キャンプ エアーマット ファミリーでの利用を検討されている皆様、こんにちは。家族でのキャンプは最高の思い出になりますが、翌朝の体の痛みや寝不足で台無しになった経験はありませんか?実は、ファミリーキャンプの質を左右するのは寝具選び、特にエアーマットの選択です。今回は、家族全員が朝までぐっすり眠れるためのおすすめ商品を厳選してご紹介します。
キャンプでエアーマットをファミリーで選ぶ際のポイント
マットの厚みを重視する
ファミリーキャンプにおいて、マットの厚みは睡眠の質を決定づける最も重要な要素といっても過言ではありません。キャンプ場の地面は、芝生であっても意外と凹凸があり、砂利や石が混じっていることも少なくありません。厚みが不十分なマットでは、寝返りを打つたびに地面の硬さを感じる「底突き感」が発生し、腰痛や背中の痛みの原因となります。
一般的に、ファミリー向けには厚さ5cm以上のもの、より快適性を求めるなら8cm〜10cmの厚みがあるモデルが推奨されます。厚みがあればあるほど、地面からの冷気を遮断する断熱効果も高まり、季節を問わず安定した睡眠環境を確保できます。特に小さなお子様がいる場合、体が沈み込みすぎず、かつ適度な弾力がある厚手のマットの方が、夜中に目を覚ますリスクを軽減できるでしょう。
また、厚手のマットは空気の量を調整することで、自分好みの硬さにカスタマイズできるというメリットもあります。パンパンに空気を入れてしっかりした寝心地にするか、少し抜いて柔らかく包み込まれるような感触にするか、その日の体調や好みに合わせられるのは、厚みがあるマットならではの特権です。家族全員が納得する寝心地を実現するために、まずは「厚み」というスペックを最優先にチェックすることをおすすめします。
連結可能なモデルを選ぶ
家族でテント内にマットを並べて敷く際、どうしても発生してしまうのが「マット同士の隙間」です。夜中に寝返りを打っているうちにマットが離れてしまい、お子様が冷たい地面に落ちてしまったり、隙間に足が挟まって目が覚めてしまったりするのは、ファミリーキャンプにおける「あるある」の悩みと言えるでしょう。これを解決するのが、連結機能を備えたモデルです。
サイドにスナップボタンやマジックテープが付いているタイプであれば、複数のマットを隙間なく固定し、まるで一枚の大きなベッドのように使うことができます。特にアクティブに動くお子様がいるご家庭では、連結機能があるだけで夜間のストレスが劇的に減少します。テントのフロア一面をマットで埋め尽くす際も、連結されていればズレを気にせず、家族全員が川の字になって安心して眠りにつくことが可能です。
さらに、連結可能なモデルは、将来的に家族が増えた際や、友人とキャンプに行く際など、状況に合わせて柔軟に枚数を増やせる拡張性も魅力です。最初から大判の一枚ものを買うのも手ですが、1人用や2人用を連結して使うスタイルの方が、パッキングの自由度が高く、自宅での保管もしやすいという利点があります。家族の成長やキャンプスタイルの変化を見据えて、連結のしやすさを確認しておきましょう。
設営と撤収のしやすさ
ファミリーキャンプは設営するギアが多く、お父さんやお母さんは到着早々忙しく動き回ることになります。そんな中で、寝床の準備に何十分もかけてしまうのは避けたいところです。そこで注目したいのが「インフレーター方式」と呼ばれる自動膨張機能です。バルブを開くだけで内部のウレタンフォームが空気を吸い込み、勝手に膨らんでくれるタイプなら、他の設営をしている間に寝床が完成します。
最近のモデルでは、バルブの口径が大きく設計されており、ものの数分で理想の厚みまで膨らむものが増えています。また、撤収の際も重要です。空気を抜くのに全体重をかけて丸める作業は、特に家族分ともなるとかなりの重労働になります。排気専用のモードがあるバルブや、逆流防止機能がついたモデルを選ぶことで、驚くほどスムーズに空気を抜き、コンパクトにまとめることが可能になります。
また、電動ポンプに対応しているか、あるいは収納袋がポンプ代わりになるような工夫が施されているかもチェックポイントです。特に10cm厚のような大容量のマットは、手動で膨らませるのは現実的ではありません。設営と撤収の時間を短縮できれば、その分、家族との焚き火の時間や遊びの時間を増やすことができます。キャンプの「快適さ」は、寝ている時だけでなく、準備の段階から始まっているのです。
収納時のサイズを確認
