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キャンプでの薪の収納はどうする?車を汚さず湿気を防ぐコツとおすすめ5選

キャンプの夜を彩る焚き火。その主役である薪をどのように運び、保管するかは、キャンプの快適さを大きく左右します。無造作に車へ積むと木くずで車内が汚れますし、地面に直接置くと湿気で火付きが悪くなってしまいます。薪を賢く収納・運搬する仕組みを整えれば、準備や片付けが驚くほどスムーズになります。今回は、薪を綺麗に保ち、周囲を汚さないための収納術とおすすめのギアをご紹介します。

目次

キャンプで薪を収納するなら、散らからない仕組みが先

薪を扱う上で最も頭を悩ませるのが、ポロポロと落ちる樹皮やくず、そして目に見えない湿気です。これらを放置すると、車内の掃除に時間がかかったり、いざ焚き火を始めたときに煙ばかりが出て炎が上がらなかったりといったトラブルに繋がります。大切なのは、薪を「汚れるもの」「湿気を吸うもの」として捉え、最初からそれらを防ぐ仕組みを作っておくことです。

乾いた薪を守る置き方の基本

焚き火を成功させる最大のコツは、薪を常に乾燥した状態に保つことです。キャンプ場に到着したら、まず薪を地面から離して置くことを意識してください。地面は見た目が乾いていても、夜露や地中の水分を含んでいるため、直接置くと薪が湿気を吸い込んでしまいます。

理想的なのは、薪ラックやコット、あるいは空になったコンテナの上に置くことです。もし何も道具がない場合は、薪を2本並べてその上に交互に積み上げる「枕木置き」をしましょう。これだけで地面との間に空気の層ができ、湿気の影響を最小限に抑えられます。また、突然の雨に備えてタープの下など、屋根のある場所に定位置を決めておくことも、乾いた薪を守るための基本的なルールです。

車の中で樹皮くずが出ない入れ方

薪を車で運ぶ際、最大の敵は樹皮の破片や細かい粉です。これらがシートの隙間やカーペットに入り込むと、掃除機でもなかなか取れず苦労します。車内を汚さないためには、薪を「完全に包み込む」か「縁(ふち)の高い容器に入れる」のが鉄則です。

例えば、厚手の大型トートバッグやログキャリーで包んでから載せれば、くずが車内に散らばるのを防げます。また、プラスチック製のハードコンテナも有効です。コンテナであれば、万が一薪が崩れてもゴミが箱の中に留まるため、目的地に着いたあとの掃除が必要ありません。積載の際は、薪を一番下に置くと重みで他の荷物を傷める可能性があるため、隙間を埋めるように配置するか、専用の収納場所をトランク内に確保するのがスマートな積み方です。

濡れた薪と乾いた薪の分け方

キャンプ場では、持参した乾いた薪と、現地で拾った少し湿り気のある枝などが混ざることがあります。これらを一緒の袋やコンテナに入れてしまうと、湿気が乾いた薪に移ってしまい、全体の火付きが悪くなる原因になります。

収納する際は、必ず「即戦力の乾いた薪」と「乾かしながら使う薪」を分けて管理しましょう。乾いている薪はバッグの中やラックの上段へ、湿っている薪は焚き火台の熱が届く周辺に並べて乾燥を促します。このように分けることで、常にベストな状態の薪を手に取れるようになり、焚き火の火力をコントロールしやすくなります。収納バッグを二つ用意するか、仕切りのあるコンテナを使うと、この整理がより簡単になります。

匂い・汚れを増やさない片づけ方

キャンプが終わって薪が余った場合、そのまま車に戻すと、焚き火の煙の匂いや土の汚れが他のギアに移ってしまうことがあります。特に一度外に出した薪は、小さな虫が隠れている可能性もあるため、注意が必要です。

余った薪を持ち帰る際は、専用の袋や密閉できるコンテナに戻し、他の荷物(特にシュラフや衣類などの布製品)と直接触れないように隔離して収納してください。帰宅後は速やかに車から降ろし、風通しの良いガレージや物置で保管しましょう。また、薪と一緒に使った火ばさみやグローブも、灰を落としてから専用のケースにまとめることで、次回のキャンプでも清潔な状態で使い始めることができます。

失敗しにくい「薪収納グッズ」おすすめ5選

薪の運搬と保管を劇的に楽にしてくれる、信頼性の高いおすすめグッズを厳選しました。

LOGOS らくらく薪キャリー

薪を包んで持ち運ぶことに特化した、シンプルながら非常に使い勝手の良いキャリーシートです。

項目内容
特徴広げて薪を載せ、ハンドルを合わせるだけで運べる
メリット使わない時は平らに畳めて場所を取らない
公式サイトロゴス らくらく薪キャリー

キャプテンスタッグ 薪バッグ(製品例:UP-1044)

