コベアキューブをカスタムして使い心地を向上!安定感や風対策に役立つコツを紹介

コベアキューブはそのミニマルなデザインで人気のカセットコンロですが、屋外での風の影響や五徳の安定感など、少し工夫が必要な面もあります。カスタムパーツを取り入れることで、実用性を劇的に向上させつつ、自分だけの特別な一台へと仕上げることができます。キャンプサイトでの調理をより快適にし、所有欲を満たしてくれるカスタムの秘訣を詳しく解説します。

目次

コベアキューブをカスタムして使い心地を上げるコツ

コベアキューブを自分好みに作り上げるプロセスは、単なる見た目の変更以上に、実際のキャンプシーンでの「使い勝手」を劇的に向上させるための重要な工程です。標準の状態でも非常に美しいデザインを持っていますが、実際に屋外で火を灯してみると、使い手の環境によっては少し改善したいポイントが見えてくるものです。そこをカスタムパーツで補うことで、ストレスのない快適な調理環境を整えることができます。

カスタムで変わるのは安定感と作業性

コベアキューブの標準状態は非常にシンプルですが、五徳の幅が一定であるため、載せる鍋やケトルのサイズによっては少し不安定さを感じることがあります。カスタムを行うことで、まず改善されるのがこの「安定感」です。専用の延長五徳や、ウィンドスクリーンと一体型になったパーツに変更することで、重いダッチオーブンや小さなシェラカップでもしっかりと支えられるようになり、料理の幅が大きく広がります。

また、標準のプラスチック製ノブを操作性の良い大型の木製や金属製ノブに交換することで、火力調整のしやすさが大きく変わります。特に冬場に手袋をしていたり、手が濡れていたりする状況では、小さなプラスチックノブは滑りやすく、微細な火加減の調整が難しくなることがあります。操作系をカスタムすることは、単なる装飾ではなく、調理中のリズムを崩さないための実用的なアップデートといえます。

風と熱のコントロールが満足度を左右する

屋外使用において最大の課題となるのが風対策です。コベアキューブは火口が露出しているデザインのため、わずかな風でも炎が煽られて火力が安定せず、燃費が悪化したり調理時間が大幅に伸びたりします。ウィンドリングや専用の風防を装着することで、炎を風から守り、熱効率を最大化することができます。熱を逃がさず効率的に鍋底へ伝えることができれば、結果として燃料の節約にも繋がります。

さらに、本体下部や周辺の熱対策も重要です。コベアキューブは底面と地面の距離が近いため、長時間の使用ではテーブルに熱が伝わりやすくなります。遮熱板や耐熱マットを組み合わせることで、大切なキャンプテーブルを熱ダメージから守りつつ、安全に運用できる環境が整います。風と熱、この二つの見えない要素をしっかりとコントロールすることが、カスタムの満足度を左右する大きなポイントです。

見た目の統一感はパーツ選びで作れる

コベアキューブの魅力はステンレスの清潔感ある質感ですが、ここに木製のサイドパネルや真鍮製のパーツを加えることで、一気にヴィンテージ感や高級感を演出できます。カスタムの際は、自分のキャンプスタイルに合わせて素材を統一するのがコツです。例えば、ウッドギアを多用するナチュラルなサイトならオークやウォルナットのパネルを選び、金属系の無骨なスタイルならステンレスや真鍮のパーツで揃えると、全体にまとまりが生まれます。

また、色のトーンを合わせることも大切です。シルバーの本体に対して、ダークカラーのパーツを合わせれば引き締まった印象になり、明るい色の木材を合わせれば優しい雰囲気になります。パーツ一つひとつの質感にこだわり、自分の持っている他の道具との相性を考えることで、単なる調理器具を超えた、サイト全体の主役になれるような愛着の湧く道具へと進化させることができます。

