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2ルームテントをやめて分かった本当に使える装備と選び方

キャンプで広い居住空間を求めて2ルームテントを買ったものの、実際には運搬や設営、手入れで悩むことが多く、「やめて別の装備にした」という声は決して珍しくありません。ここでは私の経験をもとに、2ルームを手放した理由と代替装備の選び方、購入前に確認すべき点を整理します。家族や友人との時間を快適にするために、無理せず楽しめる装備選びの参考にしてください。

目次

2ルームテントをやめた経験から選んだおすすめ装備

重さと設営が負担になったケース

2ルームテントは生地やポールが多く、重量がかなりあります。車からサイトへ運ぶ際や、段差のある場所に持ち込むときは特に負担が大きくなりました。設営自体もパーツが多いため、慣れるまでは時間がかかり、到着後の疲労感が残ることがありました。

設営人数が揃わない場合は一人で組み立てることもあり、その際は時間が倍以上かかることもありました。夕方に着いたときなどは日没と戦うような状況になり、せっかくのレジャーが慌ただしくなります。

結果として、軽さと簡単設営を優先する方向へシフトしました。荷物を減らせば設営の負担は減り、到着後の余裕が生まれます。持ち運びのしやすさや設営時間を重視するなら、軽量モデルやワンタッチ式の導入を検討すると良いでしょう。

雨の後の手入れが続くと嫌になる

2ルームは面積が広く、フロアやリビング部分が濡れると乾かす手間が増えます。大型な幕体は自宅で広げて乾燥させにくく、晴れ間が続かないと湿気が残ることもありました。濡れたまま収納するとカビや臭いの原因になるため、手入れの頻度が高く負担に感じました。

撤収後に車内で濡れた幕を扱うと車まで湿るため、そのあと掃除や換気が必要になります。乾燥作業は時間とスペースを要するため、週末キャンプのたびに気を使うことになりました。

これを避けるために、撥水性能の高いグラウンドシートや外側にタープを張る運用、もしくは撤収日は晴れを選ぶ計画に変えました。また、完全に乾かせない場合は、乾燥剤や通気の良い倉庫での保管を取り入れるとリスクが下がります。

区画サイトで設置できない場面が多い

区画サイトは区画ごとのスペースが決まっており、2ルームの横幅や奥行きが合わないことがありました。通路や隣の区画との距離が短いと、思うように展開できず利便性が下がります。フリーサイトに比べてレイアウトの自由度が低く、使い勝手を制限されることがありました。

また、場所によっては地形が平坦でないため、大型幕体の設営に苦労することもありました。ペグ打ちの角度やポールの長さが影響して、安定性を確保するのが難しい場面もありました。

この点から、サイトのサイズや地形に合わせやすい小型テントやタープ+小型テントの組み合わせに切り替えました。結果として、設営場所の選択肢が広がり、ストレスが軽減しました。

夏場に室内が蒸れて快適でない

2ルームは広い分、通気を工夫しないと内部に熱がこもりやすくなります。特に夏場は午前中から日差しで幕体が温まり、夜になっても暑さが残ることがありました。メッシュパネルを多用してもリビングと寝室の境目で空気が滞留しやすく感じました。

換気をよくするために扇風機や換気口を使うこともできますが、電源の確保や機器の持ち運びが必要になり、結局荷物が増える要因になりました。熱がこもると睡眠の質も下がるため、夏キャンプでは快適さを優先する必要がありました。

そのため、通気性が良いドーム型やメッシュ面積の広いモデルに替え、夜間の温度管理を改善しました。風通しを意識すると、昼間の暑さも和らぎやすくなります。

代わりに選んで満足した組み合わせ

2ルームを手放して私が満足した組み合わせは、小型ドーム+大型タープです。ドームは設営が簡単で寝室として安定感があり、タープは居住空間を柔軟に作れます。荷物の総重量は下がり、車載も楽になりました。

