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ロッジ型テントのデメリットを知って後悔しない選び方

ロッジ型テントは居住性が高く家族キャンプに人気です。しかし、大きさや重量、設営の手間などで思わぬ困りごとが出ることもあります。購入前に想定される場面や維持費を押さえておけば、使い勝手の良いモデルを選べます。ここでは、実際の使用感を中心にデメリットを整理し、後悔しない選び方につなげます。

目次

ロッジ型テントのデメリットを知れば買ってから困らない

ロッジ型テントは広く快適ですが、それゆえの欠点もあります。購入前に把握しておけば現地で困ることを減らせます。代表的なポイントを具体的に見ていきましょう。使う場面や保管方法を想像しながら読み進めてください。

使用シーンで合わない場合がある

ロッジ型は居住性に優れますが、行く場所や目的によっては合わないことがあります。山岳や藪サイトのような狭いルートや急斜面には向きません。搬入が大変な場所や、設営スペースが限られるキャンプ場では不利になります。

ファミリーで車中泊や広いオートサイトを想定しているなら問題は少ないですが、徒歩キャンプやバイクツーリングなど荷物を絞る場合は選択肢から外れることが多いです。設営時間や人数も必要になるため、短時間で済ませたいケースでは負担になるでしょう。

用途を明確にして、行く場所の条件や移動手段を優先して検討すると失敗が少なくなります。

車移動中心なら問題は小さい

車での移動が中心なら、ロッジ型のデメリットはかなり軽減されます。重さや大きさを気にせず運べるため、設営道具や快適装備を揃えやすくなります。家族分の荷物や大型のギアも積めるため、居住性を最大限に活かせます。

また、車があれば撤収後の積み込みも楽になり、濡れ物を積んで帰ることも現実的です。設営に人数が必要でも、同乗メンバーで分担できる場面が多いので効率的です。キャンプ場選びも車向けサイトを選べば地面の状態やスペースに悩みにくくなります。

一方で車移動だからといって保管場所や維持費の問題が消えるわけではないため、その点は別途検討が必要です。

素材と設計で扱いやすさが変わる

素材や設計次第で扱い勝手は大きく変わります。ポリエステル主体の軽量モデルは乾きやすく手入れも簡単ですが、通気性や見た目の好みが分かれます。コットン混紡は居住性と断熱性に優れますが、濡れると重く乾きにくい点に注意が必要です。

フレーム構造も直立に近い設計なら居住空間が確保しやすく、スリーブ式やポール通しの違いで設営時間や強度が変わります。フロア形状やベンチレーションの配置も、結露や風の影響に関係します。

購入前に素材と設計の特徴を比較して、使用環境や手入れに掛けられる時間を考えればストレスを減らせます。

設営慣れで手間が減る

最初は設営に時間がかかりますが、慣れればスムーズになります。フレームの取り回しやポールの順序を覚えると、無駄な動作を減らせます。事前に自宅で一度組んでみると当日の時間短縮につながります。

写真やメモを残しておくと、久しぶりの使用でも手順を忘れにくくなります。人数が揃えば作業を分担できるので、家族や友人との役割分担も決めておくと効率的です。収納時の畳み方やポールのまとめ方も慣れで短縮できます。

ただし、急な天候変化時には慌てずに対処するための準備も必要です。

予算と維持費を考えると納得できる

ロッジ型は本体価格が高めで、付属品やオプションの購入で費用がかさむことがあります。耐水シーム処理やフロアマット、グランドシート、補修キットなどの追加費用を見積もっておくと安心です。

長期的には修理やメンテナンス費用も想定しておく必要があります。素材によって洗濯や乾燥、撥水処理の手間が変わるため、手入れに掛かる時間もコストと考えて計画してください。

