キャンプや庭先での料理を考えると、グリドルとシングルバーナーの組み合わせが重要です。使う人数や調理内容、持ち運びのしやすさで選び方が変わります。ここでは具体的な組み合わせ例と選び方のポイントをわかりやすくまとめます。迷いやすい点を整理し、実際に役立つチェック項目や手入れのコツまで伝えますので、自分に合った一式が見つかるようにしてください。
熱伝導性が高く、肉が上手く焼けるマルチグリドル!軽くてくっつかないので手入れも簡単
マルチグリドルとシングルバーナーで迷わないおすすめ組み合わせ
ソロ向けは19センチグリドルと軽量バーナー
ソロキャンプや短時間の調理には、小ぶりな19センチグリドルと軽量バーナーがおすすめです。調理面積が小さい分、熱が効率よく回り、少量の食材でもムラなく焼けます。バーナーは折りたたみ式や小型で収納しやすいモデルを選ぶと持ち運びが楽になります。
小さめのグリドルは熱伝導が良く、短時間で温まるので時間をかけたくない場面に向いています。燃料消費も少なく済むため、ガスボンベを長持ちさせたいときにも役立ちます。軽量バーナーとの組み合わせは荷物を最小限にしたい人にぴったりです。
選ぶ際は五徳の幅とグリドル底面のサイズが合うかを確認してください。安定性が不足すると調理中に揺れやすくなるため、できれば五徳幅がグリドルの底よりやや広いモデルを選びましょう。
家族やグループは33センチグリドルと安定火力
家族やグループでの料理には、33センチ前後の大型グリドルが向いています。広い調理面で一度に多くの食材を焼けるため、調理時間を短縮できます。焼きそばやホットサンド、複数の食材を同時に調理したい場面で特に便利です。
バーナーは安定した出力が出る機種を選びましょう。火力のブレが少ないと均一に焼け、仕上がりがよくなります。風防や耐風性のあるモデルだとアウトドアでも火力を維持しやすいです。大型グリドルは熱容量が大きいので、高出力のバーナーとの相性が良いです。
持ち運びを考えるときは、グリドルの重さとバーナーの耐荷重をチェックしてください。車移動が前提なら重量は問題になりにくいですが、徒歩やバイクならコンパクトさも重要です。
安定性重視なら五徳の広さを最優先
安定性が気になる場合、まず五徳の広さを重視してください。五徳の接地面が広いほどグリドルが安定し、調理中の揺れや転倒リスクが下がります。特に大きなグリドルや重い食材を扱うときは重要です。
五徳の形状や高さもチェックしましょう。低重心で幅広の五徳は風の影響を受けにくく、グリドルがしっかり支えられます。折りたたみ式の五徳は携帯性に優れますが、接続部の強度を確認することが大切です。
五徳の材質も耐久性に影響します。鋳鉄製の五徳は重くて安定しますが、持ち運びには不向きです。アルミ合金やステンレスは軽く扱いやすい反面、強度の差を確認してください。
まず互換性をメーカー表記で確認する
グリドルとバーナーの組み合わせでトラブルを避けるには、メーカーの互換性表記を必ず確認してください。製品説明に「対応サイズ」や「推奨ゴトク幅」が明記されていることが多く、安全に使えるか判断できます。
互換性情報がない場合は、グリドルの底面の直径や形状、バーナーの五徳幅と形状を実物で測り、合うか確認してください。アダプターや専用リングが販売されていることもあるため、それらを使う選択肢も検討しましょう。
不適合な組み合わせは転倒や火力不足につながるので注意が必要です。疑問がある場合はメーカーサポートに問い合わせると安心です。
マルチグリドルとシングルバーナーのおすすめ組み合わせ4選
マルチグリドルはその形状ゆえに、組み合わせるバーナーの五徳サイズや輻射熱への対策が非常に重要です。ここでは、ソロからファミリーまで、サイズ別に最も相性の良いバーナーとの組み合わせを厳選してご紹介します。
【ソロ・軽量特化】JHQ 鉄板マルチグリドル 19cm × SOTO レギュレーターストーブ ST-310
