アークテリクスは流行りすぎている?人とかぶりにくくおしゃれに着こなすコツとアイテム

カナダ発のアウトドアブランドであるアークテリクスは、今や本格的な登山愛好家だけでなく、感度の高いファッショニスタたちの間でも「街着の定番」として定着しました。しかし、その爆発的な普及により、街中で同じような着こなしを見かける機会が増え、「流行りすぎ」と感じている方も少なくありません。ブランドの魅力を維持しつつ、人とかぶらない自分らしい選び方のコツを詳しく整理しました。

目次

アークテリクスが流行りすぎと言われるのは街着定番になったから

かつては知る人ぞ知る高性能ギアだったアークテリクスですが、近年はテックウェア(機能性重視の服)のブームを牽引する存在となりました。その洗練されたミニマルなデザインは、スーツからカジュアルまで幅広く馴染むため、都会の駅やオフィス街で見かけない日はありません。なぜこれほどまでに多くの人がアークテリクスを選ぶのか、その背景にある理由を深掘りします。

ロゴとシルエットが分かりやすく同じに見えやすい

アークテリクスが流行りすぎていると感じる大きな原因は、その象徴的な「始祖鳥のロゴ」にあります。胸元に配置されたこのロゴは非常に高い認知度を誇り、遠くから見ても一目でアークテリクスの製品だと分かります。さらに、アークテリクスの代名詞である「シェルジャケット」は、人間工学に基づいた独自の立体裁断を採用しており、ブランド特有のシルエットが確立されています。

この特徴的なロゴと美しいシルエットはブランドの強みである一方、多くの人が同じようなモデルを着用することで、街全体が「似たような格好の人」で溢れているように見えてしまいます。特に、アークテリクスはモデルごとのデザインに一貫性があるため、ファッションに詳しくない人から見れば、どのモデルも同じように見えてしまうことが、流行りすぎ感を助長する要因になっています。

黒シェルが人気で着こなしが似やすい

アークテリクスの中で最も人気があるのが、ブラックカラーのシェルジャケットです。「ゴアテックスを搭載した黒いジャケット」は、汚れが目立たず、どんな服にも合わせやすいため、初めて購入する際の第一候補になりやすいアイテムです。しかし、この選択が「制服化」を招いています。

街中で黒いシェルジャケットに細身のパンツ、そしてスニーカーを合わせるスタイルは、機能的で格好良いのですが、あまりにも完成されたスタイルゆえに個性を出すのが難しくなっています。人気モデルの「ベータジャケット」や「アルファジャケット」の黒を着用している人が密集すると、どうしても流行に流されているような印象を抱きやすくなります。定番である黒が圧倒的な支持を得ているからこそ、差別化が難しくなっているのが現状です。

機能と見た目のバランスが良く選ばれやすい

アークテリクスが選ばれ続ける理由は、単なる流行だけでなく、その圧倒的な機能美にあります。雨風を完全にシャットアウトするゴアテックスの性能と、無駄な装飾を一切省いたミニマルな外観のバランスは、他のアウトドアブランドの追随を許しません。都会での生活においても、急な雨に対応でき、かつオフィスでも浮かないスマートさは、合理的であることを好む現代のライフスタイルに完璧にフィットしています。

この「間違いのない選択」であることが、幅広い層に支持される結果となりました。失敗したくないという心理から、多くの人がアークテリクスを選択し、結果として供給を上回る需要が発生しています。機能と見た目のどちらも妥協したくないというニーズを完璧に満たしているからこそ、多くの人が同じ正解にたどり着き、今の「流行りすぎ」という状況が作り出されています。

在庫や入荷情報が話題になり熱が広がりやすい

近年、アークテリクスの人気は「希少性」によってさらに加速しています。世界的な需要の高まりに対し、品質を維持するための生産数が限られているため、人気モデルは常に品薄状態が続いています。SNS上では「どこどこの店舗に入荷した」「オンラインで抽選が始まった」といった情報が常に飛び交い、手に入れること自体が一種のイベントのようになっています。