この組み合わせだと区画サイトでも設営しやすく、天候に応じてタープの張り方を変えられるため、雨天時や夏場の通気調整がしやすくなりました。また、片付けや乾燥も分散できるため手入れの負担も減りました。

家族構成や使い方に応じて、ドームのサイズやタープ形状を選ぶとよいでしょう。必要に応じてワンタッチテントを寝室に使うと、さらに設営時間を短縮できます。

2ルームテントの基本構造と特徴

リビングと寝室がつながる一体型の仕組み

2ルームテントはリビングと寝室が一体化しているのが特徴です。リビング側は荷物置きやくつろぎスペース、寝室はプライベート空間として使えます。連結部分はファスナーや仕切りで開閉でき、使い方の幅が広がります。

一体型なので、出入りの動線が短く動きやすい反面、リビングでの音や光が寝室に伝わりやすい点に注意が必要です。就寝中のプライバシーを守りたい場合は遮光カーテンや追加の仕切りを用意するといいでしょう。

また、設営時は両方の空間を同時に張る必要があるため、ポールやガイラインの取り回しが重要になります。正しく張れば居住性が高く、気候の変化にも対応しやすい構造です。

主な形状と代表モデルの違い

2ルームにはトンネル型、ドーム寄せ型、さらにはシェルター一体型などいくつかの形状があります。トンネル型は出入り口が広く、居住面積が取りやすいのが特徴です。ドーム寄せ型は構造的に安定しやすく風に強い傾向があります。

代表モデルによって重さや設営手順、使えるオプションが違います。ブランドによっては換気や防水の仕様が強化されているものもあるので、使用シーンに合わせて選ぶと良いでしょう。

比較ポイントは以下です。

  • 居住面積の広さ
  • ポールの素材と本数
  • 前室の有無と仕切りの形態

これらを確認して、自分のキャンプスタイルに合うものを探してください。

重量や収納サイズのめやす

2ルームは一般に重量が重く、収納サイズも大きめです。ファミリー向けモデルだと総重量が20kgを超えるものもあり、トランクスペースや車載時の積載方法を考慮する必要があります。収納ケースはかさばるため、車内での置き場所を確保しておくと安心です。

軽量モデルもありますが、居住性や耐久性が犠牲になる場合があるためバランスが重要です。購入前に実際の寸法と重量を確認し、持ち運びの負担を想像してみてください。

設営に必要な人数と道具

2ルームの設営は1〜3人が目安になることが多いです。大型モデルだと2人以上での作業が推奨されます。必要な道具は基本的にポール、ペグ、ハンマー、ガイラインですが、追加で前室用のサブポールやタープと連結する場合のロープがあると便利です。

設営に慣れていない場合は、事前に自宅で一度組み立てると当日の時間短縮になります。各パーツの扱い方を確認しておくと、現地での迷いが減ります。

やめる決断につながる主な悩み

設営が思ったより複雑で時間がかかる

説明書どおりでも風や地面の状態で手順が変わることがあり、慣れないと時間がかかります。特に連結部やガイラインの張り具合で安定性が左右されるため、試行錯誤が必要でした。到着後にゆっくり過ごす時間が減ると、装備の見直しを考えるようになります。

複数人での設営が前提になっている場合、人数が揃わないと負担が偏ります。短時間で設営したいなら、もっと簡単な構造のテントやワンタッチ式を検討すると良いでしょう。

車への積載でスペースを圧迫する

大きな収納ケースはトランクを圧迫し、他の荷物を積みにくくなります。長距離移動や買い出し時に車内のスペースが足りなく感じ、家族での移動に影響が出ることもありました。積載計画を考え直すきっかけになるケースは多いです。