ソロキャンプで「おつまみ」や「目玉焼き」を楽しむのに最適な、機動力重視の組み合わせです。19cmサイズは非常に軽量で、ST-310の五徳にも収まりが良く、パッキングの際もバーナーと一緒に専用ケースへ収納できるほどコンパクトにまとまります。
| 商品名 | JHQ 鉄板マルチグリドル 19cm / SOTO ST-310 |
| メーカー | JHQ / SOTO |
| おすすめ人数 | 1人(ソロ) |
| 特徴 | 極めて軽量で持ち運びが楽。ソロでの「焼く」「温める」に特化した最小構成。 |
| 注意点 | グリドルが小さいため、五徳の上で滑らないよう安定した場所に設置してください。 |
【万能デュオ・標準】JHQ 鉄板マルチグリドル 25cm × イワタニ ジュニアコンパクトバーナー CB-JCB
1〜2人での使用に最も使い勝手が良い25cmサイズと、定番のイワタニ製バーナーの組み合わせです。25cmは33cmほど大きくないため、CB-JCBのような一体型バーナーでも輻射熱の影響を比較的抑えやすく(要遮熱板)、朝食のトーストからディナーの炒めものまで幅広く対応できます。
| 商品名 | JHQ 鉄板マルチグリドル 25cm / イワタニ CB-JCB |
| メーカー | JHQ / 岩谷産業 |
| おすすめ人数 | 1〜2人 |
| 特徴 | コストパフォーマンスと汎用性のバランスが最高。CB缶がどこでも手に入る安心感。 |
| 注意点 | 大きなグリドルを載せる際は、CB缶が熱くならないよう必ず遮熱板を併用してください。 |
【ファミリー・グループ】JHQ 鉄板マルチグリドル 33cm × SOTO レギュレーターストーブ Range ST-340
大人数での調理に欠かせない33cmサイズには、火口が広く、大きな調理器具への加熱が得意なST-340が最適です。33cmの広い底面をムラなく加熱できるため、サムギョプサルやパエリアなど、見た目にも豪華な料理を大人数で楽しむスタイルにぴったりです。
| 商品名 | JHQ 鉄板マルチグリドル 33cm / SOTO ST-340 |
| メーカー | JHQ / SOTO |
| おすすめ人数 | 3〜4人 |
| 特徴 | 広い火口で焦げ付きを抑えつつ均一に加熱可能。33cmの大容量を活かせる。 |
| 注意点 | 輻射熱が強いため、別売りの大型遮熱テーブルとの併用が強く推奨されます。 |
【煮込み・安定重視】JHQ 鉄板マルチグリドル 29cm(深型) × SOTO レギュレーターストーブ FUSION ST-330
深さ約4cmの「ディープタイプ」には、重心が低く、ガス缶を離して置ける分離型バーナーの組み合わせがベストです。スープ料理や煮込みハンバーグなど、重さや水分量が増える調理でも、分離型のST-330なら安定感抜群で、かつ輻射熱によるガス缶の爆発リスクも最小限に抑えられます。
| 商品名 | JHQ 鉄板マルチグリドル 29cm Deep / SOTO ST-330 |
| メーカー | JHQ / SOTO |
| おすすめ人数 | 2〜3人 |
| 特徴 | 汁物料理に対応。分離型バーナーにより、大型鉄板使用時の安全性が最も高い。 |
| 注意点 | 分離型は設置面積を必要とするため、テーブルの広さを確保して使用してください。 |
マルチグリドルの特徴と選び方
サイズで変わる使い方と調理人数目安
グリドルのサイズは調理人数と使い方に直結します。直径や幅が小さいほど少量調理に向き、大きいほど同時調理が可能です。目安としては、20cm前後は1人用、30cm台は2〜4人向け、40cm以上は大人数向けと考えると選びやすくなります。
サイズ選びでは、火力とのバランスも重要です。大きなグリドルは均等に加熱するために高出力のバーナーが必要です。反対に小さいグリドルでは過剰な火力が焦げつきの原因になるため、細かく火力調整できるバーナーが望ましいです。
持ち運びの面も加味しましょう。大きなグリドルは収納や搬送が大変なので、車での移動が前提の人に向きます。キャンプスタイルや調理頻度を考えて適切なサイズを選んでください。
