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焚き火の焼き芋は何分焼けばいい?失敗しない時間の目安とおすすめ道具7選

焚き火の醍醐味といえば、揺らめく炎を眺めながら作る熱々の焼き芋です。しかし、いざ挑戦してみると「中まで火が通っていない」「外側だけが真っ黒に焦げてしまった」という失敗も少なくありません。おいしく仕上げる秘訣は、火加減と正確な時間配分、そして適切な準備にあります。この記事では、キャンプで最高の焼き芋を作るための時間の目安や、役立つ道具を詳しくご紹介します。

目次

焚き火で焼き芋は何分?失敗しにくい時間の目安

焚き火で焼き芋を作る際、最も気になるのが「何分焼けば良いのか」という点です。家庭のオーブンとは異なり、焚き火は熱源が不安定なため、時間管理が成功の鍵を握ります。基本的には、食材に直接炎を当てるのではなく、熾火(おきび)と呼ばれる炭のような状態を利用することが大切です。ここでは、失敗を避けるための具体的な時間の目安と、焼き加減を確認する方法について詳しく解説していきます。

熾火で焼くなら基本は片面15分ずつ

焚き火の大きな炎が落ち着き、薪が赤く光る「熾火(おきび)」の状態になったら、いよいよ焼き芋の出番です。この熾火は炎よりも温度が安定しており、遠赤外線効果でじっくりと芯まで熱を伝えることができます。標準的なサイズのさつまいもであれば、片面につき約15分、合計で30分程度を目安に加熱するのが基本のスタイルです。

焼き始めの15分が経過したら、トングを使って芋を180度ひっくり返し、さらに裏面を15分焼きます。この「合計30分」という数字を基準に、当日の火の勢いや周囲の気温に合わせて微調整を行うのが、失敗しないための近道です。強すぎる火で短時間に焼こうとすると、表面だけが焦げて中は生のままという状態になりやすいため、焦らずに熾火の熱を信じて待ちましょう。

また、熾火の量が多い場合は熱が強くなりすぎるため、少し火元から離した場所に置くなどの調整が必要です。逆に熾火が少ない場合は、燃えカスを芋の周りに寄せることで熱効率を高めることができます。焚き火のコンディションを観察しながら、15分という時間を一つの軸にして作業を進めてみてください。

太い芋ほど時間が伸びる目安

スーパーで売られているさつまいもには、細身のものから丸々と太ったものまで個体差があります。片面15分という目安は中くらいのサイズを想定しているため、芋が太い場合はそれに応じて加熱時間を伸ばす必要があります。直径が5センチを超えるような太い芋の場合、片面20分から25分、合計で50分から1時間近くかかることもあると考えておきましょう。

太い芋を焼く際は、表面だけが焦げないように、火力の最も強い中心部ではなく、熾火の端の方に配置してじっくりと時間をかけるのがコツです。時間がかかる分、中の水分が逃げやすくなるため、後述する新聞紙やアルミホイルでの保護をより丁寧に行うことが求められます。

逆に、細い芋であれば合計20分程度で焼き上がることもあります。自分の用意したさつまいもの太さを確認し、「太ければじっくり、細ければ早めに」という意識を持つだけで、焼き上がりの精度は格段に上がります。初めて挑戦する場合は、できるだけ太さが均一な芋を揃えておくと、複数の芋を同時に同じ時間で焼き上げることができるのでおすすめです。

新聞紙+ホイル包みで焦げにくくなる

さつまいもをそのまま焚き火に投入するのは、プロでも難しいテクニックです。一般的には「濡らした新聞紙」と「アルミホイル」を組み合わせる方法が、最も失敗が少なくおいしく仕上がります。まず、洗った芋を水に濡らした状態の新聞紙で2重から3重に包み、その上からアルミホイルで隙間なく包み込みます。