これを避けるには、分割して運べる装備やコンパクト化できる道具を選ぶ方法があります。荷物の優先順位を決めると、必要なものが見えてきます。

雨で濡れた後の乾燥に時間がかかる

広い幕体は乾かすのに時間と場所が必要です。自宅で広げるスペースがないと、完全に乾燥させるのが難しくなります。濡れたままの保管はカビや劣化を招くため、それが不安で使用頻度が下がることもありました。

対策としては、撥水処理のメンテナンスや乾燥専用スペースの確保、もしくは撤収を延ばして晴れる日を待つなどが考えられますが、手間を避けたい人には厳しい点です。

夏は室内が蒸れて暑くなる

大きな空間は日中に熱がたまりやすく、夜間も熱が抜けにくく感じました。寝苦しさが増えるとキャンプの満足度が下がります。扇風機やメッシュの活用で改善はできますが、電源確保や道具の追加が必要になります。

これが嫌で軽量で通気性の良いテントに替える人が多く、夏場の運用は装備選びが重要になります。

導入費用が高く感じる

2ルームはサイズや素材によって価格が高くなることがあり、購入決断のハードルが上がります。初期投資が大きいと使用頻度を考えて迷うことが増えました。保管やメンテナンス費用も意識する必要があります。

出費を抑えたい場合は、レンタルや中古購入を検討すると負担は減ります。まず試してから買う選択も有効です。

それでも2ルームテントが向く場面

広い屋内スペースが欲しいファミリー向け

子どもがいる家族や荷物が多いグループには、広いリビングが役立ちます。食事や遊びのスペースを確保できるので、天候に左右されない居場所作りができます。普段のんびり過ごしたい場合は、余裕のある室内が安心感を与えます。

また、椅子やテーブルを常設しやすく、長時間の滞在が快適になります。人数が多いときには特にメリットが高く感じられます。

悪天候で屋外活動が制限される時に有利

雨風が強い日には、広い前室やリビングがあると屋根代わりになり、濡れずに過ごせます。調理スペースや雨宿りスペースを確保できるため、天候が悪い時ほど役立ちます。濡れ物を置く場所や荷物の保護にもつながります。

天候に左右されやすい季節のキャンプでは、安心感を買う意味で有効です。

プライバシーを確保したい場面で便利

一体型でも寝室が独立している設計なら、着替えや就寝時のプライバシーが保てます。複数世帯や友人グループで利用する際に、個別の空間があると気楽に過ごせます。夜間の騒音や光を遮る効果もあり、安眠につながることがあります。

個室感が欲しい場合は、仕切りの作りや素材の厚みを確認してください。

冬場に暖房を使いやすい構造

広い空間は暖房器具を使うと効率的に暖まりやすく、寒さ対策になることがあります。寝室を暖かく保ちつつリビングで過ごすことができ、寒冷地での連泊にも向きます。ただし結露や換気の対策は必要です。

暖房利用時は火気や一酸化炭素対策を十分に行ってください。

大人数で荷物をまとめて置ける利点

荷物が多いと管理が大変ですが、2ルームなら一箇所にまとまるため便利です。調理器具や食材、遊具を整理しやすく、探し物の手間が減ります。大人数の活動で動線がスムーズになる点は見逃せません。

荷物の置き場が明確だと安全面でも安心できます。

やめた後に試す現実的な代替案

テントとタープを別に用意する利点

テントとタープを分けると、それぞれの役割に応じた最適化ができます。テントは寝ることに集中させ、タープは食事やくつろぎ用に広さを確保します。設営や撤収を分担しやすく、片方だけ使う選択肢も生まれます。

また、タープの張り方で日差しや風雨への対応を柔軟に変えられるため、天候に応じた運用がしやすくなります。

軽量ドームで荷物と設営を減らす

軽量ドームは収納サイズが小さく設営も比較的簡単です。車載スペースを節約でき、ソロや少人数のキャンプに向いています。通気性や耐風性のあるモデルを選べば、快適性を保ちながら負担を減らせます。

