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焚き火で焼き芋の作り方は?甘くなる時間の目安と道具選び

焚き火で焼き芋を作るのは、キャンプの大きな楽しみの一つですね。しかし、いざやってみると外は焦げているのに中は生だったり、甘みが足りなかったりと、意外に難しいと感じることも多いはずです。実は、美味しい焼き芋ができるかどうかは、火の状態である「熾火(おきび)」の作り方と、じっくり時間をかける管理の仕方でほとんど決まります。

目次

焼き芋の作り方は焚き火の「時間」と「熾火」でほぼ決まる

焚き火で焼き芋を成功させるために最も重要なのは、火の勢いが落ち着いた「熾火」を利用することです。赤々と輝く炭のような状態は、炎よりも安定した熱を長時間発し続けるため、サツマイモの芯までじっくりと熱を通すのに適しています。直火の強い炎に当ててしまうと、表面だけがすぐに炭化してしまい、中は生のままになってしまいます。

焚き火は炎より熾火を作るのが先

焚き火を始めてすぐの大きな炎は、観賞用や暖をとるには最適ですが、調理には向いていません。焼き芋作りを始めるなら、まずは薪をしっかり燃やしきり、炎が収まって薪の芯が赤く光る「熾火」の状態になるまで待つのが鉄則です。この熾火は、炎よりもマイルドで安定した熱源であり、サツマイモの甘みを引き出すのに必要な「じっくりとした加熱」を可能にします。

熾火ができるまでには、薪の太さにもよりますが30分から1時間ほどかかります。焦って炎の中に芋を投入すると、アルミホイルが破れたり、表面だけが真っ黒に焦げたりする原因になります。煙が少なくなり、灰が薄く被った赤色の熱源がたっぷりできあがったタイミングこそが、焼き芋を開始する絶好のチャンスです。

時間の目安はサイズで変わる

焼き時間は、サツマイモのサイズによって調整が必要です。一般的に、中サイズの芋(直径5cm程度)であれば、熾火に入れてから合計で40分から1時間ほどが目安となります。細い芋なら30分程度で火が通りますが、丸々とした太い芋の場合は1時間半以上の時間を要することもあります。当日の外気温や熾火の量によっても左右されるため、時間は少し長めに見積もっておくのが安心です。

複数を同時に焼く場合は、できるだけサイズが近いものを選ぶと、焼き上がりのタイミングが揃いやすくなります。大きな芋を焼くときは、火力の最も強い中心部ではなく、熾火の端の方に置いてじっくりと時間をかけるのがコツです。短時間で無理に加熱しようとせず、自然の熱に委ねることで、ホクホクとした理想的な質感に仕上がります。

包み方で焼きムラと焦げを減らせる

サツマイモを焚き火に投入する前の準備として、包み方は非常に重要です。まず、水で洗ったサツマイモを「濡らした新聞紙」で2重から3重に包みます。新聞紙は滴るくらいにしっかり濡らすのがポイントです。その上からアルミホイルで隙間なく包むことで、新聞紙の水分が蒸し器のような役割を果たし、しっとりとした焼き上がりを実現できます。

この二重構造にすることで、熾火の強い熱が直接芋に伝わるのを防ぎ、焦げ付きや焼きムラを劇的に減らすことが可能です。ホイルの端は空気が漏れないようにしっかり折り込んでください。密閉することでサツマイモ自身の水分が内部に留まり、パサつきのないジューシーな食感になります。少しの手間ですが、この準備が美味しさの土台を作ります。

串で確かめる焼けたサイン

焼き上がりの判断は、竹串や細い枝を使って行います。アルミホイルの上からサツマイモの最も太い部分に串を刺し、抵抗なくスッと中心まで通れば完成の合図です。もし途中でグニュとした感触があったり、芯が硬いと感じたりした場合は、さらに10分から15分ほど加熱を続けてください。