素材別の違い 鉄とアルミの特徴
マルチグリドルの主な素材は鉄(鋳鉄や鉄板)とアルミです。鉄は蓄熱性が高く、焼きムラが少ない一方で重さと手入れの手間があります。熱が均一に回るので肉やパンを美味しく焼き上げやすいです。
アルミは軽くて熱伝導が良いため短時間で温まり、携帯性に優れます。錆びにくく扱いやすいですが、蓄熱性は鉄に劣るため火力のコントロールがやや難しく感じることがあります。表面のコーティングがある製品は焦げ付きにくい利点もあります。
使い方や洗い方の手間、重さを重視して素材を選ぶと満足度が上がります。
表面処理で手入れの手間が変わる
グリドルの表面処理にはシーズニングが必要な素地タイプと、加工されたノンスティックタイプがあります。素地の鉄は最初に油をなじませるシーズニングを行うと焦げ付きにくくなり、長く使えるようになりますが、手間はかかります。
ノンスティック加工は汚れ落としが簡単で、使い始めから扱いやすいです。ただし高温での使用や金属ヘラの使用でコーティングが傷むことがあるため、取り扱いに注意してください。どちらも定期的な手入れは必要ですが、手間の度合いが異なります。
使用頻度や手入れにかけられる時間で選ぶとストレスが減ります。
付属品やハンドルで使い勝手を比較する
グリドルには専用のハンドルや収納バッグ、油受けトレイなどが付属することがあります。取り外し可能なハンドルは調理中の取り回しが楽で、収納時にコンパクトになります。油受けトレイがあると掃除が楽になり、油の飛び散りも抑えられます。
付属品の有無で使い勝手は大きく変わります。持ち運びを重視するなら収納バッグや軽量ハンドル、頻繁に油ものを焼くなら油受け付きのモデルがおすすめです。購入時にどんな付属品があるか確認しておくと良いでしょう。
シングルバーナーを選ぶときのポイント
五徳の幅がグリドルに合うか確認する
バーナー選びではまず五徳の幅を確認してください。グリドルの底面と五徳の接地面がしっかり合わないと不安定になりやすく、調理中の事故につながります。五徳の形や角度によっては特定のグリドルと相性が悪いこともあります。
可能なら実際にグリドルを載せて安定性を確認しましょう。製品ページに記載の対応サイズをチェックするのも有効です。必要なら五徳アダプターを使う手もありますが、強度や固定方法には注意が必要です。
火力調整のしやすさで使い勝手が変わる
火力調整は調理の幅を広げる重要な要素です。弱火から強火まで滑らかに調整できるバーナーは、焼き加減を細かくコントロールできます。ダイヤルが固すぎたり刻みが粗いと微妙な火力操作がしにくくなります。
風の影響を受けにくい構造や、火力が安定する機構を持つモデルを選ぶとアウトドアでも使いやすいです。調理するメニューに合わせて必要な出力(WやkW表示)を確認して選んでください。
ガスボンベの種類と安全性能を確認する
ガスボンベにはカセットガスやOD缶(アウトドア缶)など種類があります。携帯性や燃焼時間、寒冷地での性能が異なるため、使用環境に合わせて選びましょう。寒冷地では液化ガスの蒸発特性で火力が落ちることがあるので、適応温度を確認してください。
安全面では自動消火機能や圧力逃がし機構、着脱部のロックなどがあると安心です。取り扱い説明書をよく読み、規格に合ったボンベを使うことが重要です。
重さと収納性で持ち運びを考える
バーナーの重さと収納性はフィールドでの快適さに直結します。徒歩や自転車、バイク移動なら軽量でコンパクトなタイプが便利です。折りたたみ式の五徳やケース付きのモデルはパッキングしやすくなります。
一方で安定性や火力を優先する場合はやや重いが頑丈なモデルが適しています。使用シーンと移動手段を考えて、バランスの良いモデルを選んでください。
代表的なバーナー別の相性ガイド
イワタニ タフまるを使うときの注意点
