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スノーピークのフラットバーナーはどう選ぶ?連結のコツと快適に使う方法

スノーピークの「フラットバーナー」は、キャンプ料理を一段上の楽しさに変えてくれる大人気アイテムです。その名前の通り、テーブルにフラットに収まる美しいデザインと、本格的な調理にも対応できる安定した火力が魅力となっています。しかし、人気のあまり品薄になることも多く、購入前にその特性をしっかり理解しておくことが、キャンプサイトでの満足度に直結します。今回は、フラットバーナーを最大限に活かすための選び方と使い方のコツを詳しくお届けします。

目次

スノーピークのフラットバーナーを選ぶ前に知っておきたい結論

フラットバーナーを検討する際、単なる「シングルバーナー」として見るのは少しもったいないと言えます。この製品は、スノーピークが提唱する「アイアングリルテーブル(IGT)」というシステムの一部として設計されており、その真価はテーブルと組み合わせたときに発揮されるからです。単体で地面や卓上に置いて使うこともできますが、システムとして組み込むことで、調理のしやすさと見た目の美しさが格段に向上します。

フラットバーナーはIGT連結を前提に考えると選びやすい

フラットバーナーの最大の特徴は、スノーピークのIGT規格にジャストフィットするように作られている点です。テーブルの天板を1ユニット分取り外し、そこにフラットバーナーをカチッとはめ込むだけで、テーブルとコンロが一体化した機能的なキッチンが完成します。

このように連結して使うことで、コンロがテーブルから飛び出さず、天板と面一(ツライチ)になります。これにより、鍋をスライドさせて移動させたり、座ったままの姿勢で調理したりするのが非常にスムーズになります。もし既にIGTシリーズのテーブルを持っている、あるいはこれから揃える予定があるなら、フラットバーナーはこれ以上ない最高の選択肢になります。逆に、テーブルとの連結を全く考えていない場合は、他のコンパクトなバーナーと比較して検討するのが良いでしょう。

安定感と火力は強みだが風対策が使い心地を左右する

フラットバーナーは、大きめの鍋やダッチオーブンを載せてもびくともしない「五徳の安定感」が大きな強みです。重心が低く、広範囲を支える構造になっているため、炒め物や煮込み料理を安心して行えます。火力も3,000kcal/hと十分で、屋外でも力強く加熱してくれます。

ただし、バーナーヘッドが露出している構造上、風の影響をダイレクトに受けやすいという側面もあります。風が強い日は炎が流れてしまい、なかなかお湯が沸かなかったり、火力が安定しなかったりすることもあります。そのため、風防(ウィンドスクリーン)を併用したり、テーブルの配置を工夫して風を遮ったりといった対策をセットで考えることが、快適に使いこなすための大切なポイントになります。

ガス缶はCBとODで運用が変わるので先に決めておく

フラットバーナーは、アウトドア用の「OD缶(OutDoor缶)」を使用する設計になっています。OD缶は火力が安定しやすく、寒い時期でも頼りになる燃料です。スノーピークからも純正のギガパワーガスが販売されており、これを使うのが基本となります。

一方で、家庭でおなじみの「CB缶(Cassette Bombe缶)」は、コンビニやスーパーで手軽に買えてコストが安いというメリットがあります。フラットバーナーをCB缶で使いたい場合は、自己責任でアダプターなどを用意することになりますが、基本的にはメーカーが推奨するOD缶での運用が最も安全で確実です。燃料の入手性やコスト、キャンプに行く季節などを考慮して、自分がどちらのスタイルで運用していくのかを事前に決めておくと、周辺アクセサリーの買い増しで迷うことがなくなります。

合う人は調理重視 合わない人は軽量重視になりやすい

フラットバーナーは「キャンプで料理をしっかり楽しみたい人」には間違いなく刺さる道具です。テーブルをキッチンとしてシステム化し、美しいサイトを構築することに喜びを感じる方には、これ以上ない満足感を与えてくれます。多少の重さや、テーブルのセッティングの手間も、その快適さを考えれば苦にならないはずです。

一方で、荷物を極限まで減らしたいソロキャンパーや、登山のように軽量さを最優先にする方には、少し大がかりに感じられるかもしれません。フラットバーナー本体だけで約1.9kgの重量があり、さらにテーブルを合わせるとかなりの積載量になります。自分のキャンプスタイルが「調理と居住性を重視するオートキャンプ」なのか、「機動力を重視するミニマムスタイル」なのかを見極めることが、後悔しないための分かれ目になります。

スノーピークのフラットバーナーと一緒に揃えたいおすすめアイテム

フラットバーナーは、周辺アイテムを揃えることでその真価を発揮します。特におすすめの組み合わせを紹介します。

商品名特徴公式サイトURL
エントリーIGT脚付きのIGT入門モデル。すぐにフラットバーナーをセット可能公式サイト
IGTフレームユニットを自由に組み合わせられる本格的なアルミフレーム公式サイト
マルチファンクションテーブルIGTフレームを拡張し、広大な作業・食事スペースを作る公式サイト
ステンレストレー 1ユニットバーナーの隣に置くことで、熱い鍋の仮置き場として活躍公式サイト
シェルフコンテナ 25頑丈な収納箱。フラットバーナーの持ち運びにも最適公式サイト
ギガパワーガスフラットバーナー専用の燃料。季節に合わせた3種類を展開公式サイト

