ノースフェイスのクライムライトジャケットのサイズ感で悩んでいませんか?このジャケットは、登山から街着まで幅広く活躍する名品ですが、選び方を間違えるとシルエットや機能性が損なわれてしまいます。今回は、失敗しないサイズ選びのコツと、今手に入れるべきおすすめのカラーを徹底解説します。
ノースフェイスクライムライトジャケットのサイズ感と選び方
身幅と着丈のバランス
クライムライトジャケットは、かつてのスリムなシルエットから、2022年のリニューアル(NP12201以降)を経て、少しゆとりのある「マイクロマッカラン」的なカッティングへと進化しました。この変更により、特に注目すべきは身幅と着丈のバランスです。
着丈は短めに設計されており、足さばきを邪魔しない軽快な作りになっています。一方で、身幅には適度なゆとりが持たされているため、ジャストサイズを選んでも「窮屈で動けない」という事態は避けられるようになっています。
もしあなたが、裾がダボつくのを嫌い、シュッとした立ち姿を重視するのであれば、基本的には普段着用している日本サイズ(JAPAN SIZE)を基準に選んで問題ありません。裾のドローコードを絞ることで、シルエットの微調整も可能です。
ただし、腕を上げた際に裾がずり上がるのが気になる場合や、お尻周りを少しカバーしたい場合は、ワンサイズアップを検討する価値があります。自分の優先順位が「スタイリッシュさ」か「動きの余裕」かを整理してみましょう。
インナーの厚みを想定
サイズ選びの最大の分かれ道となるのが、「中に何を、どのくらい着込むか」という点です。クライムライトジャケットは3層構造のゴアテックスを使用しているため、それ自体に保温性はありません。そのため、冬場の着用も視野に入れるならレイヤリングが必須となります。
Tシャツの上から羽織るだけのレインウェアとしてなら、普段のサイズで完璧なフィット感が得られます。しかし、秋口から初冬にかけてフリースや薄手のダウンジャケット(インナーダウン)を中に着込む予定がある場合は注意が必要です。
ジャストサイズを選びすぎると、厚手のインナーを入れた際に胸囲や腕周りがパンパンになり、ゴアテックス特有の硬さも相まって、動きが制限されてしまいます。これでは、せっかくの透湿性や防風性能も十分に活かせません。
「オールシーズン活用したい」と考えている方は、フリースを着た状態での着用を想定し、普段よりワンサイズ上を選ぶのが賢明な判断です。少し余裕がある方が、空気の層ができて保温効率が高まるというメリットも享受できます。
自分の身長と体型を照合
公式サイトのサイズチャートを確認するのは基本ですが、実際のユーザーの体格との照合はより確実な判断材料になります。ノースフェイスの製品は日本人体型に合わせた設計(ゴールドウイン社による国内企画)のため、標準体型の方なら大きなズレは生じにくいのが特徴です。
例えば、身長170cm前後で標準的な体型の方であれば、Mサイズがジャストフィット、ゆったり着たいならLサイズという選択肢になります。最近はオーバーサイズ気味に着こなすトレンドもあるため、あえて2サイズ上げる方も増えていますが、袖丈が長くなりすぎる点には注意が必要です。
また、肩幅が広い方やスポーツをされていて胸板が厚い方は、身幅の数値よりも肩周りの可動域を優先すべきです。クライムライトジャケットは「アルパインシェル」としての性質上、腕の上げ下げを想定した立体裁断になっていますが、体型によっては脇の下が突っ張ることがあります。
試着ができないオンライン購入の場合は、現在持っているお気に入りのジャケットの「身幅」と「裄丈」を計測し、商品ページの数値と比較するのが最も失敗の少ない方法です。自分の体型の個性を把握することで、納得のいく1着に出会えるはずです。
ゴアテックスの伸縮性
