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フラットバーナーに合うテーブルのおすすめ!IGT規格の選び方

スノーピークの「フラットバーナー」は、その名の通りテーブルと一体化してフラットに使える点が最大の魅力です。しかし、どんなテーブルでも使えるわけではなく、基本的には「IGT(アイアングリルテーブル)」という規格に沿ったものを選ぶ必要があります。せっかく手に入れたバーナーを宝の持ち腐れにしないために、相性抜群のテーブル選びと、キャンプサイトを劇的に使いやすくするセッティングのコツを詳しくご紹介します。

目次

フラットバーナーに合うテーブル選びは「IGT規格」でほぼ決まる

フラットバーナーをテーブルにセットして使うためには、テーブル側にバーナーを落とし込むための「穴(開口部)」が必要です。スノーピークが提唱するIGT規格は、この開口部のサイズが統一されているため、パズルのようにギアを組み合わせることができます。まずは、なぜこの規格が重要なのか、選ぶ際にどこをチェックすべきかという基本を整理していきましょう。

IGT規格に対応しているかを最初に確認する

フラットバーナーをテーブルに埋め込むための絶対条件が、そのテーブルが「IGT規格」に対応していることです。この規格は、1ユニット(幅250mm×奥行き360mm)というサイズを基本単位としています。フラットバーナーはこの1ユニット分をちょうど占有するように設計されているため、IGT互換のテーブルであれば、天板の一部を外してそのままバーナーをセットすることが可能になります。

最近ではスノーピーク純正品以外にも、多くのガレージブランドからIGT互換のテーブルやフレームが販売されています。購入前には必ず、天板が取り外せる構造になっているか、そして開口部のサイズが250mm×360mmの倍数になっているかを確認してください。この規格さえ合っていれば、バーナーがガタつくことなく、美しいツライチ(フラットな状態)のキッチンが完成します。

1ユニットの開口サイズと固定方法を押さえる

フラットバーナーをセットする際、テーブルの「何ユニット分」が開いているかが重要です。例えば、2ユニット分の開口があるテーブルなら、半分にバーナー、もう半分にまな板やステンレストレーを置くといったレイアウトが可能です。フラットバーナーは左右に付いている「ツメ」をフレームの縁に引っ掛けて固定する仕組みのため、フレームの厚みや形状によっては、一部の互換テーブルでうまく固定できないケースも稀にあります。

また、ガス缶(OD缶)をどのように吊り下げるかも確認ポイントです。純正のIGTフレームであれば、レール部分にガス缶ホルダーを引っ掛けることができますが、シンプルなウッドテーブルなどの場合は、ガス缶の置き場に困ることがあります。バーナー本体だけでなく、燃料となるガス缶まで含めてスマートに収まるかどうかを、手持ちのテーブルの構造と照らし合わせてシミュレーションしておくのが失敗しないコツです。

天板の段差と耐熱性で使いやすさが変わる

フラットバーナーの醍醐味は、調理面とテーブル面がフラットになることです。しかし、テーブルのフレームに厚みがありすぎたり、逆にバーナーのツメが浅かったりすると、数ミリの段差が生じることがあります。わずかな段差でも、大きな鍋をスライドさせるときに引っかかったり、見た目の美しさが損なわれたりするため、できるだけ「フラットさ」にこだわった製品を選びたいところです。

さらに、バーナー周辺の天板素材にも注目しましょう。竹製のウッドテーブルは見た目が温かくてお洒落ですが、熱い鍋を直接置くことはできません。バーナーのすぐ隣には、耐熱性の高いステンレス製のトレーやハーフユニットを配置できるモデルを選ぶと、調理中の効率が飛躍的にアップします。火の近くは金属、食事をする場所はウッド、というように素材を使い分けられる柔軟性が、良いテーブルの条件です。

