ファミリーキャンプのローテーブル選び4基準とおすすめ6選で団らん快適

ファミリーでキャンプを楽しむ際、リビングの主役となるのがテーブルです。特に「キャンプで使うローテーブルをファミリーで」探している方は、子供の使いやすさや家族全員で囲めるサイズ感に悩まれることが多いのではないでしょうか。今回は、家族団らんの時間をより快適にする、おすすめのローテーブルをプロの視点で詳しく解説します。

目次

キャンプのローテーブルをファミリーで選ぶ基準

天板のサイズと有効面積

ファミリーキャンプにおいて、天板のサイズ選びは最も失敗しやすいポイントの一つです。一般的に4人家族でゆったりと食事を楽しむためには、幅120cm、奥行き60cm程度のサイズが標準的な目安となります。しかし、単に外寸が大きければ良いというわけではありません。

天板の上に何を置くかを具体的にイメージしてみましょう。キャンプ飯では、メイン料理の大皿に加えて、家族それぞれの取り皿、コップ、カトラリー、さらにはランタンやウェットティッシュなどの小物が並びます。天板の端までフラットに使える「有効面積」が広いものを選ぶと、デッドスペースが減り、ストレスなく皿を並べることができます。

特に子供がいる家庭では、食事中にコップを倒してしまうリスクを考え、飲み物を置くスペースに余裕を持たせることが重要です。天板の下に棚板があるタイプや、サイドにハンガーが付いているモデルを選べば、小物を天板から逃がすことができ、食事スペースを広く確保できるため非常におすすめです。

収納時の形状と積載性

ファミリーキャンプは荷物が多くなりがちで、車の積載スペースとの戦いになります。そこで重要になるのが、使用時の広さに対して、いかにコンパクトに収納できるかという点です。ローテーブルの収納形状には、主に「2つ折りタイプ」と「ロールトップタイプ」の2種類があります。

2つ折りタイプは設営が非常に簡単ですが、収納サイズが天板の半分の面積を占めるため、薄いものの面積は大きくなります。車の荷台で一番下に敷くような積み方が適しています。一方、天板をくるくると巻くロールトップタイプは、細長い棒状に収納できるため、隙間に入れやすく積載性に優れています。

ただし、ロールトップタイプは部品点数が多くなる傾向にあり、2つ折りタイプに比べると設営に少し手間がかかるという側面もあります。ご自身の車のトランク容量と、キャンプ場に到着してから設営にかけられる時間を天秤にかけて、最適な収納形状を選ぶことが大切です。最近では、4つ折りにできる超コンパクトなモデルも登場しており、積載に悩むキャンパーの強い味方になっています。

天板の材質と耐熱性能

天板の材質は、キャンプサイトの雰囲気だけでなく、メンテナンス性や安全性にも大きく関わります。ファミリーに人気の材質は、温かみのある「天然木」と、軽量で手入れが楽な「アルミ」の2強です。天然木は写真映えも良く、家族の団らんを演出してくれますが、水濡れや汚れに弱いため、こまめな拭き取りが必要です。

一方、アルミ製やステンレス製の天板は、子供がジュースをこぼしたり、ソースが付いたりしてもサッと拭くだけできれいになります。特に「耐熱性能」を備えた金属製の天板であれば、加熱した直後のダッチオーブンやケトルをそのまま置くことができるため、鍋敷きを用意する手間が省け、調理から食事への流れがスムーズになります。

最近では、ウッド調のプリントを施したアルミ天板など、見た目と実用性を両立したモデルも増えています。また、メッシュ状の天板は熱に強く、水はけも良いため、雨天時の撤収も楽になります。家族の食事スタイルや、掃除のしやすさを優先順位のどこに置くかを考慮して選んでみてください。

脚部の高さ調節機能

「ロースタイル」と一言で言っても、実は地面からの高さには30cm程度から45cm程度まで幅があります。この高さのわずかな違いが、食事のしやすさや腰への負担に直結します。そこでファミリー層に強く推奨したいのが、脚の長さを調節できる機能を持ったテーブルです。

例えば、子供が小さい頃は座卓のように使える一番低いスタイルにし、成長してチェアに座るようになったら少し高くするといった調整が可能です。また、キャンプサイトの地面が必ずしも平坦とは限らないため、それぞれの脚を個別に微調整できるモデルであれば、ガタつきを抑えて安定した食卓を作ることができます。