意外と見落としがちなのが、素材の特性です。クライムライトジャケットに使用されている「GORE-TEX Micro Grid Backer」は、非常に軽量でしなやかですが、ストレッチ素材のような「伸び」はほとんどありません。
ソフトシェルのように生地自体が伸び縮みして体に合わせてくれるわけではないため、サイズ選びに「遊び」がないと、ダイレクトに窮屈さを感じてしまいます。特に自転車に乗る際の前傾姿勢や、荷物を背負う動作で、生地の突っ張りが顕著に出やすくなります。
生地が伸びないということは、型崩れしにくいというメリットの裏返しでもあります。長く愛用してもシルエットが崩れず、防風性能を維持し続けられるのはこの堅牢な素材のおかげです。だからこそ、物理的なゆとりを最初から確保しておくことが重要です。
もし「Lサイズだと少し袖が長いけれど、Mサイズだと胸が少し苦しい」という境界線にいるのであれば、大きい方のサイズを選んでください。袖口はベルクロテープでしっかりと固定できるため、多少長くても実用上の問題はありませんが、身幅の窮屈さは解消できないからです。
おすすめのクライムライトジャケット厳選5選
クライムライトジャケット NP12301|定番ブラック
どのようなシーンでも外さない、不動の人気を誇るブラックです。ロゴの刺繍もしっかり映え、都会的な印象を与えます。
| 商品名 | クライムライトジャケット NP12301 ブラック |
|---|---|
| 価格帯 | 39,600円前後 |
| 特徴 | 圧倒的な着回しやすさと汚れの目立ちにくさが魅力。 |
| 公式サイト | 公式サイトはこちら |
クライムライトジャケット NP12301|ケルプタン
ナチュラルで柔らかな印象を与えるケルプタンは、アウトドアだけでなくカジュアルな街着としても絶大な支持を得ています。
| 商品名 | クライムライトジャケット NP12301 ケルプタン |
|---|---|
| 価格帯 | 39,600円前後 |
| 特徴 | 肌馴染みが良く、チノパンやデニムとも相性抜群のカラー。 |
| 公式サイト | 公式サイトはこちら |
クライムライトジャケット NP12301|ニュートープ
ミリタリーテイストを感じさせるニュートープは、落ち着いた大人の雰囲気を演出したい方に最適な渋いカラーリングです。
| 商品名 | クライムライトジャケット NP12301 ニュートープ |
|---|---|
| 価格帯 | 39,600円前後 |
| 特徴 | 汚れが目立ちにくく、本格的な登山シーンでも人気。 |
| 公式サイト | 公式サイトはこちら |
クライムライトジャケット NP12301|アーバンネイビー
ブラックよりも少し軽やかで、知的な印象を与えるアーバンネイビー。ビジネススタイルのアウターとしても違和感なく馴染みます。
| 商品名 | クライムライトジャケット NP12301 アーバンネイビー |
|---|---|
| 価格帯 | 39,600円前後 |
| 特徴 | 清潔感があり、オンオフ問わず活躍する万能カラー。 |
| 公式サイト | 公式サイトはこちら |
クライムライトジャケット NP12301|ガイザーアクア
鮮やかで視認性の高いガイザーアクアは、山岳エリアでの安全性を重視する方や、個性を出したい方にぴったりの一着です。
| 商品名 | クライムライトジャケット NP12301 ガイザーアクア |
|---|---|
| 価格帯 | 39,600円前後 |
| 特徴 | 爽やかな発色で、雨の日でも気分を明るくしてくれます。 |
| 公式サイト | 公式サイトはこちら |
クライムライトジャケットを比較する際のポイント
着用シーンとの整合性
まず考えるべきは、あなたがこのジャケットを主にどこで使うかです。本格的な登山やトレッキングがメインであれば、視認性の高い明るいカラーを選び、激しい動きに対応できるようジャストなサイズ感を突き詰める必要があります。