この「なかなか買えない」という状況が、かえって人々の物欲を刺激し、ブランドへの注目度を常に高い位置で維持しています。限定感や話題性が先行することで、本来の登山目的以外の人々まで巻き込んだ熱狂が生まれ、街中での露出がさらに増えるという循環が起きています。入荷のたびに話題になるブランドの勢いが、流行の熱を広げ続けている大きな要因です。

流行りすぎが気になる人向けアークテリクスおすすめアイテム

「アークテリクスは好きだけれど、定番の黒シェルで人とかぶるのは避けたい」という方には、少し視点を変えたアイテム選びがおすすめです。機能性は最高峰でありながら、街に馴染みやすく、それでいて個性を出せるモデルを厳選しました。

Gamma Lightweight Hoody(普段着でも自然なソフトシェル)

伸縮性に優れたソフトシェル素材を使用したフーディです。ハードシェル特有の「シャカシャカ感」が少なく、ジャージのような快適な着心地が魅力です。

項目詳細
素材Fortius DW 1.0(ストレッチ性・通気性)
特徴耐久性と防風性を備えつつ、蒸れにくい
おすすめシーン春秋の羽織り、サイクリング、アクティブな街歩き
公式サイトGamma Lightweight Hoody

Atom Hoody(中綿で着回ししやすい定番)

「一度着ると手放せない」と言われる、アークテリクスを代表する中綿ジャケットです。ダウンよりも扱いやすく、アウターとしても中間着としても活躍します。

項目詳細
素材Coreloft(化繊綿)/ Tyono 20(表地)
特徴濡れても保温性を維持し、非常に軽量
おすすめシーン冬の普段着、旅行、キャンプの防寒着
公式サイトAtom Hoody

Squamish Hoody(薄手でロゴ主張が控えめ)

軽量でコンパクトに収納できるウィンドシェルです。ロゴが目立ちすぎず、ミニマルなデザインが好きな方に最適な、都会的な一着です。

項目詳細
素材Tyono 30(高密度ナイロン)
特徴驚くほど軽く、撥水性も備えるパッカブル仕様
おすすめシーン夏の冷房対策、ジョギング、小雨の外出
公式サイトSquamish Hoody

Cerium Hoody(軽量ダウンで冬の主役にできる)

高品質なダウンを使用した軽量なフーディです。計算されたステッチとシルエットにより、ダウン特有の着ぶくれ感が少なく、スマートに着用できます。

項目詳細
素材850フィルダウン / Arato 10
特徴圧倒的な軽さと暖かさを両立
おすすめシーン真冬の外出、北国への旅行、テント泊
公式サイトCerium Hoody

Granville 16 Backpack(ミニマルで街に馴染む)

ビジネスシーンでも使いやすい、非常にシンプルなバックパックです。アークテリクスらしい高い防水性を備えつつ、アウトドア感を抑えたデザインが特徴です。

項目詳細
容量16L
特徴ラミネート加工された防水素材と洗練された外観
おすすめシーン通勤、通学、カフェでの作業
公式サイトGranville 16 Backpack

Mantis 20 Backpack(サイズ感が軽く見えやすい)

定番のマンティスシリーズの中でも、少し小ぶりな20Lサイズです。軽やかな印象を与え、男女問わず使いやすいサイズ感が魅力です。

項目詳細
容量20L
特徴整理しやすいポケット配置と、快適な背負い心地
おすすめシーン日帰りのハイキング、週末の街歩き
公式サイトMantis 20 Backpack

アークテリクスを人とかぶりにくく着るコツ

アークテリクスのアイテムは、選び方とコーディネートを少し工夫するだけで、「流行を追っている人」から「こだわりのある人」へと印象を変えることができます。ブランドの持つ機能美を最大限に活かしながら、自分なりのスタイルを確立するための具体的なポイントをまとめました。

黒一択を避けてグレー系で馴染ませる選び方もあり

アークテリクスの製品で最も選ばれるのがブラックですが、そこをあえて避けることが差別化の第一歩です。アークテリクスは自然の景色からインスピレーションを受けた絶妙な中間色が得意なブランドでもあります。

