ゴールゼロの「ライトハウス・マイクロ」シリーズは、そのままでも非常に優秀なLEDランタンですが、カスタムパーツを加えることで使い勝手や見た目の雰囲気が劇的に向上します。三脚に固定できるようにしたり、光を優しく広げたりと、自分のキャンプスタイルに合わせて「自分だけの一台」を作り上げることが可能です。まずは、カスタムをすることで具体的に何が変わるのか、選び方の結論を整理しましょう。
ゴールゼロのカスタムパーツで変わること 結論と選び方
便利さはキャップと取付け規格で決まる
ゴールゼロのライトハウス・マイクロは、底面に充電用のUSBコネクタが直接付いているという独特の構造をしています。このため、市販のランタンスタンドや三脚に固定するネジ穴が標準では備わっていません。そこで重要になるのが、底面に取り付けるカスタムキャップです。このパーツを装着することで、カメラ業界で標準的な「1/4インチネジ」に対応できるようになります。これにより、三脚に立ててテーブルを照らしたり、高い位置のスタンドに固定したりすることが可能になり、置き場所の自由度が格段に広がります。
さらに、多くのカスタムキャップには強力なネオジム磁石が内蔵されています。これにより、キャンプサイトの鉄製テーブルや車のボディ、ガレージの棚などにピタッと貼り付けて使えるようになります。例えば、夜間の設営作業や車のトランク内の確認など、両手を空けておきたい場面で磁石の力は非常に重宝します。取付け規格を拡張することは、単にアクセサリーを付けるだけでなく、ランタンの「道具としての可能性」を根本から引き出すことに直結します。
また、素材による違いも楽しさの一つです。軽量なアルミ製は持ち運びに適しており、重量感のある真鍮製は使い込むほどに渋い風合いが増していきます。充電の邪魔にならないように設計されたモデルも多く、一度装着すれば外す必要がないほどの利便性を提供してくれます。
雰囲気はシェードとグローブで一気に変わる
ゴールゼロはそのままだと非常に明るいのですが、光源が直接目に入ると眩しく感じることがあります。この課題を解決しながら、キャンプサイトの雰囲気を格上げしてくれるのが「シェード」と「グローブ」です。シェードを装着すると光が下方向へ集中するため、テーブルの上を効率よく照らしつつ、周囲への眩しさを抑えることができます。素材によっても光の質感が異なり、木製なら温かみのある光、金属製ならシャープで無骨な印象を与えます。
グローブ(カバー)は、発光部を覆うことで光の色温度を変える効果があります。例えば、アンバー(琥珀色)のグローブを装着すると、白いLEDの光がキャンドルのような温かみのあるオレンジ色に変化します。これは単に雰囲気を良くするだけでなく、虫が寄りにくくなるという実用的なメリットもあります。アクリル製のグローブは光を乱反射させ、クリスタルのような美しい輝きを演出してくれるため、夜のサイトが一気に華やかになります。
このように、シェードとグローブを組み合わせることで、実用的な照明から「癒やしの空間を作るインテリア」へと進化させることができます。自分のテントやタープの色に合わせて選ぶことで、サイト全体の統一感を出す楽しみも広がります。
置き方はスタンドやハンガー追加で広がる
カスタムパーツを導入することで、置き場所の選択肢は無限に広がります。標準のゴールゼロには小さなハンガーが付いていますが、より高い位置から広範囲を照らしたい場合には、専用のスタンドや追加のハンガーパーツが役立ちます。例えば、テーブルの端にクランプで固定する小型スタンドと連結すれば、手元をピンポイントで照らすデスクライトのような使い方ができるようになります。
また、延長ポールやフレキシブルなアームパーツを使用することで、照射角度を自由に変えることも可能です。カメラの三脚と組み合わせるカスタムも人気で、地面に直接立てることで焚き火周りをドラマチックに演出したり、テント内の高い位置から吊り下げてシーリングライトのように使ったりすることもできます。取付け規格が1/4インチネジに統一されていれば、他ブランドの三脚パーツとも互換性が持てるため、拡張性は非常に高いと言えます。
置き方のバリエーションが増えることは、キャンプにおける「光のレイアウト」をデザインすることに繋がります。料理のときは手元を明るく、食後のリラックスタイムには低い位置で間接照明のように使うといった使い分けができるようになるため、キャンプの快適性が大幅に向上します。