ファミリーキャンプは、人数分のチェア、テーブル、テント、そして食料など、荷物がどうしても膨大になりがちです。車の積載スペースには限りがあるため、エアーマットがいかに寝心地が良くても、収納サイズが巨大すぎると他のギアを諦めなければならなくなります。購入前には、必ず「収納時の寸法」を確認し、自分の車のトランクに収まるかどうかをシミュレーションしておく必要があります。
一般的に、寝心地を優先して厚みや幅を求めると、収納サイズは大きくなる傾向にあります。しかし、最新の素材を採用したモデルや、高密度ウレタンを使用したインフレーターマットの中には、驚くほど細く丸められるものも存在します。特にダブルサイズやトリプルサイズの大きなマットを購入する場合は、二つ折りにしてから丸めるタイプなのか、そのままの幅で丸めるのかによって、積載時のレイアウトが大きく変わります。
また、重量も無視できません。駐車場からサイトまで距離があるキャンプ場では、重いマットを家族分運ぶのは一苦労です。軽量なポリエステル素材や、肉抜き加工されたウレタンフォームを採用しているモデルなら、持ち運びの負担を軽減できます。寝心地、設営のしやすさ、そして積載性の3つのバランスをどう取るかが、賢いファミリーキャンパーの見せ所です。ご自身の車とキャンプスタイルに最適な「仕舞い寸法」を見極めてください。
ファミリー向けキャンプ用エアーマットのおすすめ6選
【コールマン】キャンパーインフレーターマットハイピーク ダブル
圧倒的な厚み10cmを誇り、キャンプでの眠りを自宅のベッド並みに変えてくれるコールマンの名作です。自動膨張式で設営も楽々。家族2人でゆったり使えるダブルサイズは、ファミリーキャンプの定番中の定番です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | キャンパーインフレーターマットハイピーク ダブル |
| 価格帯 | 約18,000円〜22,000円 |
| 特徴 | 厚さ10cmの極厚仕様で底突き感ゼロ |
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WAQ リラクシングキャンプマット|極厚10cmの弾力性
SNSでも話題のWAQのマットは、特大バルブを2つ搭載し、設営の速さが魅力です。高密度ウレタンフォームを採用しており、適度な反発力が体をしっかり支えてくれます。連結も可能で、複数枚並べても隙間ができません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | WAQ リラクシングキャンプマット(ダブルサイズ) |
| 価格帯 | 約16,000円〜18,000円 |
| 特徴 | 特大バルブ2個で高速設営・撤収が可能 |
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【DOD】ソトネノサソイL|ブック型で収納しやすい
ポリコットン生地を採用し、シーツのような肌触りが特徴のDODのマット。ブック型に折りたたんで収納できるため、丸めるタイプよりも車への積載がしやすいというメリットがあります。丸洗いできるシーツ付きなのも家族には嬉しいポイント。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | ソトネノサソイL |
| 価格帯 | 約12,000円〜15,000円 |
| 特徴 | ポリコットン生地のシーツ付きで清潔・快適 |
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クイックキャンプ 車中泊マット|連結可能な特大サイズ
コストパフォーマンスに優れ、厚さ8cmと十分なスペックを持つクイックキャンプ。車中泊でも使える設計のため、キャンプだけでなく多用途に活躍します。ボタン連結式で、家族の人数に合わせて簡単に拡張可能です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | 車中泊マット 8cm 極厚 シングルサイズ |
| 価格帯 | 約5,000円〜7,000円(1枚あたり) |
| 特徴 | 手頃な価格で高い断熱性とクッション性を実現 |
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【ロゴス】セルフインフレートマット70・DUO
