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IGTテーブルのカスタムは目的で決まる!ソロや料理重視に最適な構成を作るコツ

IGTテーブルは、自分のキャンプスタイルに合わせて自由自在に形を変えられる魔法のようなテーブルです。しかし、選択肢が多すぎて「どこから手をつければいいのか」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。失敗しないカスタムの秘訣は、キャンプ中の過ごし方を具体的にイメージすることです。まずは、自分にとって理想のキッチンやリビングがどのようなものか、整理するところから始めましょう。

目次

IGTテーブルのカスタムは「何をしたいか」でほぼ決まる

IGTの醍醐味は、火器や天板をパズルのように組み合わせられる点にあります。料理を存分に楽しみたい方は、フラットバーナーなどの調理器具を中央に配置し、その両隣に食材を置ける天板をセットする「キッチン型」のカスタムがおすすめです。一方で、食事やリラックスを優先したい方は、広い天板をメインにしつつ、サイドに小物を置けるスペースを作る「リビング型」の構成が使いやすくなります。

料理メインか、置き場メインかで選ぶパーツが変わる

IGTテーブルをカスタムする際、まず考えるべきは「テーブルの上で何を一番長く行うか」という点です。もし、手の込んだ料理を作ることが最大の楽しみであれば、中央にフラットバーナーを配置し、その左右を作業スペースとして確保するレイアウトが理想的です。こうすることで、切る、煮る、盛り付けるといった一連の動作を、座ったまま最小限の移動で完結させることができます。

一方で、グループでの食事やボードゲームを楽しむなど、置き場としての広さを重視したい場合は、天板(ウッドテーブルなど)を贅沢に使ったフラットな面を広く作るのがコツです。火器はテーブルの端に寄せるか、あるいはマルチファンクションテーブルを連結して、メインの天板とは別の場所に配置することで、リラックススペースを広く保つことができます。

また、最近ではコーヒー道具やこだわりのギアを飾る「ディスプレイ」としての側面を楽しむ方も増えています。ステンボックスをはめ込んでお気に入りの道具を並べたり、サイドにレールを付けてシエラカップを吊るしたりと、収納と見た目の美しさを両立させるカスタムも人気です。用途が決まれば、必要なユニットの種類や数が自ずと見えてくるようになります。

何ユニット使うかでフレームの長さが決まる

IGTフレームには、主に3ユニット分をセットできる「アイアングリルテーブル フレーム」と、4ユニット分の「アイアングリルテーブル フレームロング」の2種類があります。この「ユニット」という考え方がIGTの基本です。例えば、フラットバーナーは1ユニット、ウッドテーブル(W)は2ユニットといった具合に、各パーツには占有するユニット数が決まっています。

ソロキャンプやデュオキャンプで荷物をコンパクトにまとめたい、あるいは軽自動車での積載を考えているなら、3ユニットフレームが扱いやすいです。フラットバーナー1つと、1ユニットの天板、ハーフユニットの天板を2枚組み合わせれば、コンパクトながらも機能的なキッチンが完成します。このサイズ感は、手の届く範囲にすべてが収まる「コックピット感覚」を味わえるのが魅力です。

対して、4人以上のファミリーや、道具をたくさん並べたい方はロングサイズが断然おすすめです。ロングなら、バーナーを2つ並べてもまだ2ユニット分の作業スペースが残ります。大人数での鍋料理や、複数の料理を並行して作る場面でも、スペースに余裕があるためストレスを感じません。設営スペースに余裕があるキャンプ場をよく利用するなら、大は小を兼ねるという考え方でロングを選ぶのも一つの手です。

脚の高さで椅子の相性と使いやすさが変わる

IGTを支える脚の高さ選びは、快適性を左右する最も重要な決断です。スノーピークからは主に、300mm(お座敷)、400mm(ロー)、660mm(ミドル)、830mm(スタンディング)の4種類の高さが用意されています。現在のアウトドアシーンで最も人気があるのは、多くのローチェアにぴったり合う400mmです。座った時にテーブル面が膝の高さに来るため、リラックスした姿勢で作業ができます。