帆布(キャンバス地)を使用した、タフで自立するタイプの薪バッグです。

項目内容
特徴丈夫な生地で薪の角が当たっても破れにくい
使い勝手マチが広く、1束分が余裕で収まるサイズ感
公式サイトキャプテンスタッグ 薪バッグ

ogawa ログキャリー

老舗テントメーカーならではの、しっかりとした作りと高いデザイン性を兼ね備えたログキャリーです。

項目内容
特徴トートバッグとしても使える2WAY仕様
デザイン落ち着いた色合いでどんなサイトにも馴染む
公式サイトogawa ログキャリー

RISU トランクカーゴ(TC-50など)

薪の収納に最も適したハードコンテナの一つです。汚れを完全に閉じ込めることができます。

項目内容
特徴耐荷重100kgで、椅子やテーブルとしても活用可能
防護性蓋がしっかり閉まるため、雨や虫の侵入を防げる
公式サイトリス公式 トランクカーゴ

アイリスオーヤマ RV BOX 770F

車載に特化した薄型のハードケースです。薪を平らに並べて収納するのに適しています。

項目内容
特徴高さが低いため、トランクの隙間に積み込みやすい
メリット汚れても丸洗いが簡単で、常に清潔を保てる
公式サイトアイリスプラザ RV BOX

薪収納がラクになるサイズ選びと運び方のコツ

自分にぴったりの収納グッズを選ぶためには、スペックだけでなく実際の運用のしやすさを考える必要があります。重い薪をいかに効率よく運び、現地でいかに使いやすく配置するか。そのための具体的なチェックポイントをご紹介します。

収納量は「一晩分+予備」で決める

薪の収納容器を選ぶ際の目安は、自分が一回のキャンプで消費する量に基づきます。一般的に、夕方から就寝前まで焚き火を楽しむ場合、広葉樹の薪なら1束(約5〜7kg)が目安です。冬場や長時間楽しむ場合は2束必要になることもあります。

収納バッグやコンテナは、「1束がジャストサイズで入るもの」よりも「1束半から2束分入る余裕があるもの」を選んでください。予備の薪や、現地で拾った枝、さらには着火剤や鉈などの小物を一緒にまとめられる余裕があると、忘れ物防止にもなり、サイト周辺がよりスッキリ片付きます。

通気と防水のバランスを取る

薪収納には「通気性」と「防水性」の相反する二つの要素が求められます。

  • 布製バッグ(通気性): 薪が蒸れにくいため、長期保管や少し湿った薪を乾かしながら運ぶのに適しています。
  • 樹脂製コンテナ(防水性): 雨から薪を守る能力が非常に高く、車内を汚さない性能も抜群です。

おすすめの運用法は、車での移動中は防水性の高いコンテナや大型バッグに入れ、サイトに到着したら通気性の良いログキャリーやラックに移し替える方法です。この使い分けにより、運搬時の清潔さと、使用時の乾燥状態を高いレベルで両立できます。

持ち手と開口部で積み下ろしが変わる

薪は非常に重いため、持ち手の丈夫さと持ちやすさは極めて重要です。細い紐状の持ち手だと、数分歩くだけで指に食い込み痛くなってしまいます。太めのグリップが付いているものや、肩にかけられる長さのハンドルがあるものを選ぶと、運搬の負担が劇的に軽減されます。

また、開口部が大きく開くタイプ(シート状のキャリーなど)は、薪の積み込みが楽なだけでなく、現地でそのまま広げて「薪置き場」として使えるメリットがあります。一方で、トートバッグ型は中のゴミが外に漏れにくいという利点があります。自分のスタイルが「現地での使いやすさ」重視か「移動時の清潔さ」重視かで、開口部の形状を決めましょう。

灰・火ばさみ・手袋を一緒にまとめる

「焚き火セット」として、薪と一緒に使う道具を同じ場所に収納する仕組みを作ると、片付けが非常に速くなります。例えば、大型コンテナの片側に薪を入れ、もう片側に火ばさみ、耐熱手袋、火吹き棒、着火剤をまとめておきます。

このように収納を一つに集約することで、キャンプ場に到着してコンテナを一つ降ろすだけで、すぐに焚き火の準備が整います。撤収時も、冷めた道具をコンテナに戻すだけで完了するため、忘れ物も減ります。灰を捨てるためのスコップや、消し炭を入れる火消し袋などもセットにしておくと、より完璧な「薪収納システム」が完成します。

片づけが速くなり、薪も長持ちする収納の考え方

薪の収納を単なる「運び方」ではなく「焚き火を楽しむためのシステム」として捉えることで、キャンプ全体のクオリティが上がります。乾いた状態を維持するための配置を考え、車内を汚さないための容器を選び、必要な道具をひとまとめにする。この一連の仕組みが整えば、面倒だった準備や後片付けがスムーズなルーティンに変わります。

自分に合ったログキャリーやコンテナを活用して、薪をベストな状態で扱いましょう。スマートな収納術を身につけて、次のキャンプではより美しく、より快適な焚き火の時間を心ゆくまで満喫してください。

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この記事を書いた人

休日は川や湖でのんびりカヌーを楽しむのが大好きなアウトドア女子です。自然の中で過ごす時間が心地よく、その魅力をもっとたくさんの人に知ってもらいたいと思い、記事を書き始めました。
これから「カヌーやキャンプをやってみたい!」と思った方が、一歩踏み出すきっかけになるような記事をお届けしていきます。

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