ロゴス独自の厚さ7cm設定は、クッション性と収納性のバランスが絶妙です。リバーシブルデザインになっており、気分やテントの雰囲気に合わせて色を変えられます。バルブを回すだけで自動で空気が入る信頼の設計です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | セルフインフレートマット70・DUO |
| 価格帯 | 約15,000円〜19,000円 |
| 特徴 | 表裏で色が楽しめるリバーシブルデザイン |
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ネイチャーハイク 自動膨張式マット|高密度なウレタン採用
軽量ながら高い耐久性を持つネイチャーハイクのマット。高密度のウレタンフォームが体のラインにフィットし、体圧を分散してくれます。撥水加工が施されているため、飲み物をこぼしやすい小さなお子様がいても安心です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | 自動膨張式キャンピングマット |
| 価格帯 | 約8,000円〜12,000円 |
| 特徴 | 撥水・防汚加工済みでメンテナンスが容易 |
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ファミリーでキャンプのエアーマットを比較する基準
クッション性能の比較
エアーマットと一口に言っても、その中身(内部構造)によってクッション性は大きく異なります。主に「純粋な空気のみのタイプ」と「ウレタンフォームを内蔵したインフレータータイプ」の2種類がありますが、ファミリーキャンプでより好まれるのは後者です。空気のみのマットは、ふわふわとした浮遊感がある一方で、寝返りを打つたびに隣の人に振動が伝わりやすいというデメリットがあります。
対して、ウレタンフォーム内蔵タイプは、家庭用マットレスに近い適度な硬さと安定感があります。お子様がマットの上で動いても振動が吸収されやすく、家族全員が干渉し合わずに眠ることができます。比較の際は、ウレタンの密度や「波型カット」などの加工が施されているかを確認しましょう。波型カットが施されたモデルは、体圧分散に優れ、肩や腰への負担をより軽減してくれる効果が期待できます。
また、表面にキルティング加工が施されているかどうかも、クッション性を左右するポイントです。表面がフラットなものよりも、適度な凹凸がある方が、肌とマットの間の通気性が確保され、夏場のムレを防ぎつつ快適な弾力を生み出します。店舗などで実際に触れる機会があれば、手で押した時の戻りの速さや、底突き感がないかを念入りにチェックしてみてください。
断熱性能を示すR値の差
キャンプの夜を快適に過ごすために欠かせない指標が「R値(アール値)」です。これは熱の伝わりにくさを表す数値で、この値が高いほど地面からの冷気を遮断する能力が高くなります。春や秋の夜間、地面は想像以上に冷え込みます。いくら厚手のシュラフ(寝袋)を使っていても、背中側の綿は体重で潰れてしまうため、マットの断熱性能が不十分だと体温が奪われてしまいます。
ファミリーキャンプでオールシーズン楽しみたいのであれば、R値3.0以上のものを選ぶのが一つの目安です。冬キャンプも視野に入れるなら、R値5.0を超える極厚・高断熱モデルが必要になります。逆に、夏場しかキャンプをしないのであればR値は低めでも問題ありませんが、高R値のマットはクッション性も高い傾向にあるため、快適性を求めるなら高い数値のものを選んで損はありません。
最近では、多くの主要ブランドがこのR値を明記するようになっています。比較の際は、単なる「厚さ」だけでなく、この「R値」という科学的な指標を見ることで、季節に応じた最適なマット選びが可能になります。特にお子様は大人よりも体温調節機能が未発達なため、冷気対策としてR値を重視したマット選びを心がけてあげましょう。スペック表の隅々まで確認する価値がある、重要な比較項目です。
表面生地の肌触りを確認
マットの表面生地は、直接肌に触れる(あるいは薄いシーツ越しに触れる)部分であり、心地よさに直結します。安価なエアーマットに多いPVC(ポリ塩化ビニル)素材は、耐久性には優れますが、汗をかくとベタついたり、動くたびに「ギュッギュッ」という摩擦音が気になったりすることがあります。静かな夜のキャンプ場では、この音が意外と安眠を妨げる要因になります。