予算に応じて必要な装備を優先順位付けしておくと、過剰な出費を抑えつつ快適さを保てます。

持ち運びと収納で困るポイント

ロッジ型は大きさと重さが目立つため、持ち運びや保管で悩みがちです。特に単独での移動や狭い保管スペースがある場合は前もって対策を考えておくと役立ちます。

フレームが重くて単独移動が大変

アルミやスチールのフレームは強度がある反面、重量があります。単独で運ぶ場合、腰や肩に負担がかかりやすく設営場所までの移動がつらく感じることがあります。段差や坂道があるとさらに苦労します。

移動負担を軽くする方法としては、台車やキャリーケースを用意する、複数回に分けて運搬する、車に近い場所のサイトを選ぶといった対処があります。無理をするとケガやギア損傷につながるため、運搬方法は事前に考えておくと安心です。

収納ケースが複数になりかさばる

ロッジ型はテント本体、フレーム、ペグやロープといったパーツが別々に収納されることが多く、ケースが増えてかさばります。特にバラして収納すると紛失や忘れ物が起きやすくなります。

収納の工夫としては、必要最小限のパーツをまとめておく、ラベルを貼る、セットにして固定バンドでまとめると取り扱いが楽になります。車載時は積み方を工夫してスペースを有効活用してください。

車の積載スペースを圧迫する

テント一式がかさばると、車の積載スペースが埋まり、他の荷物が積めなくなることがあります。特に小さめの車ではスペース確保が課題になります。荷物の出し入れが頻繁な場合は効率の良い積み方を考える必要があります。

荷室の寸法を事前に測り、収納ケースの配置をシミュレーションしておくと現地で慌てずに済みます。車内に濡れ物を置く可能性も考慮し、防水シートや収納袋を用意すると安心です。

搬入でキャンプ場の移動負担が増す

サイトまで距離がある場合や坂道、砂利道があると搬入が負担になります。複数回に分けて運ぶと効率は落ちるため、設営前に動線を確認しておくと良いでしょう。

車から駐車位置までの距離やキャンプ場内の通路状況を事前に確認して、必要ならカートを持参することを検討してください。受付で荷物運びの補助があるか問い合わせるのも手です。

自宅での保管場所に悩む

大きなテントは自宅での保管場所も必要です。物置やガレージがない場合、室内の床面積を占有することになり、家族の同意が得られないこともあります。湿気や直射日光を避ける保管場所を確保することが重要です。

折りたたんで収納するときは、完全に乾いた状態にしてから畳むこと、通気性の良い袋やラックを使うとカビや劣化を防げます。

設営と撤収で時間がかかる理由と短縮法

ロッジ型はパーツが多く作業工程が増えるため、設営撤収に時間を取られます。手順を整理し道具の準備を整えることでかなり短縮できます。以下に理由と対処を説明します。

パーツの取り扱いに慣れが必要

ポールやガイライン、スリーブの取り扱いは最初は戸惑います。順序や取り付け方を誤るとやり直しが発生し、時間がかかります。慣れればテンポよく作業できますが、初心者のうちは事前練習がおすすめです。

写真や短いメモを残しておくと次回以降の設営がスムーズになります。各パーツに番号や色分けをすると組み立ての間違いが減ります。

フレームの組み立てで時間を取られる

フレームを一本ずつ組む工程は重く、位置合わせや固定に時間がかかります。特に長いポールや複雑な連結部は慎重な作業が必要です。コツを掴むことで段取り良く進められます。

予め作業スペースを確保し、パーツを順番に並べておくと効率が上がります。人数がいる場合は役割を決めると短縮効果が高まります。

人数が揃わないと設営が難しい場面

ロッジ型は立ち上げやテンション調整で複数人がいると楽になります。単独だと時間がかかるだけでなく、安全面や強度確保が心配になることもあります。特に大きいモデルは二人以上を推奨します。

人数が揃わない場合は設営手順を簡略化できるアクセサリや、設営しやすいモデルを選ぶことを検討してください。

雨天時は濡れたままの撤収がつらい

悪天候時はテントが濡れ、撤収して車に積むとカビや劣化の原因になります。拭き取りや部分的に乾かす作業が増えるため、時間も体力も必要です。濡れた生地は重く扱いづらくなる点も負担です。