確認する際は、火傷をしないように厚手のグローブやトングを使用しましょう。串を刺した瞬間に、中から甘い香りが立ち上ってきたら期待が高まります。焼き上がった後は、すぐにアルミホイルを剥がさず、5分から10分ほど火のそばで「蒸らし」の時間を取ることで、甘みがさらに引き立ち、熱が均一に落ち着きます。

焚き火焼き芋が安定するおすすめ道具7選

焼き芋のクオリティをさらに高めるためには、適切な道具選びが欠かせません。熱を均一に伝える調理器具や、安全に火を扱うためのアイテムを揃えることで、キャンプでの焼き芋作りがより確実で楽しいものになります。ここでは、定評のある定番アイテムを厳選してご紹介します。

キャプテンスタッグ 石焼きいも用石〈3kg〉

本格的な「石焼きいも」を再現するための専用石です。ダッチオーブンの底に敷いて使用することで、遠赤外線効果が最大化され、中までふっくらと甘い焼き芋に仕上がります。

項目内容
商品名石焼きいも用石〈3kg〉 M-5532
特徴遠赤外線効果で甘みを引き出す
公式サイトCAPTAIN STAG公式サイト

ユニフレーム ファイアグリル(焚き火台)

頑丈さと安定感で知られる焚き火台の超定番モデルです。四隅に隙間があるため燃焼効率が良く、焼き芋に最適な質の良い熾火を大量に作ることができます。

項目内容
商品名ファイアグリル 683040
特徴耐久性抜群、分散耐荷重20kg
公式サイトUNIFLAME公式サイト

SOTO ステンレスダッチオーブン 10インチ

シーズニングが不要で、サツマイモ調理後も洗剤で洗える手軽なステンレス製です。蓋が重厚で気密性が高く、内部を理想的なオーブン状態に保てます。

項目内容
商品名ステンレスダッチオーブン 10インチ ST-910
特徴錆びにくくメンテナンスが容易、IH対応
公式サイトSOTO公式サイト

ユニフレーム UFダッチオーブン 10インチ

一枚の鉄板から作られた「黒皮鉄板」製で、衝撃や急激な温度変化に強いタフなモデルです。焼きムラが少なく、ワイルドな焚き火調理にぴったりです。

項目内容
商品名UFダッチオーブン 10インチ 660942
特徴衝撃・ヒートショックに強い、洗剤洗浄可
公式サイトUNIFLAME公式サイト

LOGOS 火消し壺(後片付けがラク)

焼き芋を楽しんだ後の熾火を安全に消火するための必需品です。消火した炭を次回のキャンプで再利用できるため、環境にも優しく経済的です。

項目内容
商品名ポータブル火消し壷 81063128
特徴蓋を閉めるだけで安全消火、再利用可能
公式サイトLOGOS公式サイト

belmont 焚き火トング(火ばさみ)

アルミニウム製で非常に軽量な火バサミです。先端が細くなっているため、熱いサツマイモの位置を微調整したり、熾火を寄せたりする作業がスムーズに行えます。

項目内容
商品名UL Hibasami BM-258
特徴超軽量70g、バネ付きで操作性良好
公式サイトbelmont公式サイト

厚手アルミホイル(アウトドア用)

通常のホイルより極厚で破れにくい、アウトドア専用のアルミホイルです。焚き火の中に直接投入しても穴が開きにくく、熱を均一に伝えて焦げを防ぎます。

項目内容
商品名BBQお掃除楽ちんシート(極厚ホイル)
特徴一般的なホイルの数倍の厚み、焦げ付き防止
公式サイトLOGOS公式サイト

焚き火で焼き芋を作る手順と時間のコツ

美味しい焼き芋を作るには、正しい手順と「時間をかけて温度を上げる」という意識が欠かせません。ここでは、失敗しないための基本手順と、理想の食感に近づけるための小技を解説します。