さらに、高さ調節ができると「キッチンテーブル」や「ハイスタイル」との併用も可能になります。昼間は子供の遊び場として低く使い、夜は大人の調理台として高くするといった使い分けができるため、荷物を減らしたいミニマルなファミリーキャンプにも最適です。将来的なキャンプスタイルの変化を見据えて、調節幅の広いモデルを選んでおくと長く愛用できます。

ファミリーキャンプに最適なローテーブル6選

【コールマン】バタフライテーブル120

3段階の高さ調節が可能で、シーンを選ばず活躍するマスターシリーズの名作です。軽量なハニカム構造の天板を採用しており、大判ながら驚くほど軽く、女性でも楽に持ち運べるのが魅力です。

商品名コールマン(Coleman) バタフライテーブル 120
価格帯約19,000円〜22,000円
特徴3段階高さ調節、超軽量、高級感のあるデザイン
公式サイト公式サイトはこちら

【スノーピーク】エントリーIGT(拡張性抜群)

シンプルながら剛性が高く、スノーピークのアイアングリルテーブル(IGT)シリーズのユニットを組み込める拡張性が最大の特徴です。家族の成長に合わせてシステムを拡張していける一生モノのテーブルです。

商品名スノーピーク(snow peak) エントリーIGT CK-080
価格帯約21,000円〜23,000円
特徴IGTユニット対応、抜群の安定感、マルチファンクション
公式サイト公式サイトはこちら

【モンベル】マルチフォールディングテーブルワイド

独自の「ハイローザシステム」により、3種類の高さに調整可能です。膝に干渉しにくいフレーム構造になっており、食事の際の快適さが追求されています。収納も非常にコンパクトで積載を圧迫しません。

商品名モンベル マルチ フォールディング テーブル ワイド
価格帯約20,000円〜22,000円
特徴独自の3段階高さ調整、膝に当たらないフレーム設計
公式サイト公式サイトはこちら

【DOD】グッドラックテーブル(大容量収納)

天板の下に巨大なストレージスペースを備えており、散らかりがちなキャンプサイトをすっきり整理できます。4段階の高さ調節が可能で、まさにファミリーの「使い勝手」を形にしたモデルです。

商品名DOD(ディーオーディー) グッドラックテーブル TB4-685-BK
価格帯約11,000円〜13,000円
特徴大容量ストレージ付き、4段階高さ調節、車内棚利用可
公式サイト公式サイトはこちら

【キャプテンスタッグ】アルミロールテーブル大型

コストパフォーマンスを重視するなら、この「鹿番長」の大型ロールテーブルが随一です。質実剛健な作りで、大人数でのBBQやメインテーブルとして気兼ねなくガシガシ使える頼もしい存在です。

商品名キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) アルミロールテーブル ワイド
価格帯約5,000円〜7,000円
特徴圧倒的なコスパ、軽量アルミ製、シンプルな設営
公式サイト公式サイトはこちら

【ロゴス】Lifeオートレッグテーブル12070

脚を広げるだけで自動的にロックがかかる「オートレッグシステム」を採用しています。設営に時間をかけたくないファミリーに最適で、木目調のデザインが自然の中に溶け込む美しい一台です。

商品名ロゴス(LOGOS) LOGOS Life オートレッグテーブル 12070
価格帯約13,000円〜15,000円
特徴ワンタッチ設営、ゆったりサイズ、上品な木目調
公式サイト公式サイトはこちら

家族用ローテーブルを比較する際の重要な項目

設営と撤収の手軽さ

キャンプ場に到着して最初に行うのが設営であり、最後に待っているのが撤収です。子供が「お腹空いた!」と騒ぎ出す中、テーブルの設営に10分も15分もかけてはいられません。比較の際は、パーツが少なく、直感的に組み立てられるかどうかを確認しましょう。

例えば、脚を広げるだけのタイプや、天板がすでに脚と一体化しているモデルは、数秒から1分程度で準備が完了します。逆に、多くのフレームを組み合わせて天板を一枚ずつはめていくタイプは、安定感や拡張性には優れますが、時間はかかります。ご自身が「設営の楽しさ」を重視するのか、「スピード」を重視するのかを明確にすることが大切です。

撤収時も同様です。複雑な構造のテーブルは、隙間に砂や食べかすが入り込みやすく、掃除に手間取ることがあります。また、雨の日には素早く畳んで車に放り込めるかどうかが大きな差となります。商品説明の組み立て動画などを事前にチェックし、自分がスムーズに作業できるイメージが持てるものを選びましょう。