対策としてはタープで一時的に雨を防ぐ、濡れた部分を外側にして収納するなどの工夫が考えられます。帰宅後にしっかり乾燥させて保管することも重要です。

工具や小物の準備で効率が上がる

ハンマーやロープ、テンション用小物をきちんと揃えておくと作業が楽になります。予備のペグや補修テープを持っているとトラブル時に安心です。小物は収納ケースにまとめておくと忘れ物も減ります。

また、作業用グローブやライトを用意すると夜間や寒い時期の設営がずっと楽になります。

天候や地形で不利になりやすい場面

ロッジ型は広い壁面や高いプロファイルが特徴ですが、それが天候や地形では不利になることがあります。風や雨、雪などの影響を受けやすい点を理解して対策を考えておきましょう。

強風だと壁面があおられやすい

四角い壁面が大きいロッジ型は、強風時にあおられやすく倒壊リスクが高まります。ペグの補強やガイラインの追加、風上への向きを考えることが重要です。風当たりの強いサイトでは不安定になりやすいため注意が必要です。

事前に風の予報を確認し、避けられるなら風当たりの弱い場所を選ぶと安心です。補強用のロープや重しを用意しておくと被害を抑えられます。

広い壁面が風を受けやすい理由

壁面が平坦で高さがあるため、風の力をまともに受けやすくなります。トンネル形や低めの形状に比べて風圧が集中しやすく、そのままでは負担が増します。縦方向の補強や風除けになる地形を活用するとよいでしょう。

張り綱の角度やペグの深さを工夫することで安定性が向上します。設営時にテンションを均等に取ることも重要です。

コットン混紡素材は濡れると乾きにくい

コットン混紡は快適性に優れますが、濡れると吸水して重くなり乾きにくくなります。雨天時の撤収や長期保管前の乾燥が手間になります。撥水処理や防水スプレーでのメンテナンスが必要です。

頻繁に濡れる場所での使用が多いならポリエステル主体の軽い素材を検討することをおすすめします。

結露が出やすく内部が湿りやすい

大きな容積と素材特性により、夜間や温度差で結露が発生しやすくなります。結露が多いと寝具が湿り不快になります。通気口やベンチレーションを活用して空気の流れを作ることが大切です。

室内の火気使用や調理は結露を悪化させるので、別途対策を考えて行うと安心です。

雪や急な気温変化への備えが必要

雪が積もるとロッジ型の広い屋根面に負荷がかかります。耐雪性能の低いモデルでは形状保持が難しくなるため、雪予報がある地域では注意が必要です。冬キャンプで使う場合は耐雪構造や素材の耐久性を確認してください。

気温変化による収縮や伸張で縫い目の扱いが変わることもあるため、適切な張り方と点検を習慣にしてください。

価格と維持費で悩みやすいポイント

ロッジ型は初期投資だけでなく維持にかかる費用も見越して選ぶことが大切です。長く使うための手入れや修理を前提に予算を組んでおくと安心です。

購入時の本体価格が高め

広い面積と堅牢なフレームを備えるため、同サイズのドーム型などに比べて本体価格は高くなる傾向があります。予算内で妥協点を探す場合は、必要な機能を優先順位付けして選ぶと良いでしょう。

値段だけでなく耐久性やアフターサポートもチェックして、長期的に見て満足できるものを選ぶことが重要です。

付属品やオプションでコストが増える

フロアシート、インナーテント、タープ連結用のアダプター、グランドシートなど必要なオプションを買い揃えると総コストがかなり増えます。出費を抑えるためには優先度の高い装備から順に揃えていくと良いでしょう。