より家庭のダイニングに近い感覚で食事を楽しみたいなら、660mmが最適です。一般的なキャンプチェアに座って背筋を伸ばして食事ができ、調理の際も腰をあまり曲げずに済むため、長時間の立ち仕事や本格的な料理に向いています。小さなお子様がいる家庭では、お子様が座ってちょうど良い高さになる300mmのお座敷スタイルも根強い人気があります。

脚は取り外しが可能なので、将来的にスタイルが変わっても脚だけを買い足すことで対応できます。また、キャンプサイトの地面が凸凹している場合、別売りのアジャスター付きの脚を選ぶと、水平を保ちやすくなり、調理の安定感が増します。自分の持っている椅子に座った時、腕を自然に下ろした位置に天板があるかを確認して、最適な高さを選びましょう。

持ち運びと設営の手間もカスタムの条件に入れる

多機能で完璧なIGTカスタムは憧れの的ですが、パーツが増えれば増えるほど、当然ながら総重量は重くなり、設営や撤収にかかる時間も増えます。IGTはアルミフレームこそ軽量ですが、ステンレス製のバーナーや竹製の天板、そして頑丈な脚をすべて揃えると、かなりのボリュームになります。毎週のようにキャンプへ行くアクティブな方ほど、設営の「手軽さ」は無視できない要素です。

そのため、カスタムを考える際は「自分の積載能力」と「設営にかけられる時間」も条件に含めましょう。例えば、重いユニットを運ぶのが大変な場合は、天板の一部をより軽量なメッシュトレーに置き換えるなどの工夫が可能です。また、設営を楽にするために、家でユニットをある程度組んだまま車に積めるような工夫をしているベテランキャンパーも多くいます。

理想のキッチンを追い求めるあまり、キャンプ場で設営に追われてゆっくりする時間がなくなってしまっては本末転倒です。まずは基本的な構成から始めて、キャンプに行くたびに「ここにもう少しスペースが欲しい」「これは重いから代用しよう」と、実体験に基づいて少しずつパーツを買い足していくのが、最も賢いIGTカスタムの楽しみ方です。

IGTカスタムが楽しくなる定番パーツおすすめ

IGTの世界を広げてくれる定番のユニットをご紹介します。これらを組み合わせることで、自分だけの理想的なサイトが完成します。

商品名ユニット数特徴公式リンク
IGT アイアングリルテーブル フレーム3ユニットカスタムの土台となる標準サイズのフレーム。公式サイト
IGT アイアングリルテーブル 脚 400脚セットローチェアに最適な高さの脚。2本セット。公式サイト
ウッドテーブル 竹 S0.5ユニット隙間を埋めるのに便利な竹集成材の天板。公式サイト
フラットバーナー1ユニットテーブルとフラットになる高火力バーナー。公式サイト
リフトアップBBQ-BOX2ユニット火加減の調整が容易な埋め込み式炭火コンロ。公式サイト
マルチファンクションテーブル竹フレームに連結して天板を広げられる拡張パーツ。公式サイト
ステンボックス ハーフユニット0.5ユニット小物を整理し、見た目をスッキリさせる収納箱。公式サイト

IGTフレーム/フレームロングは拡張の土台になる

IGTカスタムの核となるのが、このアルミ製フレームです。非常に堅牢でありながら、見た目は極めてシンプル。ここに自分の好きなパーツをカチッとはめ込んでいく快感は、IGTならではの楽しみです。3ユニット用は、ソロやデュオにちょうど良く、持ち運びもしやすいサイズ感です。フレーム自体にレールが備わっており、サイドに小物を吊り下げるための「ガビングフレーム(ゴミ箱)」などを後付けすることも可能です。

ロング(4ユニット)は、グループキャンプのキッチン基地として活躍します。2つのバーナーを横並びにセットしても、中央に2ユニット分の広い作業台を確保でき、まさにシステムキッチンのような使い心地を実現します。フレームは一生モノと言えるほど丈夫なので、最初にどちらのサイズにするかをじっくり検討しましょう。