やりすぎを避けると扱いやすさが残る
カスタムの楽しさに没頭すると、つい多くのパーツを盛り込みたくなりますが、バランスを考えることも重要です。ゴールゼロの最大の魅力は、約68gという驚異的な軽さとコンパクトさにあります。真鍮製の重厚なパーツや巨大なシェードを取り付けすぎると、持ち運びが不便になったり、吊り下げた際に重さでフックが外れたりするリスクが生じます。特に登山のテント泊などで使う場合は、軽量性を損なわない範囲でのカスタムに留めるのが賢明です。
また、複雑なパーツを組み合わせすぎると、充電のたびに分解が必要になるなど、メンテナンスの手間が増えてしまうこともあります。理想的なカスタムは、機能性を高めつつ、日常的な扱いやすさを維持している状態です。例えば、充電コネクタを塞がない設計のキャップを選んだり、スタッキング(重ねて収納)できるシェードを選んだりすることで、利便性とデザインを高い次元で両立できます。
最終的には、自分のキャンプスタイルにおいて「何を最も優先するか」を軸に置くことが大切です。見た目の美しさを追求する日もあれば、ミニマルな装備で挑む日もあるでしょう。その日の気分や目的に合わせてパーツを着脱できる「拡張性の余裕」を持たせておくことが、長く飽きずに使い続けるためのコツです。
数多くのブランドから展開されているカスタムパーツの中から、特に人気が高く実用性に優れたアイテムを厳選しました。木製の温かみを感じるシェードから、機能性を極めたキャップまで、タイプ別に特徴をまとめています。公式サイトの最新情報を基に、パーツごとの個性を比較して、自分のキャンプサイトに馴染むものを見つけてください。自分好みのカスタムを完成させるための、おすすめラインナップです。
ゴールゼロのカスタムパーツおすすめをタイプ別に紹介
| 商品名 | ブランド | 特徴 | 公式リンク |
|---|---|---|---|
| WWW_GOALSHADE TYPE1 | WHAT WE WANT | 天然木の風合いが美しい木製シェード | 公式サイト |
| WWW_GOALSHADE TYPE2 | WHAT WE WANT | TYPE1より深さがあり、より集中した光を演出 | 公式サイト |
| ZERO CAP | INAVANCE | 三脚固定とマグネット機能を付与する必須級パーツ | 公式サイト |
| EDGESTAND HANGER | INAVANCE | スタンドに連結して吊り下げ能力を拡張できる | 公式サイト |
| LANTERN COVER | AS2OV | レザーやナイロン素材で本体を保護しつつ装飾 | 公式サイト |
| SAL BOCKLY | NATURAL MOUNTAIN MONKEYS | 三脚と連結して安定性を高めるベースプレート | 公式サイト |
WHAT WE WANT WWW_GOALSHADE TYPE1
WHAT WE WANTの「WWW_GOALSHADE TYPE1」は、天然木の美しさを最大限に活かしたシェードです。一つひとつ丁寧に職人の手で作られており、木目の表情が異なるため世界に一つだけのアイテムを手に入れる喜びがあります。このシェードを装着すると、ゴールゼロの直線的な光が木肌に反射し、非常に柔らかい光となってテーブルに降り注ぎます。
TYPE1は比較的フラットな形状をしているため、光が周囲にも適度に広がり、サイト全体の雰囲気を優しく包み込みます。ウッドテーブルやコットとの相性が抜群で、ナチュラルなキャンプスタイルを目指す方には欠かせない逸品です。使い込むほどに色が深く変化していくエイジングも楽しめるため、道具を育てる感覚で愛用できます。
WHAT WE WANT WWW_GOALSHADE TYPE2
「WWW_GOALSHADE TYPE2」は、TYPE1に比べてシェードの深さがしっかりと確保されているのが特徴です。より円錐に近い形状をしているため、光を逃がさず下方向へ集中させる能力に長けています。調理中のテーブルや、読書をする際の手元など、明るさが必要な場所をピンポイントで照らしたい場面に最適です。
周囲への光の漏れが抑えられるため、静かな夜の雰囲気を壊したくないときや、隣のサイトへの配慮が必要な場面でも活躍します。TYPE1と並べて使用することで、光のレイヤーに変化を付けることも可能です。デザイン的にも立体感があるため、ランタン単体としての存在感が際立ち、消灯している日中でもサイトのオブジェとして目を楽しませてくれます。