脚の安定感と高さで調理のしやすさが変わる

フラットバーナーで調理をする際、テーブルの「高さ」は快適さを左右する生命線です。IGTシステムでは、主に300mm(お座敷)、400mm(ロー)、660mm(ミドル)、830mm(スタンディング)の4段階が基準となっています。現在は、一般的なアウトドアチェアに座ったまま調理がしやすい「400mm」が主流です。この高さであれば、子供と一緒に料理を楽しむのにも適しており、視界も広く保てます。

また、バーナーに重い鋳物鍋などを載せる場合は、脚の安定感も無視できません。軽量さを売りにした折りたたみテーブルの中には、重いものを載せると揺れやすいものもあります。火を扱う道具をセットする以上、調理中にグラつかないしっかりとした構造の脚を備えたテーブルを選びましょう。地面が不安定なキャンプ場では、脚の長さを微調整できるアジャスター機能が付いているモデルも非常に重宝します。

フラットバーナーが映えるおすすめテーブルはこのあたり

フラットバーナーの魅力を最大限に引き出す、おすすめのテーブルを厳選しました。初心者からベテランまで、スタイルに合わせて選べるラインナップです。

スノーピーク エントリーIGT

「これからIGTを始めたい」という方に最適な、脚とフレームが一体型になったモデルです。3ユニット分のスペースがあり、フラットバーナーをセットしても余裕のある作業スペースを確保できます。

項目内容
サイズ865×440×400(h)mm
重量約6.5kg
特徴脚の購入が不要でコスパ抜群。天板も付属。
公式サイトエントリーIGT 詳細

スノーピーク IGTフレームセット

本格的なカスタムを楽しみたい方のための、まさに「本家」といえるフレームです。脚の長さを自由に選んで付け替えられるため、どんなキャンプスタイルにも変幻自在に対応します。

項目内容
ユニット数3ユニット(4ユニットのロングもあり)
カスタム性無限。拡張テーブルとの連結も可能。
特徴堅牢でプロ仕様のキッチンが構築できる。
公式サイトIGTフレーム 詳細

スノーピーク IGTスリム

チーク材の美しい天板が特徴の、ラグジュアリーなモデルです。コンパクトながらフラットバーナーをセットでき、サイトの雰囲気を格上げしてくれる逸品です。

項目内容
素材ステンレス、天然木(チーク)
特徴折りたたみ式でスリムに収納。デザイン性重視。
公式サイトIGTスリム 詳細

スノーピーク エクステンションIGT

天板を左右にスライドさせることで、中央にバーナー用の開口部が現れる画期的なテーブルです。普段はコンパクトなテーブルとして、調理時はキッチンとして使い分けられます。

項目内容
サイズ840(最大1090)×496×400(h)mm
メリット1ユニット分の開口をスマートに作れる。
公式サイトエクステンションIGT 詳細

スノーピーク マルチファンクションテーブル オープンL 竹

単体では使えませんが、IGTフレームと連結することでL字型のキッチンや巨大なダイニングスペースを作れる拡張パーツです。家族やグループでの使用に最適です。

項目内容
形状扇形や長方形などバリエーションあり
役割調理スペースと食事スペースを物理的に分ける。
公式サイトマルチファンクションテーブル一覧

IGT規格対応の拡張パーツで自分仕様に組む

フレームのサイドレールに引っ掛ける「ガビングフレーム(ゴミ袋ホルダー)」や、シェラカップを吊るすためのレールなど、周辺パーツを足すことで利便性はさらに向上します。

項目内容
おすすめパーツメッシュトレー、ハンギングバー、サイドトレイ
効果テーブルの上が物で溢れるのを防ぎ、動線を整理。
備考スノーピーク純正以外の互換パーツも豊富。

フラットバーナーをテーブルで快適に使うセッティング術

お気に入りのテーブルにフラットバーナーをセットしたら、次は使い勝手を高めるセッティングにこだわりましょう。屋外という特殊な環境下で、安全かつ効率よく調理を楽しむためのちょっとした工夫をご紹介します。

風対策は風防と設置向きで差が出る

フラットバーナーはテーブル面と一体化するため、風の影響を直接受けやすいという弱点があります。風が強い日は、火力が安定しなかったり、ガスを無駄に消費したりすることがあります。対策として、五徳の周りにセットできる専用の風防(サードパーティ製も人気)を導入するのが最も効果的です。