カスタム前に確認したい対応規格とサイズ

コベアキューブは韓国メーカーの製品ですが、一般的に日本国内で流通しているカセットガス(CB缶)がそのまま使用可能です。ただし、カスタムパーツの中には特定の製造ロットやマイナーチェンジ後のモデルに対応していないもの、あるいは海外規格の缶に合わせた設計のものも存在します。特にサイドパネルの固定方式や、ノブの軸形状、五徳の嵌め合わせサイズなどは、購入前に自分のモデルに適合するかをしっかり確認しましょう。

サイズや規格を間違えてしまうと、装着できなかったり、使用中にガタつきが出て危険だったりするため、事前のリサーチが不可欠です。また、海外から輸入されたパーツを使用する場合は、安全基準や材質の耐熱性についても留意する必要があります。長く安全に使い続けるためにも、単にデザインだけで選ぶのではなく、構造的な適合性を十分に理解した上でパーツを揃えていくことが、失敗しないカスタムへの第一歩となります。

コベアキューブのカスタムにおすすめパーツ7選

コベアキューブの可能性を広げてくれる、人気の高いカスタムパーツをご紹介します。実用性とデザインを兼ね備えたアイテムを厳選しました。

Thous Winds 木製側板セット(ノブ・側板)

本体のステンレスに温かみを加える、最もポピュラーなカスタムパーツです。サイドパネルと火力調整ノブがセットになっており、一気に雰囲気が変わります。

項目内容
素材ウォルナット、オークなど
特徴マグネット式で装着が簡単、高級感のある質感
公式サイトThous Winds 公式サイト

真鍮ダイヤルキャップ(貼り付けタイプ)

標準のノブに貼り付けるだけで、クラシックな重厚感を出せるアイテムです。使い込むほどに経年変化を楽しめます。

項目内容
素材真鍮(ブラス)
特徴手軽にヴィンテージ感を演出、指先への馴染みが良い
公式サイト国内販売代理店例(楽天市場など)

風防リング/ウィンドリング(風対策)

バーナーの火口を囲うように装着するリングです。デザインを損なわず、風による立ち消えや火力低下を防ぎます。

項目内容
素材ステンレス
特徴コンパクトながら高い防風効果、五徳の下にセットするだけ
公式サイトKovea 公式サイト(韓国)

専用風防五徳(五徳一体型)

風防と五徳が一つになった大型パーツです。標準の五徳を外して使用するため、安定感が格段に向上します。

項目内容
素材ステンレス、鉄
特徴大きな鍋も安心して載せられる、風の影響を最小限にする
公式サイト国内販売代理店例(Amazonなど)

専用収納ケース(コベアキューブ用)

カスタム後のコベアキューブを傷から守り、持ち運びを楽にするケースです。周辺パーツも一緒に収納できる余裕があります。

項目内容
素材ポリエステル、ナイロン
特徴衝撃吸収クッション入り、CB缶も一緒に運べる設計
公式サイトOregonian Camper 公式サイト

ガス変換アダプター(用途に合わせて)

OD缶を接続したり、ホースを延長して使用したりするためのアダプターです。卓上のレイアウトの自由度を高めます。

項目内容
機能CB缶からOD缶への変換、またはホース接続
特徴寒い時期のパワーガス使用やレイアウト変更に対応
公式サイトCAMPING MOON 公式サイト

耐熱マット・遮熱板(テーブル保護)

本体からの輻射熱をカットし、テーブルの焦げや変色を防ぐ保護パーツです。長時間の煮込み料理には欠かせません。

項目内容
素材シリコン、アルミ、ステンレス
特徴下方向への熱を遮断、テーブルを汚れからも守る
公式サイトユニフレーム(汎用例)公式サイト

コベアキューブのカスタムで失敗しにくい進め方

初めてのカスタムでは、どこから手をつければいいか迷うこともあります。まずは「使い心地」を改善するパーツから導入し、徐々に「見た目」を整えていくのが、失敗が少なく満足度の高い進め方です。

まずは風防で火の安定を作る

キャンプで使用することを想定しているなら、最初のカスタムは「風防(ウィンドスクリーン)」が最適です。どんなにおしゃれなサイドパネルをつけても、風で火が消えてしまっては料理ができません。ウィンドリングや五徳一体型の風防を導入することで、まずはストーブとしての基本性能を底上げしましょう。