一方で、キャンプやフェス、あるいは日々の通勤・通学といったタウンユースが主目的ならば、落ち着いた色味を選び、中にパーカーなどを着込める少し余裕のあるサイズ選びが正解となります。シーンを限定しすぎない「汎用性」をどこまで求めるかが鍵です。
クライムライトジャケットは「軽量シェル」という位置付けですが、非常にタフな作りをしています。街中だけで使うにはオーバースペックに感じるかもしれませんが、その「本物感」こそが魅力。自分のライフスタイルにどう組み込むかをイメージしてみましょう。
カラーバリエーション
ノースフェイスのジャケットは、カラー選び一つで印象が劇的に変わります。ブラックやネイビーは安定感があり、コーディネートに悩みませんが、アウトドアブランドらしい中間色や鮮やかな色も、実物を見ると非常に発色が良く魅力的です。
例えば「ニュートープ」や「ケルプタン」などは、自然の中に溶け込む色合いでありながら、街中では洗練されたミリタリー、ワークテイストを醸し出します。自分の手持ちの服のトーンと合わせやすいか、鏡の前での自分を想像して選んでください。
また、シーズンごとに新色が追加されたり、廃盤になるカラーがあったりするのもノースフェイスの特徴です。「これだ!」と思った色があれば、在庫があるうちに確保しておくことをおすすめします。カラーによってサイズ欠けのスピードも異なります。
携帯性とパッカブル機能
クライムライトジャケットの大きな武器は、その名の通り「軽さ」と「コンパクトさ」です。付属のスタッフサックに収納すれば、バックパックの隅や通勤バッグの中に楽々と収めることができます。
この携帯性の良さは、天候が不安定な日の「お守り」として非常に優秀です。比較検討する際は、この収納サイズが自分のバッグに合うか、あるいは持ち運びを重視するかを考えてみてください。重さは約300g前後と、缶飲料1本分よりも軽いのです。
ただ、収納した状態から取り出した直後は、どうしても生地にシワが寄ってしまいます。ゴアテックス素材なのでハンガーにかけておけば自然と戻りますが、常に美しく着こなしたい場合は、あまり長時間スタッフサックに入れっぱなしにしないなどの工夫も必要になります。
ヘルメット対応フード
最新のNP12301モデルでは、フードの設計がヘルメット着用時でも被れるよう、やや大きめに改良されています。これは登山者には嬉しいアップデートですが、街着として使う方にとっては「フードが大きすぎて邪魔にならないか」が気になる点かもしれません。
しかし、後頭部にあるドローコードを調節することで、フードのボリュームを抑えることが可能です。これにより、強風時でもフードがバタつかず、視界を遮ることもありません。この調整機能の優秀さも、他の安価なレインウェアとの大きな違いです。
ヘルメットを被るような本格的なアクティビティを予定しているなら、このフード設計は必須条件となります。自分の用途において、この「余裕のあるフード」がメリットになるか、あるいは調整機能を使いこなす前提で受け入れられるかを検討ポイントに入れてください。
クライムライトジャケット購入時の注意点
旧モデルとのサイズ差
非常に重要なのが、型番によるサイズの変更点です。数年前のモデル(NP11503など)と現在のモデル(NP12301)では、全体のシルエットが大きく見直されています。以前のモデルを愛用していた方が、同じ感覚で買い換えると「思ったより大きい」と感じる可能性があります。
旧モデルはかなりスリムでタイトな設計でしたが、現行モデルは「身幅を広く、着丈をやや短く」という現代的なバランスになっています。これによりレイヤリングはしやすくなりましたが、昔のタイトなフィット感を好む方は、改めて現在のサイズ表を確認すべきです。
中古市場やセール品で購入を検討している場合、その型番がいつのモデルなのかを必ずチェックしてください。最新の快適さを求めるのであれば、現行のNP12301を選んでおけば間違いありませんが、サイズ選びの基準が異なることだけは覚えておきましょう。