また、設営時の向きも重要です。風上側にコンテナボックスを置いたり、タープのサイドパネルを下げたりして、キッチン周りに風が吹き込まない「壁」を作る工夫をしましょう。さらに、バーナーをテーブルの中央ではなく、少し風下寄りにセットすることで、隣に置いたお皿などが風よけの役割を果たしてくれることもあります。少しの配置の工夫で、お湯の沸くスピードが劇的に変わります。

ガス缶の位置と熱の影響を避ける

フラットバーナーは、バーナー本体からホースを伸ばしてガス缶(OD缶)を接続するタイプです。このガス缶の配置には細心の注意を払いましょう。テーブルの下に吊り下げるのが一般的ですが、大きな鍋やダッチオーブンで長時間調理をすると、テーブルの下まで熱がこもる「輻射熱」が発生することがあります。

特に、コンロの真下にガス缶が来るような配置は避けてください。基本的には、レールの端にホルダーをずらしてセットし、ガス缶が直接熱くならないように配慮するのが安全です。また、夏場は地面からの熱も考慮し、ガス缶が直射日光に当たらないように陰を作るようにしましょう。安全なガス缶の管理は、快適なキャンプを続けるための大前提です。

調理スタイル別にレイアウトを変える

IGTの良さは、その日のメニューや気分でレイアウトを自由に入れ替えられることです。例えば、朝食は手軽に済ませたいので、中央にバーナーを置いて両脇に家族が座るスタイル。夕食で凝った料理を作るなら、端にバーナー、中央に広い作業スペース、反対の端に水場(シンク)を配置する「本格キッチンモード」に切り替えるといった具合です。

右利きの方であれば、右側に調理スペース、左側にバーナーという配置にすると、食材を切ってから鍋に投入する流れがスムーズになります。逆に、煮込み料理をしながら隣で食事を楽しみたいなら、バーナーを囲むようなコの字型のレイアウトも面白いでしょう。自分の動線を客観的に見て、「次はこうしてみよう」と試行錯誤すること自体が、IGTとフラットバーナーを使いこなす醍醐味といえます。

収納サイズと持ち運びの導線も考える

最後に忘れてはならないのが、撤収と運搬のことです。IGTフレームやテーブルは、金属パーツを多用しているため意外と重量があります。特に「フレーム」「脚」「天板」「バーナー」とパーツがバラバラになるため、それらをまとめて収納できる頑丈なトートバッグを用意しましょう。

車への積み込み時は、重くて平らなフレーム類を下の方に、バーナーなどの精密機器は上に置くのが基本です。また、キャンプ場に到着してすぐにコーヒーを飲みたいのであれば、バーナーとガス缶、そして小さなテーブル(エントリーIGTなど)をすぐに取り出せる場所にパッキングしておくのがスマートです。「使う順番」を意識した収納が、設営と撤収のストレスを劇的に減らしてくれます。

まとめ|フラットバーナーに合うテーブルは規格対応と運用イメージで決まる

フラットバーナーに合うテーブル選びの正解は、あなたが「どんな料理を」「誰と」「どんな高さで」楽しみたいかの中にあります。IGTという優れた規格をベースに、まずはエントリーモデルで使い勝手を試し、徐々に自分だけのパーツを買い足して拡張していくのが、最も失敗の少ない道です。機能美溢れるテーブルとフラットバーナーが組み合わさった時、あなたのキャンプサイトは単なる寝床から、最高のレストランへと進化するはずです。

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この記事を書いた人

休日は川や湖でのんびりカヌーを楽しむのが大好きなアウトドア女子です。自然の中で過ごす時間が心地よく、その魅力をもっとたくさんの人に知ってもらいたいと思い、記事を書き始めました。
これから「カヌーやキャンプをやってみたい!」と思った方が、一歩踏み出すきっかけになるような記事をお届けしていきます。

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