風防を追加することで、火力が安定し、お湯が沸くスピードも格段に早くなります。実用性が向上したことを実感できると、その後のカスタムもより楽しくなります。風防には様々なタイプがありますが、コベアキューブのミニマルなシルエットを崩さないコンパクトなリング型か、安定性を重視した大型五徳型かを、自分の主な調理スタイルに合わせて選ぶようにしましょう。

五徳は鍋のサイズと安定感で選ぶ

次に見直したいのが五徳です。コベアキューブはコンパクトさが売りですが、標準の五徳は少し滑りやすい素材感になっています。自分がよく使うクッカーやメスティン、スキレットなどがしっかりと安定して置けるかどうかを確認しましょう。

ソロキャンプがメインで小さなクッカーしか使わないのであれば、標準の五徳に滑り止めの加工を施す程度で十分ですが、ファミリーで大きな鍋を使うのであれば、本体を覆うような頑丈なカスタム五徳への変更が強く推奨されます。五徳の安定は調理の安全性に直結するため、デザインの好み以上に「重さに耐えられるか」「滑りにくいか」という視点でパーツを厳選することが大切です。

側板とノブは熱くならない素材を優先する

見た目の印象を決定づけるサイドパネル(側板)とノブですが、選ぶ際には「断熱性」も考慮に入れると失敗しません。木製のパーツは、ステンレスの本体からの熱を伝えにくいため、うっかり触れてしまった際の火傷防止にも役立ちます。また、ノブに関しても、金属製は見た目は美しいですが、直射日光の下や長時間の使用で熱くなることがあります。

木製パーツを導入する場合は、ウォルナットやオークなどの硬く、湿気に強い素材を選ぶと長く愛用できます。また、マグネットで装着するタイプであれば、掃除の際に簡単に取り外せるためメンテナンス性も高まります。実用的なメリットを兼ね備えた素材選びを心がけることで、使い込むほどに馴染んでいく最高の調理器具に仕上がっていきます。

収納は組んだ状態を想定して決める

すべてのパーツを組み込んだ後に意外と困るのが「収納」です。サイドパネルを厚手のものに変えたり、大型の五徳を装着したりすると、標準の箱や用意していたケースに入らなくなることがあります。カスタムを進める際は、完成後の外寸を常に意識しておくことが重要です。

特にコベアキューブは持ち運びのしやすさも魅力の一つですので、パーツをつけたまま収納できる専用ケースや、ゆとりのあるソフトコンテナをあらかじめ用意しておくと便利です。ケース内での干渉を防ぐための緩衝材や、CB缶を一緒にまとめられるポケットの有無などもチェックポイントになります。運用のしやすさまで含めてカスタムを設計することが、完成度の高いギア作りのポイントです。

コベアキューブのカスタムは風・安定・運用で完成度が決まる

コベアキューブのカスタムは、自分のキャンプスタイルを形にする楽しい作業です。風対策を万全にし、五徳の安定感を高め、そして自分好みの素材で彩ることで、世界に一台だけの特別なストーブが完成します。単にパーツを買い揃えるだけでなく、実際のフィールドで使いながら、自分にとって本当に必要な機能を一つずつ足していくことが、最も満足度の高いカスタムに繋がります。

今回ご紹介したコツやおすすめのパーツを参考に、まずは「火の安定」から始めてみてはいかがでしょうか。機能と美しさが両立したカスタムコベアキューブがあれば、いつものキャンプ飯がより一層美味しく、そして準備のひとときがより豊かなものになるはずです。自分だけの「最高の一台」と共に、素敵なアウトドアライフを楽しんでください。

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この記事を書いた人

休日は川や湖でのんびりカヌーを楽しむのが大好きなアウトドア女子です。自然の中で過ごす時間が心地よく、その魅力をもっとたくさんの人に知ってもらいたいと思い、記事を書き始めました。
これから「カヌーやキャンプをやってみたい!」と思った方が、一歩踏み出すきっかけになるような記事をお届けしていきます。

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