での使いやすさを重視した設計。ステンレス製で錆に強い。 |
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ロゴス(LOGOS) 薪ばさみ(焚き火用ロングモデル)
特異な形状が特徴的な、薪操作に特化したロングトングです。大きな薪もしっかりとホールドできるよう設計されており、焚き火を本格的に楽しみたい層から絶大な信頼を得ているプレミアムな一品です。
| 商品名 | ロゴス 薪ばさみ |
|---|---|
| 価格帯 | 約4,000円〜5,000円 |
| 特徴 | 重い薪も軽い力で掴める独自構造。木製グリップで高い耐熱性。 |
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【Todai】18-0 クレーバートング エコノミー 32cm
焼肉店などでも愛用される「クレーバートング」のロングバージョンです。先端が細く、箸のように繊細に動かせるため、肉を一枚ずつ丁寧に焼くこだわり派の方にぴったりの商品です。
| 商品名 | Todai クレーバートング エコノミー 32cm |
|---|---|
| 価格帯 | 約1,000円〜1,500円 |
| 特徴 | 自立式で先端がテーブルに触れない。精密な作業に最適な形状。 |
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理想的な長いトングを比較する際の評価基準
本体の重量と操作性
長いトングを選ぶ際、見落としがちなのが「重量」です。長さがある分、先端に食材を挟んだ時の重量感は、短いトングよりも手に負担がかかりやすくなります。
アルミ製のものは非常に軽量で、女性や子供でも扱いやすいのが特徴です。一方で、厚みのあるステンレス製は重量がありますが、その分剛性が高く、重い食材を運ぶ際の安定感に勝ります。
操作性を確認する際は、バネの戻る強さもポイントになります。バネが強すぎると長時間使っているうちに手が疲れてしまいますし、弱すぎると食材を離す際のレスポンスが悪くなります。
自分の手の大きさに合っているか、持った時にバランスが取れているかを確認することが大切です。特にBBQなどで長時間使う場合は、軽さと操作性のバランスが優れたモデルを選ぶのが正解です。
収納時のロック機能
長いトングの欠点は、そのサイズゆえに収納場所を占拠してしまうことです。これを解消してくれるのが、本体を閉じた状態で固定できる「ロック機能」の有無です。
ロック機能がないタイプは常にバネで開いた状態になるため、引き出しの中で場所を取るだけでなく、他の調理器具と絡まってしまうストレスが生じます。
一方、上部のリングを引くだけでロックできるタイプや、スライド式のストッパーがついているタイプは、非常にコンパクトに収納可能です。キャンプなどの持ち運び時にも重宝します。
また、フック用の穴があるかどうかもチェックしましょう。吊るして収納できれば、使いたい時にサッと取り出せて、キッチンの整理整頓もスムーズに進みます。
食洗機への対応可否
現代のキッチンツール選びにおいて、食洗機に対応しているかどうかは非常に大きな評価基準となります。長いトングは手洗いだとスポンジが先端まで届きにくく、意外と洗うのが面倒なものです。
ステンレス一体成形のトングの多くは食洗機対応ですが、持ち手が木製であったり、特定の樹脂を使用していたりする場合は、手洗いが推奨されることがあります。
食洗機が使えるモデルであれば、高温で洗浄・乾燥ができるため、衛生面でも大きなメリットがあります。特に肉類を扱うトングは、菌の繁殖を防ぐためにも念入りな洗浄が欠かせません。
自分のライフスタイルに合わせて、メンテナンスの手間をどれだけ許容できるかを考えましょう。毎日使うものであれば、間違いなく食洗機対応モデルが便利で快適です。
全体のコストパフォーマンス
最後はやはり、価格と性能のバランスであるコストパフォーマンスです。100均のトングが110円であることを考えると、専門メーカー品は数倍から数十倍の価格になります。
しかし、その価格差には「使いやすさ」「安全性」「耐久性」という明確な理由があります。一度購入すれば数年、あるいは一生モノとして使える品質のトングは、結果として非常に安上がりです。
特に、使い勝手の悪い道具を使い続けることで生じるストレスや、食材を落としてしまうリスク、火傷の危険を考えると、数千円の投資は決して高いものではありません。