この濡れた新聞紙が蒸し器のような役割を果たし、芋の水分を保ったままふっくらと加熱してくれます。また、直接アルミホイルに熱が伝わるのを新聞紙が和らげてくれるため、外側が真っ黒に焦げ付くのを防ぐ効果もあります。新聞紙を濡らすときは、水が滴るくらいしっかりと湿らせるのがポイントです。

アルミホイルは、破れないように丁寧に巻き、端の部分をしっかりと折り込んで密閉してください。隙間があるとそこから水分が逃げ出し、パサパサした食感になってしまいます。最近ではアウトドア用の厚手アルミホイルも販売されており、それを使うとより熱が均一に伝わり、焦げつきにくくなるため非常に便利です。準備を丁寧に行うことが、最終的な美味しさに直結します。

串がスッと通るかで焼け具合確認

時間が経過し、焼き上がったかどうかを確認する際は、竹串や細い棒を使います。アルミホイルの上から芋の中央付近に串を刺し、抵抗なくスッと中心まで通れば完成の合図です。もし途中でグニッとした感触があったり、芯が硬いと感じたりした場合は、まだ加熱が足りません。そのときは、再び火に戻して5分から10分ほど追加で加熱しましょう。

確認の際に注意したいのが、串を刺す場所です。端の方は火が通りやすいため、必ず最も太い中央部分を狙うようにしてください。また、ホイルに穴を開けることになるため、再加熱する場合はその穴から水分が逃げないよう、指で軽くホイルを潰して塞ぐか、上から新しいホイルを少し被せると良いです。

焼き上がった芋を火から下ろした後、すぐに包みを解かずに5分ほど「蒸らし」の時間を取るのもおすすめです。余熱でさらに熱が安定し、甘みが引き立ちます。ホイルを剥がした瞬間に立ち昇る湯気と、黄金色に輝く芋の断面は、焚き火調理ならではの感動の瞬間です。自分の手で確認したからこそ味わえる、格別の美味しさを楽しんでください。

焚き火の焼き芋がラクになるおすすめ商品7選

焚き火での焼き芋をより手軽に、そして確実に成功させるためには、便利な道具を活用するのが賢い方法です。昔ながらの知恵と現代のアウトドアギアを組み合わせることで、驚くほど簡単に美味しい焼き芋を作ることができます。ここでは、焚き火やキャンプで活躍する、焼き芋作りに最適な7つの商品を厳選してご紹介します。

池永鉄工 焼きいも鍋

南部鉄器の伝統を受け継ぐ池永鉄工の「焼きいも鍋」は、鉄鋳物の厚みが熱を均一に伝え、石焼き芋のような本格的な仕上がりを自宅やキャンプで実現してくれます。鍋底にある突起が対流熱を生み出し、芋をムラなく焼き上げます。焚き火の熾火の上に直接置いて使うことができ、アルミホイルに包む手間を省いて調理することも可能です。

項目詳細
商品名焼きいも鍋 新いも太郎
特徴鉄鋳物による抜群の蓄熱性と対流熱
サイズ直径260mm×高さ135mm
公式サイト池永鉄工 公式ページ

イシガキ産業 魔法の焼きいも鍋

イシガキ産業の「魔法の焼きいも鍋」は、セラミックボールの遠赤外線効果を利用するタイプが有名です。基本は家庭用ですが、耐熱陶器製の直火対応モデルをキャンプに持ち出すことで、安定した熱環境を作り出せます。陶器が持つ柔らかな熱伝導は、さつまいもの甘みをじっくり引き出すのに非常に適しています。

項目詳細
商品名陶器 焼きいも鍋 21cm
特徴遠赤外線効果で甘みを引き出す陶器製
材質耐熱陶器
公式サイトイシガキ産業 公式ページ

ユニフレーム 10インチダッチオーブン

キャンプ料理の王様であるダッチオーブンは、焼き芋作りでも最高のパフォーマンスを発揮します。ユニフレームのダッチオーブンは黒皮鉄板製でメンテナンスがしやすく、全体に均一な熱を伝えるため、大きな芋でも芯までホクホクに仕上がります。蓋の上に熾火を置くことで、上下から包み込むように加熱できるのが最大の特徴です。