特におすすめなのが、ダークグレーやネイビー、あるいは「エトポ(Etopo)」のようなアースカラーです。これらの色は、ブラック同様に汎用性が高い一方で、全体の印象を少し和らげ、こなれた雰囲気を演出してくれます。特にグレー系のモデルは、都会のコンクリートにも自然の岩場にも馴染みが良く、他の服とも合わせやすいため、大人の落ち着いたスタイルを目指す方に最適です。

ロゴが小さいモデルや同色ロゴを選ぶ

ブランドの主張を抑えることも、流行りすぎ感を薄める有効な手段です。アークテリクスの製品の中には、ロゴの刺繍が生地と同系色でまとめられた「トーン・オン・トーン」のデザインや、ロゴが小さく袖口などに配置されたモデルが存在します。

ロゴが目立たないことで、周囲は一瞬どこのブランドか分からなくなりますが、近づくとその質感や丁寧な作りから品質の高さが伝わります。あえてロゴを主役にするのではなく、全体のシルエットや素材感で勝負する着こなしは、自分なりの美学を持っているように映ります。ロゴを「ブランドの証」として誇示するのではなく、デザインの一部として馴染ませる意識を持ちましょう。

パンツと靴はきれいめ寄りで整える

アウトドアアウターを街で着る際、ボトムスや靴までアウトドアで固めてしまうと、どうしても「今から登山ですか?」という雰囲気になり、流行に流されている感が強まります。ここで差別化を図るコツは、ボトムスにきれいめなスラックスや細身のチノパンを合わせることです。

足元も、ハイテクなスニーカーではなく、シンプルなレザースニーカーや、サイドゴアブーツなどを選んでみてください。上半身のスポーティーさと下半身の上品さが混ざり合うことで、洗練された都会的な「テックスタイル」が完成します。全体のシルエットを整え、清潔感を意識することで、アークテリクスのジャケットが持つ機能美がより一層引き立ちます。

シェル以外のアイテムで取り入れて雰囲気を変える

アークテリクスといえばシェルジャケットが有名ですが、あえてそこを外して、フリースやニット、あるいはポロシャツなどのインナー類や小物から取り入れるのも上級者のテクニックです。シェル以外のアイテムはロゴの配置が控えめなことが多く、ブランドを主張しすぎずにその高い品質を享受できます。

例えば、高品質なウールを使用したニットウェアや、ストレッチの効いたトラウザーズ(パンツ)などは、見た目は極めてシンプルですが、アウトドアブランドならではの動きやすさが備わっています。全身をアークテリクスで固めるのではなく、普段のワードローブに一つだけ高品質なパーツとして組み込むことで、流行りすぎの印象をうまく中和しつつ、こだわりのあるスタイルを構築できます。

アークテリクスは選び方で流行りすぎ感を抑えられる

アークテリクスがこれほどまでに普及したのは、それが単なる流行ではなく、生活の質を高めてくれる本物の道具であると多くの人が気づいたからです。雨を弾き、風を遮り、かつ美しい。その信頼性を手放す必要はありません。

大切なのは、誰もが選ぶ「正解」をそのままなぞるのではなく、自分のライフスタイルや好みに合わせて、モデルやカラー、着こなしを吟味することです。ロゴのサイズにこだわってみる、あえて黒を選ばない、きれいめな服とミックスしてみる。そんな小さなこだわりを積み重ねることで、アークテリクスはあなたにとって唯一無二の相棒になるはずです。優れたギアを賢く、自分らしく使いこなして、都会の日常もアウトドアも存分に楽しんでください。

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この記事を書いた人

休日は川や湖でのんびりカヌーを楽しむのが大好きなアウトドア女子です。自然の中で過ごす時間が心地よく、その魅力をもっとたくさんの人に知ってもらいたいと思い、記事を書き始めました。
これから「カヌーやキャンプをやってみたい!」と思った方が、一歩踏み出すきっかけになるような記事をお届けしていきます。

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