濡らし新聞紙+ホイルで包む基本手順

まずはサツマイモを水できれいに洗い、表面の泥を落とします。このとき水気は拭き取らずに残しておいてください。次に、新聞紙をたっぷりと水に浸し、滴るくらいの状態でサツマイモを2重から3重に包み込みます。さらにその上からアルミホイルを隙間なく巻き、両端をひねって密閉します。

アルミホイルは2重に巻くとより安心です。この濡らし新聞紙とホイルの層が、焚き火の強烈な熱を和らげつつ、内部に水蒸気を閉じ込める「スチームオーブン」の役割を果たします。下準備を丁寧に行うことで、皮が剥きやすく、中がしっとりとした絶品焼き芋への道が開けます。

熾火の端に置いてじっくり焼く置き方

準備が整ったサツマイモを焚き火台に投入します。このとき、真っ赤に燃える熾火のど真ん中に置くのは避けましょう。火力が強すぎて失敗の原因になります。理想的な置き場所は、熾火の「端」の方です。熱が少し柔らかい場所に置き、周囲に軽く熾火を寄せるように配置してください。

じわじわと温めることで、サツマイモのデンプンが甘みに変わる時間を長く確保できます。また、ダッチオーブンを使用する場合は、網や石を敷いた上に芋を並べ、蓋の上にも熾火を乗せることで、上下から包み込むように均一な熱を送ることが可能になります。

途中で回すタイミングと回数の目安

サツマイモを火に入れた後は、時々向きを変えてあげる必要があります。加熱ムラを防ぐために、15分から20分に一度、トングを使って180度ひっくり返してください。合計で2〜3回ほど向きを変えれば、全体に均一な熱が回ります。

同じ向きのまま放置すると、片面だけが焼けすぎてしまい、反対側が生のままになることがあります。トングで持つ際は、ホイルが破れないように優しく扱うのがコツです。焼いている途中でサツマイモ特有の甘い香りが漂い始めたら、順調に進んでいるサインとなります。

ねっとり仕上げに近づける温度の作り方

最近人気の「ねっとり・蜜が溢れる」ような焼き芋にしたいなら、温度管理が鍵を握ります。サツマイモの甘みを引き出す酵素(ベータアミラーゼ)は、70度前後の温度帯で最も活発に働きます。この温度をどれだけ長く維持できるかが勝負です。

一気に強火で温度を上げてしまうと、この酵素が壊れてしまい、甘みが少なくなります。対策としては、とにかく「弱めの熾火で、1時間以上かけてゆっくり焼く」ことです。ダッチオーブンの中で石を敷き、じっくり温める手法は、まさにこの理想的な温度変化を実現するのに最適な方法です。

焚き火焼き芋の時間を外さないためのまとめ

焚き火での焼き芋作りは、適切な「熾火」の準備と「じっくりかける時間」、そして「水分を逃さない包み方」の3つが揃えば、誰でも失敗せずに最高のご馳走を作ることができます。炎が収まるのを待つ余裕と、40分から1時間という時間を楽しむ心が、美味しい焼き芋への一番の調味料になります。

今回ご紹介したダッチオーブンや専用の石といった道具を組み合わせれば、より安定したクオリティを目指すことが可能です。次のキャンプでは、ぜひこれらのポイントを意識して、焚き火を囲みながらホカホカで甘い焼き芋を楽しんでみてください。

もし、当日の火起こしがスムーズにいかない場合の対策や、サツマイモの品種ごとの焼き時間の微調整についてさらに詳しく知りたい場合は、いつでもお尋ねください。

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この記事を書いた人

休日は川や湖でのんびりカヌーを楽しむのが大好きなアウトドア女子です。自然の中で過ごす時間が心地よく、その魅力をもっとたくさんの人に知ってもらいたいと思い、記事を書き始めました。
これから「カヌーやキャンプをやってみたい!」と思った方が、一歩踏み出すきっかけになるような記事をお届けしていきます。

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