重量と持ち運びのしやすさ

ファミリーサイズのテーブルは大きいため、その分重量も増します。駐車場からサイトまで距離があるキャンプ場では、この「重さ」がパパやママの体力をじわじわと削ります。アルミ製であれば4〜6kg程度と比較的軽量ですが、天然木製になると10kgを超えるモデルも少なくありません。

単に「軽いから良い」というわけではなく、重いテーブルは風に強く安定感があるというメリットもあります。しかし、子供を抱っこしながら、あるいは他の荷物を持ちながら運ぶシーンを想定すると、肩掛けできる収納バッグが付属しているか、持ち手が付いているかといった「運びやすさの工夫」が重要になります。

特に車への積み込み時は、重いと腰を痛める原因にもなります。女性一人でも無理なく車から出し入れできる重さかどうかは、購入前に必ずチェックすべき項目です。もし重いモデルを選ぶ場合は、キャンプ用のワゴンを活用することを前提に考えるなど、搬送プランもセットで検討することをおすすめします。

汚れの落ちやすさと手入れ

子供がいるキャンプでは、テーブルが汚れることは避けられません。油をこぼしたり、マジックで落書きされたりすることもあるでしょう。そうした際に、ストレスを感じずに済むのは「汚れが落ちやすい素材」のテーブルです。表面にメラミン加工が施されたものや、アルミ製は水拭きだけで大抵の汚れが落ちます。

天然木の場合、無垢材のままだとシミになりやすいため、ウレタン塗装がしっかり施されているかを確認してください。また、天板の隙間も重要なポイントです。ロールトップテーブルなどは天板の間に食べかすが挟まりやすく、後で掃除するのが大変な場合があります。こうした手間を減らしたいなら、天板がフラットな1枚板や2枚板のタイプが適しています。

また、脚部の泥汚れについても考慮が必要です。脚の底がキャップ状になっていて汚れが入り込みにくいものや、丸洗いできる素材であれば、帰宅後のメンテナンスが格段に楽になります。「キャンプは楽しみたいけれど、帰ってからの掃除は最小限にしたい」というのが本音かと思いますので、手入れの簡便さは妥協せずに比較しましょう。

ブランドごとの耐久性の違い

安価なテーブルも魅力的ですが、ファミリーで長く使い続けるなら、やはり信頼できるアウトドアブランドの製品が安心です。大手ブランドの製品は、過酷な屋外環境での使用を想定した強度試験を行っており、ヒンジ(蝶番)の強度や塗装の剥げにくさなど、細かな部分の耐久性が違います。

例えば、コールマンやスノーピークといった老舗ブランドは、万が一パーツが破損しても、交換用のパーツを個別に購入できたり、修理受付をしていたりすることが多いです。これは、一つの道具を長く大切に使い続けたいファミリーにとって、大きなメリットとなります。

一方、新興ブランドや格安モデルは、デザイン性は高くても脚のガタつきが早めに出たり、ネジが錆びやすかったりすることもあります。口コミをチェックする際は、「購入直後の満足度」だけでなく、「1年使ってみた後の状態」について言及しているものを探してみてください。初期投資は少し高くても、結果的に買い替えの頻度が減り、経済的になるケースが多いのも事実です。

ファミリー用ローテーブルを長く愛用するコツ

チェアの座面高との相性

テーブルを購入した後で「なんだか食事がしにくい」と感じる原因の多くは、テーブルとチェアの高さのバランスにあります。これを「差尺(さじゃく)」と呼びますが、理想的な差尺は一般的に25cm〜30cm程度と言われています。ローテーブルの高さが40cmなら、チェアの座面高は10cm〜15cm程度の「超ロースタイル」が適しています。

もし現在お持ちのチェアの座面が30cm程度あるなら、テーブルの高さは60cm程度ないと、前かがみになって食事がしにくくなります。特に成長期の子供にとって、不自然な姿勢での食事はストレスになります。テーブルを新調する際は、必ず今使っているチェアの座面高を測り、実際に座った時の姿勢をシミュレーションしてください。

もしバランスが合わない場合は、高さ調節機能があるテーブルを選んで微調整するか、思い切ってテーブルに合わせた高さのチェアを揃えるのも手です。家族全員がリラックスした姿勢で座れる環境を整えることで、キャンプでの会話もより弾むようになります。

平坦な場所での設置確認

キャンプ場の地面は、芝生、砂利、土など様々で、一見平らに見えても微妙な凹凸があります。ローテーブルは重心が低いため安定しやすいですが、4本の脚のうち1本が浮いているだけで、飲み物がこぼれたり、調理中に鍋が滑ったりする危険があります。設営時はまず、地面の最も平らな場所を探すことから始めましょう。

