ヒムダウンパーカーとバルトロはどちらが暖かい?違いとおすすめダウン6選を比較

ノースフェイスの最強ダウン、ヒムダウンパーカー バルトロ 比較で悩んでいる方は多いはず。どちらも圧倒的な人気を誇りますが、保温性やボリューム感には明確な違いがあります。

自分のライフスタイルに最適なのはどちらか、後悔しないための比較ポイントを徹底解説します。

目次

ヒムダウンパーカーとバルトロを比較する基準

防寒性能と保温力の違い

ヒムダウンパーカーとバルトロライトジャケットの最大の差は、想定されている「極限環境」のレベルにあります。

ヒムダウンパーカーは、1994年に登場したヒマラヤンパーカをベースにしており、マイナス数十度にもなる極地での活動を前提とした設計です。そのため、ダウンの封入量が非常に多く、体温を逃がさない「デッドエア」の層が圧倒的に厚いのが特徴です。

一方でバルトロライトジャケットは、中わたに光電子ダウンを採用しており、自らの体温を利用して効率的に保温する仕組みです。日本の冬の街着としてはオーバースペックと言われるほどの保温力がありますが、純粋な「暖かさの総量」ではヒムダウンパーカーに軍配が上がります。

雪国での長時間滞在や、動かずにじっとしているシーンが多い場合はヒムダウン、都会の冬を軽快に過ごしたい場合はバルトロという選択が基本になります。

着用シーンや活動量の想定

次に考慮すべきは、どのようなシチュエーションでそのダウンを着用するかという点です。

バルトロライトジャケットは、その名の通り「ライト」な着用感を目指しており、フロントのダブルフラップや止水ファスナーなど、アクティブな動きを妨げない工夫が随所に施されています。

対してヒムダウンパーカーは、ボリュームがあるため、電車移動や狭い店内では少々かさばる可能性があります。しかし、フードまでしっかりダウンが詰まったその構造は、吹雪の中やキャンプでの焚き火待ちなど、過酷な環境下でこそ真価を発揮します。

都市部での通勤・通学や買い物といった日常使いがメインなら、取り回しの良いバルトロが最適です。週末のアウトドアや、絶対に凍えたくない屋外イベントがメインならヒムダウンパーカーが頼もしい相棒になります。

シルエットとサイズ感の差異

見た目の印象を左右するシルエットとサイズ感も、比較において無視できない重要な要素です。

バルトロライトジャケットは、着丈が短めに設計されており、スッキリとしたスポーティーな印象を与えます。ボリュームはありますが、モコモコしすぎない現代的なタイトシルエットが人気の理由です。

一方のヒムダウンパーカーは、お尻が隠れる程度のミドル丈で、全体的にかなりゆったりとしたボックスシルエットになっています。古き良きダウンジャケットの風合いを残しつつ、現代のストリートファッションにも合うボリューム感が魅力です。

スタイリッシュにまとめたい、あるいは身長とのバランスを重視したい方はバルトロを。オーバーサイズ気味にタフな着こなしを楽しみたい方は、ヒムダウンパーカーを選ぶのがトレンドに合っています。

表地素材の耐久性と防水性

長く愛用するために、外側の素材がどれだけ丈夫かという点もチェックしておきましょう。

ヒムダウンパーカーの表地には、30デニールのGORE-TEX INFINIUMを採用しており、防風性とともに高い耐摩耗性を誇ります。枝に引っ掛けたり、バックパックと擦れたりするようなタフな状況でも安心感があります。

バルトロライトジャケットも同様にGORE-TEX INFINIUMを使用していますが、軽量化を優先しているため、生地感はヒムダウンよりも薄く、しなやかに感じられます。

どちらも高い防風性と小雨程度の撥水性は備えていますが、より「ギア」としての堅牢性を求めるのであれば、ヒムダウンパーカーの厚みのある生地感が安心です。軽さと動きやすさを優先し、生地の柔らかさを好むのであればバルトロが適しています。