並行輸入品の真贋確認
オンラインショップで極端に安く販売されている場合、それは「並行輸入品」や、最悪の場合は「模倣品」であるリスクがあります。ノースフェイスは世界的な人気ブランドゆえに、精巧な偽物が流通していることが珍しくありません。
信頼できる大手ECサイトの直営店舗や、正規代理店から購入することを強くおすすめします。あまりにも価格が安い、あるいは販売元の情報が不透明な場合は、避けるのが賢明です。ゴアテックスのタグが付いていても、本物の性能を備えていないケースがあるからです。
正規品であれば、万が一の破損の際もゴールドウインの修理サービスを受けられるなどのメリットがあります。長く、過酷な環境で使うものだからこそ、安心を買うという意味でも信頼できるルートからの購入を徹底してください。
止水ファスナーの操作性
クライムライトジャケットには、水の浸入を防ぐ「止水ファスナー」が採用されています。これは非常に機能的ですが、一般的なファスナーに比べてスライドが少し「硬い」と感じる場合があります。これは故障ではなく、気密性を高めるための仕様です。
特に新品のうちは、開閉に少し力が必要だったり、生地を噛まないように慎重に操作する必要があったりします。慣れれば問題ありませんが、急いでいる時に乱暴に扱うと、スライダーの破損や生地の傷みに繋がってしまいます。
また、ダブルファスナー仕様になっている場合、下のスライダーをしっかり一番下まで下げてから差し込まないと、うまく閉まらないことがあります。購入直後に「閉まりにくい」と感じても、まずは正しい操作手順を確認し、ゆっくりと馴染ませていく心の余裕を持ちましょう。
定期的な洗濯と撥水ケア
ゴアテックス製品を長く使うために絶対に避けて通れないのが、定期的なメンテナンスです。「洗濯すると防水性能が落ちる」というのは大きな誤解で、実際には汚れが付着したままの方が、透湿性が損なわれ、生地の劣化を早めてしまいます。
皮脂汚れや泥汚れは、ゴアテックスの微細な穴を塞いでしまいます。使用後は、専用の洗剤や中性洗剤を使って正しく洗濯機で洗い、しっかりすすぐことが重要です。そして、乾燥機やアイロンで熱を加えることで、表面の撥水性能が復活します。
もし熱を加えても水玉が転がらなくなったら、市販の撥水スプレー等でケアをしてください。このメンテナンスを怠ると、生地が水を吸って重くなり、内側が結露して「雨が漏ってきた」と勘違いする原因になります。愛情を持って手入れをすることで、10年選手として活躍してくれます。
自分に最適なクライムライトジャケットを選ぼう
ノースフェイスのクライムライトジャケットは、まさに「迷ったらこれ」と言える究極のオールラウンダーです。軽量でありながら高い耐久性を持ち、ゴアテックスの信頼感に守られながら、あらゆるフィールドを駆け巡ることができます。
サイズ選びの核心は、あなたの直感と、未来の着用シーンにあります。鏡の前でTシャツ一枚で合わせた時のシルエットに惚れるのか、それとも冬の冷たい風の中でフリースを着込む余裕を優先するのか。その決断が、あなたのこれからのアウトドアライフや日常をより快適なものに変えてくれるはずです。
カラー選びについても、定番のブラックでストイックに決めるもよし、自然に馴染むアースカラーで自分らしさを表現するもよし。どの色を選んでも、ノースフェイスが長年培ってきた機能美が、あなたを裏切ることはありません。素材の特性を理解し、正しいケアを続けることで、このジャケットはあなただけの特別な相棒へと育っていきます。
この記事が、あなたのサイズ選びの不安を解消し、最高の一着に出会うための道標となれば幸いです。機能性とデザインを兼ね備えたクライムライトジャケットを羽織って、新しい季節の風を感じに出かけましょう。納得のいく買い物ができることを、心から応援しています。