一方、高級感のあるモデルやファミリー向けを意識した商品では、表面にスエード調の起毛加工を施したり、伸縮性のあるポリエステル生地を採用したりしています。これらは肌触りが柔らかく、滑りにくいため、シュラフがマットからずり落ちるのを防ぐ効果もあります。また、DODの製品のように、ポリコットン(ポリエステルと綿の混紡)製のシーツが付属しているタイプは、家庭の布団に近い感覚でリラックスできます。
音に敏感な方やお子様がいる場合は、この「静音性」と「肌触り」を基準に比較することをお勧めします。カタログスペックでは分かりにくい部分ですが、口コミやレビューで「動いた時の音が静か」「ベタつかない」といった評価が多いものを選ぶと、失敗が少なくなります。夏はサラッと、冬はヒンヤリしない素材感を選ぶことで、キャンプの夜の幸福度はぐっと向上するはずです。
家族人数に合う有効幅
マット選びで意外と盲点になるのが「有効幅」の計算です。ダブルサイズと書かれていても、実際には製品ごとに数センチの差があります。テントのインナーサイズが270cm×270cmの場合、130cm幅のダブルサイズマットを2枚並べると計260cmとなり、左右に5cmずつの余裕を持ってぴったり収まります。しかし、これが140cm幅だと、2枚入らなくなってしまいます。
家族4人で寝る場合、1人あたりの幅が60cm〜70cm程度確保されているのが理想的です。窮屈な思いをせずに寝返りを打つには、この「1人あたりのパーソナルスペース」を逆算してマットを組み合わせる必要があります。シングルを4枚並べるのか、ダブルを2枚にするのか、あるいはシングル2枚とダブル1枚にするのか。ご自身のテントサイズと家族構成を照らし合わせて、最も無駄のない組み合わせを考えましょう。
また、エアーマットの中には端までしっかり空気が入り、有効幅を隅々まで使える「ボックス形状」のタイプがあります。端が丸みを帯びているタイプは、連結した際に中央が窪んでしまいがちですが、ボックス形状ならフラットな面を広く確保できます。ファミリーでの川の字睡眠を成功させるためには、カタログに記載された「幅」だけでなく、その形状がもたらす「実際の有効面積」を意識して比較することが重要です。
キャンプのエアーマットをファミリーで使う際の注意点
テント内のサイズを計測
「せっかく買ったマットがテントに入らなかった」という悲劇を避けるために、購入前のサイズ計測は必須です。ここで注意したいのは、テントの「フロアサイズ」と、実際にマットを敷ける「有効サイズ」は異なるという点です。多くのテントは壁面が内側に傾斜しているため、フロアの端ぎりぎりに厚みのあるマットを置こうとすると、テントの生地に干渉して壁を押し広げてしまうことがあります。
特に、10cm厚のような背の高いマットを使用する場合は、フロアサイズからマイナス10cm〜20cm程度の余裕を見ておくと安心です。また、テント内のポール(ワンポールテントなど)の位置も重要です。ポールの位置によっては、ダブルサイズのマットが干渉して敷けないケースもあります。事前にテントを設営して内部をメジャーで測るか、メーカーの図面を確認して、どこにどのマットを配置するかの「レイアウト図」を頭の中で描いておきましょう。
また、忘れがちなのが「前室」や「出入り口」の確保です。テント内をマットで完全に埋め尽くしてしまうと、夜中にトイレに行く際に家族を跨がなければならなかったり、荷物を置くスペースがなくなったりします。少しの余裕スペース(着替えや荷物置き場)を考慮した上で、最適な枚数とサイズのマットを選択するようにしてください。事前の計測が、キャンプ当日のスムーズな設営と快適な空間づくりを支えます。
バルブの形状と互換性
エアーマットの利便性を左右する隠れた重要パーツが「バルブ(空気口)」です。最近のインフレーターマットは、バルブを反転させることで「膨らませるモード」と「空気を抜くモード」を切り替えられる多機能なものが増えています。このタイプは、撤収時に空気が逆流してこないため非常に便利ですが、メーカーごとに形状が異なるため、手持ちの電動ポンプがそのまま使えない場合があります。
もし、電動ポンプを使って設営を時短したいと考えているなら、購入予定のマットのバルブ形状に合うアダプターが付属しているか、あるいは互換性があるかを事前に確認しましょう。コールマンやロゴスなどの大手メーカーであれば、自社で専用のポンプを販売していることが多いです。異なるメーカーの製品を組み合わせる場合は、汎用のアタッチメントで対応できるかどうかがポイントになります。