おすすめのダウンジャケット厳選6選

【THE NORTH FACE】ヒムダウンパーカ(極寒地対応)

ヒマラヤンパーカを現代版にアップデートした、ノースフェイス最高峰の保温力を誇る一着です。圧倒的なボリューム感がありながら、環境に配慮したリサイクルダウンを使用しています。

項目内容
商品名ヒムダウンパーカ(ユニセックス)
価格帯68,000円〜72,000円前後
特徴極地仕様の圧倒的保温力とタフな30D GORE-TEX生地
公式サイト公式サイトはこちら

【THE NORTH FACE】バルトロライトジャケット(定番人気)

毎年抽選販売になるほどの絶大な人気を誇るモデルです。光電子ダウンによる遠赤外線効果で、見た目以上の暖かさと軽さを両立しており、冬のアイコン的な存在です。

項目内容
商品名バルトロライトジャケット
価格帯64,000円〜66,000円前後
特徴光電子ダウンによる高い保温効率と都会的なシルエット
公式サイト公式サイトはこちら

【THE NORTH FACE】マウンテンダウンコート(高耐久)

定番のマウンテンジャケットにダウンを封入し、丈を長くした防水ダウンコートです。表地に70デニールのGORE-TEXを採用しており、雨や雪を完全にシャットアウトします。

項目内容
商品名マウンテンダウンコート
価格帯77,000円〜80,000円前後
特徴完全防水のGORE-TEX 2層構造と落ち着いたロング丈
公式サイト公式サイトはこちら

【THE NORTH FACE】ヌプシジャケット|不朽の名作

1990年代のノースフェイスを代表するヘリテージモデルです。シンプルながらも高品質なダウンが詰まっており、タウンユースにおいて最も汎用性が高い一着です。

項目内容
商品名ヌプシジャケット
価格帯37,000円〜40,000円前後
特徴アイコニックな切り替えデザインと高いコストパフォーマンス
公式サイト公式サイトはこちら

【THE NORTH FACE】アンタークティカパーカ(最強防寒)

強度と保温性を高いレベルで実現した、日本南極地域観測隊のような極地での使用を想定したモデルです。厚手の生地とファー付きのフードが特徴的です。

項目内容
商品名アンタークティカパーカ
価格帯86,000円〜90,000円前後
特徴極地用パーカの最高峰モデルでファー付きによる高い防風性
公式サイト公式サイトはこちら

【THE NORTH FACE】ビレイヤーパーカ|軽量かつ保温

クライミングのビレイ時に着用することを想定した、濡れに強く軽量なダウンジャケットです。全体に撥水加工を施した光電子プロダウンを採用しています。

項目内容
商品名ビレイヤーパーカ
価格帯60,000円〜63,000円前後
特徴驚くほどの軽さと濡れても保温力を失わない機能性
公式サイト公式サイトはこちら

ダウンジャケットを比較する際のポイント

充填材のダウン量とFP値

ダウンの質を判断する上で欠かせないのが、フィルパワー(FP)という数値です。これは1オンスの羽毛がどれだけ膨らむかを示す単位で、数値が高いほど少量のダウンで多くの空気を含み、暖かくなります。

ヒムダウンやバルトロには、一般的に高品質とされる700FP以上のダウンがふんだんに使われています。しかし、同じFP値であっても、実際に「何グラム」の羽毛が封入されているかによって暖かさは変わります。

ヒムダウンパーカーは、物理的なダウンの充填量が非常に多いため、圧倒的な断熱層を作ります。一方、バルトロは光電子という機能性繊維を混ぜることで、ダウンの量自体を抑えつつ、効率的に保温する設計です。軽量さを取るか、厚みによる安心感を取るかが選択の分かれ目です。

収納力に関わるポケット数

冬場の外出では、手袋やスマホ、財布などをスマートに持ち歩きたいものです。そのため、ポケットの数や配置は意外と重要な比較ポイントになります。

ヒムダウンパーカーは、フロントに大きなフラップ付きポケットを備えており、収納力は抜群です。手を入れるためのハンドウォーマー機能も充実しており、バッグを持たずに出かけたいミニマリストにも適しています。