スノーピークのフラットバーナーを快適に使うコツ

フラットバーナーは非常にシンプルな道具ですが、正しくセットしてメンテナンスを行うことで、そのパフォーマンスを長く維持できます。キャンプ場での安全を守り、かつ料理の段取りをスムーズにするための、具体的な運用のコツをいくつか押さえておきましょう。

設置は水平と耐熱を優先して安全性を確保する

調理を始める前に、まずはテーブルが水平に設置されているかを確認してください。フラットバーナーは五徳がフラットな分、少しでも傾いていると鍋やフライパンが滑りやすくなり、思わぬ事故に繋がります。特に地面が凸凹しているキャンプ場では、脚の高さを調整したり、板を噛ませたりして安定させることが大切です。

また、フラットバーナーを使用すると、五徳の周囲もかなり高温になります。IGTで使用する場合は問題ありませんが、自作のテーブルなどに無理やり組み込む場合は、周囲の素材が耐熱仕様であるか、十分な距離が保たれているかを必ず確認してください。ガス缶を吊り下げる位置も、炎の熱からしっかり遠ざけるよう、純正のレールを正しく使用しましょう。

風と寒さで火力が落ちる場面は配置と遮風で補う

前述の通り、フラットバーナーは風に弱い一面があります。風が吹いているときは、タープのサイドパネルを下ろしたり、車を風よけにするなど、設営の段階で工夫をしましょう。市販のウィンドスクリーン(風防)を使うのも手ですが、IGTにセットしている場合は、風防が天板を傷つけないよう注意が必要です。

また、秋から冬にかけてのキャンプでは、ガスの圧力が下がるドロップダウン現象に注意してください。ガス缶が冷えすぎると火力が弱くなるため、冬用の「プロイソ」などのハイパワーガスを使用するのが基本です。さらに、調理中以外はガス缶を冷たい地面に直接置かないよう、レールに引っ掛けて空気を通すようにすると、火力の低下をある程度防ぐことができます。

点火しないときはガス残量と接続部から確認する

「火がつかない!」というトラブルはキャンプ場でよく起こります。まずは落ち着いて、ガス缶の中に燃料が残っているかを確認しましょう。残量が少ないと、圧力が足りずに点火しにくくなります。また、ガス缶とバーナーを繋ぐ器具栓のネジ込みが甘いと、ガスが正しく供給されません。一度外して、パッキンに異常がないか確認してから、しっかりと締め直してみてください。

圧電点火装置(カチッと鳴る部分)から火花が出ていない場合は、点火部分の電極が濡れていたり、汚れていたりすることがあります。乾いた布で拭き取ったり、煤を落としたりすることで改善することが多いです。万が一に備えて、ライターやチャッカマンを常に携行しておくのが、ベテランキャンパーの知恵です。

使用後の掃除と乾燥で詰まりやサビを防ぐ

美味しい料理を作った後は、バーナーのお手入れも忘れずに行いましょう。フラットバーナーは五徳が簡単に取り外せるため、吹きこぼれなどもサッと拭き取ることができます。汁物などがバーナーヘッドに詰まると、炎が偏ったり不完全燃焼の原因になったりするため、目詰まりがあれば歯ブラシなどで優しく掃除してください。

また、ステンレス製なのでサビには強いですが、塩分の強い汁が飛んだまま放置すると、変色や腐食の原因になります。撤収前には汚れを落とし、しっかり乾燥させてから収納ケースに入れましょう。湿気が残ったまま長期間保管すると、思わぬ劣化を招くことがあるため、自宅に帰ってから改めて風通しの良い場所で休ませてあげるのが理想的です。

スノーピークのフラットバーナーはテーブル運用まで含めて完成する

スノーピークのフラットバーナーは、単体のバーナーとしての性能もさることながら、テーブルと一体化して機能する「キッチンシステム」の一部として、その完成された世界観を体験させてくれます。調理のストレスをなくし、キッチンとリビングの境目をなくすことで、作る人と食べる人が同じ目線でキャンプの時間を共有できるようになります。

自分に合ったIGTテーブルを選び、必要なアクセサリーを揃えていく。そのプロセス自体もキャンプの大きな楽しみになります。ぜひ、フラットバーナーをあなたのサイトの中心に迎え入れて、最高に使い勝手の良いマイキッチンを完成させてみてください。きっと、これまで以上に料理が楽しくなるはずです。

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この記事を書いた人

休日は川や湖でのんびりカヌーを楽しむのが大好きなアウトドア女子です。自然の中で過ごす時間が心地よく、その魅力をもっとたくさんの人に知ってもらいたいと思い、記事を書き始めました。
これから「カヌーやキャンプをやってみたい!」と思った方が、一歩踏み出すきっかけになるような記事をお届けしていきます。

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