また、バルブが複数付いているモデルは、空気の入りが早い反面、故障(空気漏れ)のリスクもわずかに高まります。バルブの蓋がしっかり閉まるか、砂などが噛んでいないかを設営のたびにチェックする習慣をつけましょう。バルブ周りはマットの心臓部です。その操作性や耐久性を理解しておくことで、キャンプ場での「空気が入らない」「抜けない」といったトラブルを未然に防ぐことができます。
カビを防ぐための乾燥法
エアーマットを長く愛用するために最も気をつけるべき敵は「カビ」です。キャンプの夜、人の体からはコップ一杯分の汗が出ると言われており、さらに地面からの湿気がマットの裏側に結露として付着します。これらを放置したまま収納袋に密閉してしまうと、次に広げた時には黒カビが発生し、不快な臭いやアレルギーの原因になってしまいます。
キャンプから帰宅した後は、必ず風通しの良い日陰で陰干しをしましょう。天気が良ければ、ベランダで裏表をしっかり乾かすだけで十分です。この際、直射日光に長時間当て続けると、熱で内部の接着剤が剥がれたり、生地が劣化したりする恐れがあるため、あくまで「陰干し」が基本です。また、バルブを開けた状態で乾燥させることで、内部に溜まった湿気も逃がすことができます。
もしキャンプ場で雨に降られた場合は、現地で無理に乾かそうとせず、大きめのゴミ袋などに入れて持ち帰り、自宅で速やかにメンテナンスを行ってください。内部に水分が入ってしまった場合は、ドライヤーの冷風を送り込むなどの工夫も有効です。少しの手間で、高価なマットを何年も清潔に使い続けることができます。「使ったら乾かす」をファミリーキャンプの鉄則として家族で共有しておきましょう。
穴あき時の補修用キット
どれほど耐久性の高いエアーマットでも、鋭利な石や枝、あるいはペットの爪などによって小さな穴(パンク)が開いてしまうリスクは常にあります。特に空気のみで膨らませるタイプの場合、一つの穴で完全に使えなくなってしまうため、万が一の事態に備えておくことが重要です。多くのメーカー製品には、購入時に小さな補修用パッチや接着剤が付属しています。
この「補修キット」は、必ずマットの収納袋の中に常備しておきましょう。キャンプ場で穴が開いた際、場所を特定するには、石鹸水を塗って気泡が出るのを確認するのが一番です。穴が見つかれば、周囲を綺麗に拭いてパッチを貼るだけで、その日の夜を凌ぐことができます。現地で慌てないために、一度自宅で補修のシミュレーションをしておくと安心感が高まります。
また、最近のインフレーターマットは、内部にスポンジが入っているため、小さな穴が開いても完全にペシャンコになることは稀ですが、やはり寝心地は悪化します。就寝中に「なんだか体が沈むな」と感じたらパンクのサインです。予備のマットを常に持っていくのは積載上難しいですが、補修キットという「お守り」があるだけで、精神的な余裕を持ってファミリーキャンプを楽しむことができます。
キャンプのエアーマットをファミリーで揃えて快眠しよう
ここまで、ファミリーキャンプにおけるエアーマットの選び方から、おすすめの商品、そして長く使うためのコツまで詳しく解説してきました。家族全員が笑顔で「楽しかったね!」と言えるキャンプにするためには、夜の睡眠がいかに大切か、お分かりいただけたのではないでしょうか。地面の硬さや冷えに悩まされることなく、自然の中で深い眠りにつける贅沢は、良質なエアーマットがあってこそ実現するものです。
今回ご紹介したコールマンやWAQ、DODといったブランドのマットは、どれも多くのキャンパーに支持されている信頼の逸品ばかりです。厚さ、サイズ、連結機能、そして予算。ご自身の家族にとって何を最優先にするかを話し合い、納得の一枚を見つけてください。最初は「マットにここまでの予算をかけるべきか」と迷うかもしれませんが、一度その寝心地を体験すれば、二度と安価な薄いマットには戻れないほどの感動があるはずです。
最高のエアーマットを手に入れたら、次は実際にフィールドへ繰り出すだけです。テントを設営し、バルブを開けてマットが膨らむのを待つ時間。そして夜、家族で並んで星空の下、柔らかなマットの上で眠りにつく瞬間。そんな素晴らしい体験が、あなたの家族を待っています。この記事が、皆様のファミリーキャンプをより豊かで快適なものにする一助となれば幸いです。さあ、最高の寝床を整えて、思い出に残るキャンプへ出かけましょう!