400脚/660脚で「低め」「標準」を作り分ける

脚の高さによって、キャンプのスタイルはガラリと変わります。400mmの脚は、焚き火を見ながらゆったりと調理する「ロースタイル」に最適。キャンプのくつろぎ感を重視するなら、この高さが最も馴染みやすいでしょう。2本セットで販売されているため、4ユニットフレームを支えるには2セット(4本)が必要です。

660mmは、腰をかがめずに野菜を切ったり、炒め物をしたりといった調理動作がスムーズに行える「ミドルスタイル」用です。長時間の立ち仕事や、しっかりとした食事の準備をしたい時に重宝します。キャンプに慣れてくると、状況に応じて高さを変えたくなることが多いため、予備として別の高さを1セット持っておくと、レイアウトの幅がぐんと広がります。

ウッドテーブル(竹)などの天板で作業面を増やす

フレームの空いた部分を埋める天板は、実用性とデザイン性を兼ね備えた重要なパーツです。竹集成材を使用したウッドテーブルは、食器を置いた時の音が柔らかく、手触りも優しいため、キャンプサイトに温かみを与えてくれます。1ユニットサイズのほか、0.5ユニット(ハーフ)サイズもあり、バーナーの隙間を埋めるのに重宝します。

また、ステンレス製の天板(ステンレストレー)もあり、こちらは熱い鍋を直接置いたり、油汚れをサッと拭き取れたりと、ハードな調理シーンで活躍します。食事エリアはウッド、火の周りはステンレスといった使い分けをすることで、機能美に溢れたカスタムが完成します。

フラットバーナーでキッチン化して調理が安定する

IGTカスタムに欠かせない大人気アイテムが、このフラットバーナーです。一般的なカセットコンロと違い、フレームの中にすっぽりと収まるため、テーブルの上がフラットになり、調理スペースが広く使えます。五徳が天板より下に位置するため、大きな鍋を置いても安定感があり、風の影響も受けにくい設計です。

出力も3,000kcal/hと高く、火力が必要な炒め物から弱火の煮込み料理まで幅広くこなせます。ガス缶をテーブルの下に隠すことができるため、見た目が非常にスマートになるのも魅力の一つです。IGTを購入する方のほとんどが最初に選ぶ、間違いのない看板パーツです。

リフトアップBBQ-BOXで炭火の火加減を調整しやすくする

「キャンプといえば炭火料理」という方に最適なのが、このBBQ-BOXです。2ユニットサイズで、フレームの中央にどっしりと鎮座させることができます。最大の特徴は、本体横のハンドルを回すことで、炭火との距離(網の高さ)を細かく変えられる点です。火が強すぎれば網を上げ、弱まれば下げるといった調整が座ったまま行えます。

IGTに埋め込むことで、家族や仲間と火を囲みながら、そのまま焼き立ての料理をシェアするスタイルが楽しめます。ステンレス製で錆びに強く、パーツを分解して洗えるため、炭火特有の片付けの手間も軽減されています。冬場は足元が温まるため、暖房代わりとしても重宝するユニットです。

マルチファンクションテーブルで横に広げて使う

「フレームだけでは天板が足りない」という悩みを解決するのが、マルチファンクションテーブルです。フレームのサイドにある穴にジョイントを差し込むだけで、天板を簡単に延長できます。長方形だけでなく、コーナー用の天板もあり、それらを組み合わせることでL字型やコの字型のキッチンを作ることができます。

このテーブルを使えば、調理スペースと食事スペースを完全に分けることができ、大人数でのキャンプでも余裕を持って過ごせます。脚はフレームと共通のものが使えるため、好みの高さに合わせられるのも利点です。サイトの形状に合わせて自由に形を変えられるため、毎回違うレイアウトを試す楽しみが増えます。

ステンボックス系で小物と食材まわりを整理する

散らかりがちなキッチンツールや調味料をスマートに収納できるのが、ステンボックスです。0.5ユニットサイズが一般的で、フレームに吊り下げるようにセットします。蓋付きのタイプは、中身を隠せるだけでなく、上に物を置けるためデッドスペースを減らせます。