イワタニ タフまるは頑丈で火力も安定しやすいモデルです。大型グリドルとの相性が良く、キャンプでの使用に向いています。ただし五徳の形状とグリドル底のサイズが合わない場合は安定性が落ちることがあるため、事前にチェックしてください。
タフまるは風防が付いているタイプもあり、屋外で火力を維持しやすい利点があります。燃料はカセットガスを使うモデルが多いので、使用前にボンベの取り扱いを確認しましょう。
ユニフレーム テーブルトップバーナーとの組み合わせ
ユニフレームのテーブルトップバーナーは小型〜中型グリドルとの相性が良く、使い勝手に優れています。五徳が比較的広めで安定性があるため、グリドルを載せても安心感があります。
火力調整もしやすく、家庭的な料理からアウトドアメニューまで幅広く対応できます。持ち運びと安定性のバランスが良いので、ファミリーキャンプにも適した選択肢です。
SOTO機種とゴトクの互換に関する確認点
SOTOの製品は多様でゴトク形状もいくつかあります。グリドルを載せる際はゴトク幅と高さが合うか、接触点がしっかりしているかを確認してください。専用の五徳やアダプターが用意されている場合もあるので、互換アクセサリを活用すると安心です。
風防や脚の形状が違うとグリドルの安定性に影響するため、実際に組み合わせてみるか、メーカーの互換表を参照することをおすすめします。
カセットコンロで使うときの危険と回避策
カセットコンロに大きなグリドルを載せると五徳が変形したり、接触不良で転倒リスクが高まります。特に重量物や油が多い調理では注意が必要です。安定性を高めるために専用のワイド五徳や安定リングを使うと安全性が向上します。
換気や設置面の平坦さも重要です。室内で使用する場合は一酸化炭素対策を忘れずに行ってください。取扱説明書に従った使用が最も安全です。
安全な使い方と手入れの基本
使用前に必ず点検する箇所
使用前はガスの接続部、五徳の緩み、グリドル底の変形やひび割れを確認してください。ガス漏れの疑いがある場合は着火せずに点検を行い、異常があれば使用を中止しましょう。
燃料ボンベの残量や製造年月、破損がないかもチェックポイントです。屋外では風の強さや設置面の水平具合も確認し、安全な場所で使用してください。
火力テストで設置の安定を確かめる方法
設置後はまず弱火で数分間加熱し、グリドルの接地や五徳の安定を確認します。徐々に火力を上げて揺れや傾きが出ないか確認しましょう。揺れがある場合は一度火を消して再設置を行ってください。
風が強い日は風防を使い、火力の変動がないかをチェックします。料理中もときどき五徳やグリドルの状態を観察すると安全です。
シーズニングと日常の汚れ落としの手順
鉄製グリドルは使用前に油をなじませるシーズニングを行うと長持ちします。温めてから薄く油を塗り、煙が出るまで加熱する作業を数回繰り返すと良いです。使用後は余熱で汚れを浮かせ、ヘラや布で油汚れを落とします。
ノンスティックタイプは柔らかいスポンジで洗い、中性洗剤を使っても構いません。どちらも洗浄後はしっかり乾かし、必要なら薄く油を塗って保護してください。
錆や変形を防ぐ保管方法と搬送の注意点
保管時は湿気の少ない場所で乾燥させ、重ね置きで底面が傷つかないように布や緩衝材を挟んでください。鉄製は防錆のために薄く油を塗ると効果的です。長期保管する際は専用のカバーや袋に入れて保護すると良いでしょう。
搬送時は固定具やケースで揺れを抑え、重いものを上に置かないように注意してください。衝撃や曲げが加わると変形して使えなくなる恐れがあります。
これだけで選べるマルチグリドルとシングルバーナーの組み合わせ
最後に選び方をまとめると、使用人数と調理内容でグリドルのサイズを決め、バーナーは五徳幅と火力安定性を基準に選ぶと失敗が少ないです。素材や表面処理、付属品で手入れや携帯性の負担が変わるので、自分の使い方に合ったものを選んでください。
安全面では互換性確認と設置安定性のチェックを怠らないことが重要です。手入れをきちんと行えば長く使える組み合わせになりますので、場面に合わせて最適な一式を揃えてください。