項目詳細
商品名UFダッチオーブン 10インチ
特徴洗剤で洗える黒皮鉄板製、万能調理が可能
満水容量約5.0L
公式サイトユニフレーム 公式ページ

ユニフレーム ダッチオーブン底網10インチ用

ダッチオーブンで焼き芋を作る際、芋が鍋底に直接触れて焦げ付くのを防ぐための必須アイテムです。この網を敷くことで芋が少し浮き、周囲の熱気(オーブン効果)だけでじっくりと焼き上げることができます。これがあるだけで、皮が焦げすぎず、まるで専門店のような美しい見た目の焼き芋になります。

項目詳細
商品名ダッチオーブン底網 10インチ用
特徴ステンレス製で錆びに強く、焦げ付きを防止
サイズ約直径205mm
公式サイトユニフレーム 公式ページ

キャプテンスタッグ 石焼きいも用石〈3kg〉

より本格的な「石焼き芋」を焚き火で再現したいなら、この天然石が役立ちます。ダッチオーブンや厚手の鍋の底にこの石を敷き詰め、その上で芋を焼くことで、石から放出される強力な遠赤外線が芋の甘みを最大級に引き出します。繰り返し使えるため、一つ持っておくと冬のキャンプが楽しみになります。

項目詳細
商品名石焼きいも用石〈3kg〉
特徴遠赤外線効果を高める専用の天然石
内容量3kg
公式サイトキャプテンスタッグ 公式ページ

ユニフレーム ファイアグリル(焚き火台)

焼き芋を焼くための「土台」として、安定感抜群の焚き火台は欠かせません。ユニフレームのファイアグリルは、熾火を作りやすく、調理スペースも広いため、端の方で焼き芋を転がしながらメインの調理を同時に進めることができます。耐荷重が高いため、重いダッチオーブンを乗せても安心して使用可能です。

項目詳細
商品名ファイアグリル
特徴丈夫で熱変形に強い、焚き火台の超定番
耐荷重約20kg
公式サイトユニフレーム 公式ページ

厚手アルミホイル(アウトドア用)

家庭用よりも数倍厚いアウトドア専用のアルミホイルは、焚き火の強い熱でも破れにくく、熱を均一に伝える優れたアイテムです。一般的なホイルが11マイクロメートル程度なのに対し、アウトドア用は60マイクロメートルもの厚さがあり、芋を包む際も非常に安心感があります。これを使うだけで焦げにくさが劇的に変わります。

項目詳細
商品名アウトドア用ワイド厚口アルミホイル
特徴破れにくく熱をしっかり伝える極厚仕様
厚さ60マイクロメートル(一般的な製品の約5倍)
参考ブランドキャプテンスタッグ、ロゴスなど

何分で仕上げる?火加減と置き場所で変わるコツ

焼き芋の完成度は、単なる時間の計測だけでなく、火のどの位置に置くかという「場所選び」によっても大きく変わります。焚き火の熱は場所によって驚くほど温度差があるため、状況に応じた柔軟な対応が必要です。ここでは、最適な置き場所やひっくり返すタイミング、そして理想の「ねっとり食感」を作るための温度管理のコツをご紹介します。

炎の直当ては避けて熾火の端に置く

焚き火の大きな炎は、見た目には暖かいですが、調理に使うには温度が高すぎ、かつ不安定です。芋を炎の中に直接放り込んでしまうと、外側のアルミホイルや新聞紙があっという間に燃え尽き、芋の表面だけが炭のように焦げてしまいます。大切なのは、炎から少し離れた「熾火(おきび)」の熱を利用することです。

理想的な置き場所は、焚き火台の端の方にある、赤く安定して光っている熾火のすぐ横です。熾火に直接乗せるのではなく、周りに熾火を寄せるようにして配置すると、マイルドな熱が伝わります。火力が強すぎると感じたときは、トングで灰を少し被せるなどして温度を調整しましょう。この「じわじわと温める」感覚が、失敗しないための最大の秘訣です。