自分の使用頻度や用途に合わせて、最高のものを一つ選ぶのか、コスパに優れた実用品を選ぶのかを見極めましょう。納得のいく一本を見つけることが、満足度の高い買い物に繋がります。
長いトングの活用方法と購入時の注意点
収納スペースの事前確認
長いトングを購入する前に、必ず確認しておきたいのがキッチンの「収納スペース」です。30cmを超える道具は、標準的なカトラリートレイや引き出しに収まらないケースが多々あります。
せっかく便利なトングを購入しても、収納場所に困って出しっぱなしになってしまうと、キッチンの利便性を損なう原因になります。事前に深さや幅を計測しておくことを強くおすすめします。
特に、キャンプギアとして購入する場合は、手持ちのコンテナやケースに収まるサイズかどうかが重要です。斜めに入れれば入るのか、あるいは分解できるのかといった点も考慮しましょう。
もしスペースが限られているのであれば、前述したロック機能付きのモデルを選ぶことで、驚くほどスッキリと収納できるようになります。道具は「使い終わった後のこと」まで考えて選ぶのがコツです。
バネの強度と握り心地
トングの使用感において、バネの強度は非常にパーソナルな好みが分かれる部分です。握力が弱い方がバネの強すぎるモデルを使うと、数分で手が痛くなってしまいます。
逆にバネが弱すぎると、重い食材を掴んだ際の安定感に欠け、頼りなく感じてしまいます。理想的なのは、軽い力で閉じ、かつ離した時にスッと元に戻る適度な反発力があるものです。
握り心地に関しては、持ち手の幅や形状が自分の手にフィットするかどうかが重要です。手の小さい方は、あまり開きすぎない設計のトングを選ぶと、無理なく操作ができます。
可能であれば実物を握ってみるのが一番ですが、ネットで購入する場合はレビューなどで「バネの硬さ」に言及している声を参考にすると失敗が少なくなります。
先端シリコン加工の有無
テフロン加工やセラミック加工のフライパン・鍋を多用している方は、先端にシリコン加工が施されているトングを選ぶことが必須条件となります。
金属製のトングをコーティング済みの調理器具で使うと、表面を傷つけてしまい、器具の寿命を著しく縮めてしまいます。シリコン製なら熱にも強く、大切な鍋を守りながら調理が可能です。
一方で、シリコン製は火力が強すぎる焚き火や、高温の揚げ物では耐熱温度を超えてしまう可能性があるため注意が必要です。用途に応じて、金属製とシリコン製を使い分けるのが賢明です。
また、シリコン製は汚れが目立ちにくい反面、油汚れが残りやすい傾向もあります。自分の持っている調理器具の種類を確認し、最適な先端素材を選択するようにしましょう。
屋外使用での火傷防止
長いトングを屋外で使用する場合、特に注意したいのが「輻射熱(ふくしゃねつ)」による火傷です。長いトングを持っていても、長時間火に手をかざしていれば熱が伝わります。
トング自体の長さだけに頼るのではなく、適切な角度で食材を扱うことや、必要に応じてグローブを併用することが、真の安全対策と言えます。
また、焚き火で使う場合は、トングそのものが非常に高温になっていることがあります。調理が終わった後のトングを不用意にテーブルの上に置き、他人が触れてしまうといった事故も起こりがちです。
屋外という開放的な環境では、自分だけでなく周囲の安全にも配慮する必要があります。トングを置く場所をあらかじめ決めておくなど、安全なワークフローを構築しましょう。
用途に合った長いトングで作業を快適にしよう
長いトングは、単なる調理道具の一つと思われがちですが、実際には「安全性」と「効率性」を飛躍的に高めてくれる魔法のツールです。
100均の製品も手軽で便利ですが、今回ご紹介したような専門メーカーのロングトングを一度手に取ってみれば、その圧倒的なホールド感や手の疲れにくさに驚くはずです。
特にアウトドアや本格的なキッチン調理を楽しむ方にとって、信頼できる道具は最高の相棒になります。火元から適切な距離を保ち、ストレスなく食材を扱える環境は、料理の仕上がりにも良い影響を与えてくれるでしょう。
今回ご紹介した選び方のポイントや、厳選した6つの商品を参考に、あなたのライフスタイルにぴったり合う一本を選んでみてください。
ほんの少しの投資で、これからの調理やキャンプの時間がより安全で、より豊かなものになることをお約束します。ぜひ、お気に入りの長いトングを手に入れて、快適なキッチンライフを楽しんでくださいね。