脚の先端にアジャスターが付いているモデルであれば、個別に長さを変えて水平を出すことができます。アジャスターがない場合は、浮いている脚の下に平らな石や板切れを挟んで調整します。このひと手間を惜しまないことが、快適な食卓を守るコツです。

また、重い荷物を天板の片側に集中させないことも大切です。特に折りたたみ式のテーブルは、中央のヒンジ部分に過度な荷重がかかると破損の原因になります。家族で囲む際は、なるべく荷重が分散するように配置を工夫し、テーブルの安定感を常に意識するようにしてください。

木材天板の定期的な乾燥

ウッドテーブルを愛用しているなら、湿気対策は欠かせません。キャンプの夜は夜露でテーブルがしっとりと濡れることが多く、そのまま収納ケースに片付けてしまうと、カビや腐食、天板の反りの原因になります。撤収日の朝は、日光に当ててしっかりと乾燥させてからパッキングしましょう。

また、帰宅後もすぐに物置にしまうのではなく、一度ケースから出して風通しの良い室内で陰干しすることをおすすめします。木材は生き物ですので、湿度の変化で微妙に動きます。定期的に木材専用のオイルやワックスでメンテナンスをしてあげると、表面が保護されて汚れが付きにくくなり、使い込むほどに深い味わいが出てきます。

もし雨に降られて泥が付着した場合は、固く絞った布で汚れを落とした後、水分が残らないように完全に乾かしてください。手をかければかけるほど愛着が湧き、子供たちが大人になるまで使い続けられる「家族の思い出の品」になっていくはずです。

焚き火の火の粉への対策

ローテーブルは焚き火を囲む際にも重宝しますが、ここで注意したいのが「火の粉」によるダメージです。特に天然木やプラスチック製のパーツが含まれるテーブルは、火の粉が飛んでくると一瞬で焦げ跡がついたり、穴が空いたりしてしまいます。一度ついた焦げ跡を修復するのは困難です。

焚き火の近くで使用する場合は、火元から十分な距離を取るか、火の粉に強いステンレス製のサイドテーブルを併用するなどの工夫が必要です。また、風向きにも注意し、火の粉がテーブルの方へ飛ばない位置関係を保つようにしてください。

どうしても火のそばで使いたい場合は、難燃性のテーブルクロスを敷くのも有効な対策です。最近では、耐熱塗装が施されたスチール製のローテーブルも人気があります。素材の特性を理解し、そのテーブルが苦手とする環境を避ける工夫をすることで、新品のような美しさを長く保つことができます。

理想のキャンプ用ローテーブルで家族の団らんを

ファミリーキャンプにおけるローテーブルは、単に皿を置くための道具ではありません。そこは家族が顔を合わせ、今日あった出来事を話し、美味しい料理を共有する「屋外のリビングルーム」の象徴です。お子さんが一生懸命にカレーを食べる姿や、夜に夫婦で静かにお酒を楽しむ時間、そのすべてを支えるのが一台のテーブルです。

今回ご紹介した選び方の基準や、厳選した6つの商品は、どれも多くのキャンパーに支持されている確かなものばかりです。サイズ、収納性、素材、そして高さ。これらをご自身のキャンプスタイルと照らし合わせれば、きっと「これだ!」と思える運命の一台に出会えるはずです。

良い道具は、キャンプの準備を楽しくし、現場でのイライラを減らし、家族の笑顔を増やしてくれます。特にローテーブルは、一度購入すれば長く付き合うことになるメインギアです。少し予算をオーバーしたとしても、妥協せずに本当に気に入ったものを選ぶことが、結果として最も満足度の高い買い物になります。

次の週末、新しいローテーブルを車に積んで、家族でフィールドへ出かけてみませんか。広々とした天板に並ぶ手料理と、それを囲む家族の笑顔。そんな理想のキャンプシーンが、すぐそこまで来ています。この記事が、あなたのファミリーキャンプをより豊かにする一助となれば幸いです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

休日は川や湖でのんびりカヌーを楽しむのが大好きなアウトドア女子です。自然の中で過ごす時間が心地よく、その魅力をもっとたくさんの人に知ってもらいたいと思い、記事を書き始めました。
これから「カヌーやキャンプをやってみたい!」と思った方が、一歩踏み出すきっかけになるような記事をお届けしていきます。

目次