ステンレス製なので清潔感があり、汚れても簡単に洗えるため、食材を入れるストッカーとしても優秀です。深いタイプと浅いタイプを使い分けることで、箸やスプーンなどのカトラリーから、大きめのスパイスボトルまで綺麗に整理整頓できます。テーブルの上が片付いていると、調理の効率が上がるだけでなく、写真映えする美しいキャンプサイトになります。

目的別に組むIGTテーブルカスタムの例

IGTのカスタムには正解がありませんが、目的を絞ることで非常に使いやすくなります。いくつかの代表的な構成例をご紹介します。

ソロで軽くまとめる:小さめ構成で動線を短くする

ソロキャンプでは、移動せずにすべての作業が完結する「コックピット型」が理想です。3ユニットフレームを使用し、中央にフラットバーナー、左右にハーフサイズのウッド天板とハーフサイズのステンボックスを配置。これだけで、火の管理、調理、食事、そして小物の取り出しが座ったままの最小限の動きで行えます。荷物も最小限に抑えつつ、機能性はプロ仕様という、大人のこだわりが詰まった構成になります。

ファミリーで調理重視:作業台とバーナーを分けて使う

家族4人でのキャンプなら、4ユニットのロングフレームが力を発揮します。中央に2ユニット分の広いウッドテーブルを置き、左右の端にフラットバーナーを1つずつ配置する構成がおすすめです。こうすることで、大人が二人並んで調理を分担でき、中央を配膳スペースとして広く使えます。さらにマルチファンクションテーブルを連結すれば、子供たちの食事スペースも確保でき、キャンプサイトに立派な「ダイニングキッチン」が誕生します。

炭火・焚き火中心:耐熱系パーツと置き場を先に作る

炭火をメインに楽しむなら、中央にリフトアップBBQ-BOXを据え、その両隣をステンレストレー(ステンレス天板)で固める構成が安全かつ機能的です。ウッド天板だと炭の粉や油跳ねが気になりますが、ステンレスであればサッと拭くだけで綺麗になります。また、熱い鍋やケトルを気兼ねなく置けるため、焚き火と連動した調理もスムーズです。無骨なシルバーの質感で統一された、本格派キャンパーに好まれるスタイルになります。

風や雨のある日:風防と配置で火器の安定感を上げる

悪天候が予想される日は、火器をフレームの中央寄りに配置し、周囲を高いユニットや専用の風防で囲むようにカスタムします。フラットバーナーは元々風に強い設計ですが、天板との段差をうまく利用して風を遮ることで、より効率的に加熱できます。また、濡れた食器を置くためのメッシュトレーユニットを組み込んでおけば、雨の中でも食器を清潔に保ちつつ、効率よく乾燥させることが可能です。

IGTテーブルのカスタムは「目的→ユニット→パーツ」で整う

IGTテーブルのカスタムは、決して一度で完成するものではありません。まずは「どんなキャンプをしたいか」という目的を定め、それに見合ったユニット数(フレームサイズ)を選び、最後に必要なパーツを一つずつ買い足していく。この過程こそが、IGTが多くのキャンパーを虜にして離さない最大の理由です。

2026年になっても、IGTの規格が変わることなく愛され続けているのは、その普遍的な使い勝手の良さが証明されているからです。お気に入りの椅子に座り、自分だけの使いやすいキッチンを眺める時間は、キャンプの楽しみを何倍にも引き上げてくれます。今回ご紹介したポイントを参考に、ぜひあなただけの「一生モノ」のカスタムテーブルを完成させてください。“`

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この記事を書いた人

休日は川や湖でのんびりカヌーを楽しむのが大好きなアウトドア女子です。自然の中で過ごす時間が心地よく、その魅力をもっとたくさんの人に知ってもらいたいと思い、記事を書き始めました。
これから「カヌーやキャンプをやってみたい!」と思った方が、一歩踏み出すきっかけになるような記事をお届けしていきます。

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