INAVANCE ZERO CAP
INAVANCEの「ZERO CAP」は、ゴールゼロユーザーにとって「最初の一歩」とも言える必須級のパーツです。底面のUSB端子部分に被せるように装着することで、1/4インチのカメラネジ穴を追加できます。これにより、市販の三脚への固定が可能になり、自立しないゴールゼロをどこにでも立てられるようになります。
また、強力なネオジム磁石が内蔵されたモデルもあり、金属面に貼り付けて使うことも可能です。非常に精巧な削り出しで作られており、装着時のガタつきが一切ありません。充電コネクタの保護も兼ねているため、実用性が非常に高く、カスタムの土台として最も推奨されるパーツです。アルミ製や真鍮製など、好みの素材を選べる点も魅力です。
INAVANCE EDGESTAND HANGER
「EDGESTAND HANGER」は、同ブランドの人気スタンド「EDGESTAND」に装着して、ゴールゼロを吊り下げるための拡張ハンガーです。これを装着することで、スタンドから少し離れた位置にゴールゼロを配置できるようになり、照射範囲の調整が容易になります。連結パーツとしての精度が非常に高く、一体感のある見た目に仕上がります。
シンプルな棒状のパーツですが、これがあるだけでランタンの「配置」に関する自由度が格段に向上します。例えば、テーブルのセンターから少しずらして吊り下げることで、影の出方を調整したり、作業スペースを広く確保したりすることが可能になります。ミニマルな装備を好む方にとって、無駄のない洗練されたデザインは非常に満足度が高いはずです。
AS2OV LANTERN COVER for GOALZERO
AS2OV(アッソブ)の「LANTERN COVER」は、ゴールゼロの本体部分を覆う素材感重視のカスタムパーツです。高品質なレザーや、耐久性に優れたコーデュラナイロンなどがラインナップされており、装着するだけでランタンの印象をガラリと変えることができます。単なる装飾ではなく、本体への傷や衝撃を防ぐ保護カバーとしての役割も果たします。
レザータイプは使い込むほどに手に馴染み、色が深まっていく変化を楽しめます。一方でナイロンタイプは、ミリタリーテイストやタフなギア構成を好む方に最適です。カバーには小さなカラビナやループが付いているものもあり、他のバッグやベルトに固定して持ち運ぶ際にも便利です。機能美とファッション性を両立させた、アパレル発ブランドらしいセンスが光るアイテムです。
NATURAL MOUNTAIN MONKEYS × Polee SAL BOCKLY
NATURAL MOUNTAIN MONKEYSの「SAL BOCKLY(サルボックリ)」は、三脚とゴールゼロを連結する際に間に挟むベースプレートです。三脚との接合部を広げることで、重いシェードを装着した際の安定性を高めると同時に、見た目に重厚な高級感を与えてくれます。複雑な幾何学模様が施されたデザインは、光を通すと美しい影を落とすこともあります。
三脚単体にゴールゼロを乗せただけでは少し頼りない印象になりますが、このベースプレートを介することで「一つの照明器具」としての完成度が飛躍的に高まります。ガレージブランドらしいこだわりの造形は、こだわりの強いベテランキャンパーからの支持も厚いです。細部にまで妥協したくない、上質なサイト作りを目指す方にぴったりのアクセサリーと言えます。
せっかくパーツを揃えても、自分の持っているモデルに合わなかったり、使い勝手が悪くなったりしては意味がありません。後悔しないカスタムのためには、基本的な規格の確認や、使用シーンを想定した選び方が重要です。光の質や重さ、素材の特性など、実際にフィールドで使う際に差が出るポイントを詳しく解説します。失敗を防ぎ、長く愛用できるセットを作るためのチェックリストとして活用してください。
後悔しないカスタムの考え方と使い方
対応機種はLighthouse MicroとMicro Flashで確認する
ゴールゼロのライトハウス・マイクロシリーズには、主に2つのモデルが存在します。上部に懐中電灯(フラッシュライト)機能が付いている「Flash」と、ランタン機能のみの「Micro」です。カスタムパーツを選ぶ際は、自分のモデルがどちらであるかを必ず確認してください。特にシェードやカバーの中には、Flashの懐中電灯機能を妨げないように設計されたものもあれば、完全に覆ってしまうものもあります。