持ち運びの手軽さが増すと、出かける回数も増える傾向があります。

トンネル型で広さを確保する選択

トンネル型テントは空間効率が良く、居住面積を広く取れる点が魅力です。ポール本数が少なく比較的短時間で張れるモデルもあるため、広さと手軽さのバランスを取りたい人に向いています。

形状により風の影響を受けやすいものもあるので、設営場所やガイラインの取り方に注意してください。

ワンタッチやポップアップで時間短縮

時間を節約したいならワンタッチ式が便利です。到着してすぐに休めるため、設営ストレスが大きく軽減されます。短時間で撤収できるのも魅力で、週末キャンプに向きます。

ただし耐久性やサイズの面で制約が出ることがあるため、用途に合わせて選んでください。

レンタルで試してから購入する方法

高額な装備はレンタルで試すと失敗が減ります。実際に使ってみて設営時間や生活動線、手入れの手間を体験すると購入判断がしやすくなります。レンタルは機種選定の参考にもなるので、導入前の有効な手段です。

レンタル期間中に家族の意見も聞けるため、合意形成にも役立ちます。

購入前に確認しておきたいポイント

利用するキャンプ場の広さを確認する

区画サイトかフリーサイトか、サイトの広さや形状を事前に調べておくと当日の困りごとが減ります。地形や周囲の樹木の配置もイメージしておくと設営のしやすさが分かります。予約時にサイトの広さが分かれば荷物の計画が立てやすくなります。

現地のルールでタープや大型幕の使用制限がある場合もあるので確認してください。

実際の設営と撤収時間を試算する

説明書どおりでも、現地では思わぬ時間がかかることがあります。自宅で一度組み立てて所要時間を測ると当日の計画が立てやすくなります。人数による差や慣れの影響も考慮して、余裕を見た時間配分を検討してください。

夕方到着や雨予報がある日には特に余裕を持つと安心です。

収納サイズと車載のしやすさをチェックする

収納時の長さ・直径・ケース形状を確認し、普段使っている車に積めるか試してみてください。重さも重要なので、持ち運びの際の負担を想像しておくと良いです。積載順や他の荷物との兼ね合いも考慮しましょう。

必要なら車に合わせた積み方の工夫や、分割して運べるオプションを検討してください。

通気性や季節適合を確認する

メッシュの量やベンチレーションの位置を確認して、夏場の使用や冬場の保温に対応できるか判断してください。結露対策や換気口の開閉方法もチェックポイントです。使う季節に合わせたモデル選びが快適さを左右します。

冬場の暖房使用時の安全性も確認しておくと安心です。

乾かし方や保管方法をイメージする

濡れた幕体をどう乾かすか、保管場所は確保できるかを事前に考えてください。自宅で広げられない場合は近隣のコインランドリーや屋内スペースの確保、もしくは乾燥設備のある保管場所を検討すると良いでしょう。乾燥しにくい環境なら、耐水性や速乾性の高い素材を優先する選択もあります。

保管時の湿度管理や防虫対策も考慮に入れてください。

向いている人と選び方のヒント

2ルームは広さや快適性を重視する家族やグループ向けの選択肢です。頻繁に長時間キャンプを楽しみ、悪天候対策や荷物管理を重視する人ほどメリットを感じやすくなります。一方で、移動や手入れの負担を避けたい人は軽量構成や分割運用のほうが合っています。

選ぶ際は使用頻度、参加人数、車の積載状況、保管場所、使う季節を優先して検討してください。試し張りやレンタルを活用すると自分に合った装備を見つけやすくなります。

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この記事を書いた人

休日は川や湖でのんびりカヌーを楽しむのが大好きなアウトドア女子です。自然の中で過ごす時間が心地よく、その魅力をもっとたくさんの人に知ってもらいたいと思い、記事を書き始めました。
これから「カヌーやキャンプをやってみたい!」と思った方が、一歩踏み出すきっかけになるような記事をお届けしていきます。

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