また、純正品以外の互換パーツを使うとコストダウンになる場合もありますが、フィット感や耐久性に注意が必要です。

修理や補修が必要になりやすい

使用頻度が高い大型テントは縫い目の劣化やポール破損といったトラブルが起きやすくなります。補修キットや予備パーツの準備があると出費やダウンタイムを抑えられます。

長期保証のあるブランドや修理対応がしっかりしている販売店を選ぶと安心です。

素材別に手入れの手間が変わる

コットン混紡は乾燥や撥水メンテに手間がかかり、ポリエステルは手入れが比較的楽です。フレームの防錆処理やファスナーのグリスアップなど、素材に応じた定期メンテナンスをすることで寿命が延びます。

手入れの頻度と自分が割ける時間を考えて素材を選ぶと長く使いやすくなります。

長期的な買い替えコストを考える

丈夫なモデルを選べば頻繁な買い替えは避けられますが、初期費用は高めです。逆に安価なモデルは短期間で劣化し買い替えが発生する可能性があります。長期的なランニングコストを考えて選ぶことで、総支出を抑えられます。

使い方や保管環境を明確にしておくと、理想的なバランスが見えてきます。

失敗を減らすチェックリスト

購入前に確認しておきたい項目をリスト化しました。現地での困りごとを避けるために、これらを基準に検討することをおすすめします。

使用人数と余裕のあるサイズを選ぶ

実際に使う人数より少し余裕のあるサイズを選ぶと、荷物置き場や出入りのしやすさが確保できます。窮屈なサイズは快適性を下げるため、家族構成や来客を想定して判断してください。

背の高いモデルは立ち上がりが楽ですが、風の影響を受けやすい点も考慮すると良いでしょう。

持ち運びと車載を想定して重さを確認する

車での移動か徒歩かによって許容できる重量は変わります。車載スペースを測り、収納ケース込みの寸法と重量を確認しておくと現地でのトラブルが減ります。

必要なら軽量モデルや分割フレームを検討してください。

素材の特徴と乾きやすさを比較する

コットン混紡とポリエステル系の差を把握して、自分の手入れ能力や使用頻度に合う素材を選んでください。濡れやすい環境で頻繁に使うなら乾きやすい素材の方が負担が少なくなります。

撥水剤や防水処理の互換性も確認しておきましょう。

耐水圧と縫製の品質を確認する

耐水圧やシーム処理、縫製の丁寧さは防水性に直結します。購入前にスペックと実際のレビューを照らし合わせ、雨天での使用に耐えうるかをチェックしてください。

縫製の補強箇所や二重縫いの有無も確認ポイントです。

設営方法と必要人数を実際に試す

可能であれば展示やレンタルで一度組んでみると設営時間や手順がイメージしやすくなります。人数が不足すると大変な場合は、そもそも適したモデルではない可能性がありますので確認しておくと安心です。

設営のしやすさは続くキャンプでの満足度に直結します。

煙突穴やタープ連結の対応を確認する

薪ストーブを使う予定やタープ連結を想定している場合は、対応オプションがあるかを必ず確認してください。穴の強度や防水処理、連結部の形状が合わないと追加工が必要になります。

将来の拡張性も視野に入れてチェックしてください。

後悔しないロッジ型テントの選び方まとめ

ロッジ型テントは快適さと存在感が魅力ですが、重量・設営・維持費といった面で配慮が必要です。使用シーン、移動手段、保管環境、予算を明確にしてから候補を絞ると満足度が高まります。

購入前に実際の設営を試す、素材やオプションを比較する、チェックリストを使って確認することで後悔を減らせます。用途に合わせた選び方をすれば、ロッジ型の良さを存分に活かして快適なキャンプが楽しめます。

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この記事を書いた人

休日は川や湖でのんびりカヌーを楽しむのが大好きなアウトドア女子です。自然の中で過ごす時間が心地よく、その魅力をもっとたくさんの人に知ってもらいたいと思い、記事を書き始めました。
これから「カヌーやキャンプをやってみたい!」と思った方が、一歩踏み出すきっかけになるような記事をお届けしていきます。

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