また、稀に以前の旧モデルや、非常に似た形状の他社製コピー品(模倣品)を所有しているケースがありますが、精密に設計されたカスタムパーツは、数ミリの差で装着できないことがあります。購入前に自分のランタンが正規品のどのモデルであるかを改めてチェックしましょう。Flash機能を使わないのであれば専用品以外も選択肢に入りますが、機能性を活かしたいなら「Flash対応」の有無は非常に重要な判断基準になります。
取付けは1 4ネジとマグネット有無で迷いが減る
カスタムパーツの基盤となるのは、やはり底面の「ZERO CAP」などのアダプターです。これを選ぶ際に「1/4インチネジ穴のみ」のタイプにするか、「ネジ穴+マグネット」のタイプにするかが最初の分岐点になります。三脚での使用がメインであればネジ穴だけで十分ですが、車や鉄製ラックに貼り付けたい場面があるならマグネット付きが圧倒的に便利です。
マグネット付きは磁力が強いため、磁気カードや精密機器を近づけないといった注意は必要ですが、設営中の足元を照らす際などに「どこにでも付く」利便性は代えがたいものがあります。一方で、少しでも軽く、かつ安価に抑えたいのであればネジ穴のみのシンプルなモデルが適しています。自分のキャンプにおける「ランタンを置く・吊るす」という動作を思い返して、どちらが活用頻度が高いかを考えて選ぶと失敗がありません。
シェードは光の広がり方と眩しさで選ぶ
シェード選びで後悔しないためには、デザインだけでなく「光のコントロール」という本来の役割を理解することが大切です。深いお椀型のシェードは、光を下に強く集めるため、夜の食事シーンなど「手元をしっかり照らしたい場面」で威力を発揮します。逆に平らな皿型のシェードは、光を適度に周囲へ逃がすため、サイト全体をふんわりと明るくするのに向いています。
また、ゴールゼロをメイン照明として使うのか、サブの雰囲気作りとして使うのかによっても選ぶべきシェードは変わります。メインなら効率よく光を集める反射効率の良い素材(内側が塗装された金属など)を、サブなら光を遮りすぎない素材や形状を選びましょう。眩しさを抑えたいだけなら、ハニカム(蜂の巣状)構造のグローブや、乳白色のディフューザータイプも非常に有効な選択肢となります。
金属パーツは熱と傷を想定して扱いを決める
真鍮やアルミ、ステンレスといった金属製のパーツは、その質感が魅力ですが、特性を理解して扱う必要があります。真鍮は使い込むほどに酸化して黒ずんでいきますが、これを「味」として楽しむのか、磨いて常に輝きを保ちたいのかでメンテナンスの手間が変わります。アルミは軽量で腐食に強いですが、硬い地面に落とした際に凹みやすいという性質があります。
また、パーツ同士が干渉する部分は、どうしても擦れ跡や傷がつきやすくなります。特に高価な作家物や限定色のパーツを使う場合は、あらかじめ接地面に保護テープを貼るなどの工夫が必要になることもあります。「傷もキャンプの思い出」と割り切れるのであれば問題ありませんが、常に新品同様の状態を保ちたい場合は、着脱の頻度を抑えるといった運用の工夫も考えましょう。金属パーツは熱伝導率も高いため、夏場の直射日光下では非常に熱くなることがある点も注意が必要です。
カスタムパーツの世界は奥が深く、一度始めると止まらない楽しさがあります。しかし、最終的に大切なのは、そのパーツによってキャンプの夜がいかに快適で豊かになるかという点です。定番の組み合わせから個性的なアレンジまで、自分にぴったりのカスタムを見つけることで、ゴールゼロへの愛着はさらに深まります。これまでにご紹介した情報を参考に、理想のランタンセットを完成させて、次のキャンプへ出かけましょう。
ゴールゼロのカスタムパーツまとめ
ゴールゼロのライトハウス・マイクロは、カスタムパーツを加えることで無限の表情を見せてくれる、非常に懐の深いギアです。底面を拡張して三脚に対応させ、シェードで光を演出し、グローブで色温度を変える。このプロセスのすべてが、あなたのキャンプスタイルをより洗練されたものへと昇華させてくれます。まずは自分にとっての「使いやすさ」を一つ足すことから始めてみてください。
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