途中でひっくり返すタイミング

焼き芋を片面15分ずつ焼く際、ひっくり返すタイミングは単に時間だけでなく、音や感触でも判断できます。焼き始めて10分ほど経つと、ホイルの中から「シュシュッ」という水分が蒸発する微かな音が聞こえてきたり、さつまいもの甘い香りが漂い始めたりします。これが熱が内部に届き始めたサインです。

15分を目安に一度ひっくり返しますが、このとき芋の向きを180度変えるだけでなく、焚き火台の中での配置場所も少し入れ替えると良いです。火の当たり具合には必ずムラがあるため、場所をローテーションさせることで均一に熱を通すことができます。トングで持つ際に、ホイルが破れないように優しく扱うことも忘れないようにしましょう。

焼きムラが出る原因と対策

焼き上がった際に「半分は柔らかいのに半分は硬い」という焼きムラが出てしまう主な原因は、火力の偏りと密閉不足です。焚き火は風向きによって熱の流れる方向が変わるため、常に一定の方向からだけ熱が当たっているとムラが生じます。これを防ぐためには、先ほど述べたようにこまめに位置を変えることが有効です。

また、アルミホイルの巻き方が甘く、中の蒸気が逃げている場合もムラの原因になります。包む際は、芋の形に沿ってしっかりと密着させ、空気が入り込まないように意識してください。もし可能であれば、ダッチオーブンのような鍋に入れて焼くことで、周囲から均一な熱を当てる「オーブン効果」を利用するのが、最も確実にムラを防ぐ対策になります。

ねっとり仕上げにする温度の作り方

最近人気の「ねっとり系」の焼き芋にするためには、さつまいもに含まれるデンプンを甘みに変える酵素(アミラーゼ)を活性化させる必要があります。この酵素が最もよく働くのが「60度から75度」という比較的低めの温度帯です。この温度をどれだけ長く維持できるかが、ねっとり仕上げるための勝負どころとなります。

急激に温度を上げてしまうと、この甘み成分に変わる前にデンプンが固まってしまい、ホクホクとした食感になります。ねっとりさせたいなら、熾火のかなり端の方に芋を置き、あえて時間をかけて(例えば1時間ほど)ゆっくりと温度を上げていくようにします。安納芋やシルクスイートといった、もともとねっとりしやすい品種を選び、低温でじっくり焼くことで、蜜が溢れ出すような最高の一本が出来上がります。

焚き火の焼き芋をおいしく仕上げる時間のまとめ

焚き火での焼き芋作りは、適切な準備と少しの忍耐があれば、誰でも最高のご馳走を作ることができる素晴らしいアクティビティです。熾火で片面15分ずつという基本の時間を守りつつ、芋の太さや火加減に応じて柔軟に調整することが、成功への一番の近道となります。濡らした新聞紙とアルミホイル、そして便利なアウトドアギアを活用して、ぜひ理想の焼き加減を追求してみてください。

冬の澄んだ空気の中で、自分たちで火を熾し、時間をかけて丁寧に焼き上げた芉の味は、どんな高級スイーツよりも心に残るはずです。この記事でご紹介したコツを参考に、次のキャンプではホクホク、あるいはねっとりと甘い最高の焼き芋を皆で楽しんでください。

焼き芋作りの他にも、ダッチオーブンを使った焚き火スイーツのレシピや、さつまいもの品種ごとの味の違いについて詳しく知りたい場合は、いつでもお尋ねください。

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この記事を書いた人

休日は川や湖でのんびりカヌーを楽しむのが大好きなアウトドア女子です。自然の中で過ごす時間が心地よく、その魅力をもっとたくさんの人に知ってもらいたいと思い、記事を書き始めました。
これから「カヌーやキャンプをやってみたい!」と思った方が、一歩踏み出すきっかけになるような記事をお届けしていきます。

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