一方のバルトロライトジャケットも、フロントに2つの大きなジップポケット、内側にも複数のメッシュポケットを備えています。特に内ポケットは、冷やしたくない電子機器などを入れておくのに重宝します。

どちらも収納力は高いですが、ポケットのデザインが外側に大きく主張するヒムダウンに対し、バルトロはスタイリッシュに隠されている印象です。自分の持ち物の量に合わせてチェックしてみましょう。

携行性に影響する重量比較

ダウンジャケットは一日中着ているものだからこそ、その「重さ」は疲労感に直結します。

バルトロライトジャケットの魅力は、その保温力に対して驚くほど軽いことにあります。長時間歩き回る旅行や、一日中屋外で過ごすイベントでも、肩が凝りにくいのは大きなメリットです。付属のスタッフサックに小さく収納して持ち運ぶことも可能です。

これに対し、ヒムダウンパーカーはそれなりの重量感があります。着た瞬間に「包み込まれている」という安心感はありますが、軽快さを重視する方には少し重く感じるかもしれません。

移動手段が車メインであれば重さは気になりませんが、公共交通機関での移動や歩きが多いのであれば、軽量なバルトロの方がストレスなく過ごせるはずです。

止水ファスナーの有無と機能

雪や雨の日に着用する場合、ファスナー部分からの浸水や風の侵入を防げるかどうかが快適性を左右します。

バルトロライトジャケットには、フロントやポケットに止水ファスナーが採用されているモデルが多く、モダンで機能的なルックスを演出しています。ファスナー自体に防水性があるため、フラップを小さくでき、見た目がスッキリします。

ヒムダウンパーカーは、止水ファスナーではなく、大きな「ダブルフラップ」でファスナーを覆い隠す構造を採っています。これは極地での凍結を防ぎ、風を物理的に遮断するための伝統的な手法です。

どちらも高い遮風・防水性を備えていますが、テックウェアのようなスマートな機能美を求めるなら止水ファスナー、クラシックで質実剛健なスタイルを好むならフラップ構造がおすすめです。

ダウンを長く愛用するための注意点

正しいクリーニングの手順

高価なダウンジャケットを長く着続けるためには、定期的なメンテナンスが不可欠です。しかし、一般的なドライクリーニングに出すと、ダウンの大切な油分が奪われ、ボリュームが損なわれることがあります。

理想的なのは、ダウン専用の洗剤を使用した手洗い、あるいはダウン製品の扱いに長けた専門のクリーニング店へ依頼することです。特に襟元や袖口は皮脂汚れが溜まりやすく、放置すると生地の劣化につながります。

自宅で洗う場合は、十分にすすぎを行い、乾燥機を使用してじっくりとダウンをほぐしながら乾かすのがコツです。適切なケアを施すことで、新品時に近い膨らみを何年も維持することができます。

湿気を避ける保管環境の確保

シーズンオフの保管方法は、ダウンの寿命を大きく左右します。最も避けるべきは、湿気の多い場所での圧縮保管です。

付属の収納袋に入れっぱなしにすると、羽毛が潰れたまま固まってしまい、次のシーズンに本来の保温力を発揮できなくなります。保管時は、大きめのハンガーにかけ、通気性の良いカバーを被せて、湿気の少ないクローゼットに吊るしておくのが正解です。

時々クローゼットの換気を行ったり、天気の良い日に陰干しをして湿気を逃がしてあげると、カビや嫌なニオイの発生を防げます。大切な一着を「休ませる」意識を持つことが重要です。

羽毛の飛び出しへの対処法

ダウンジャケットを着ていると、縫い目から小さな羽毛が出てくることがありますが、これは不良品ではありません。内部の空気が入れ替わる際に、どうしても発生してしまう現象です。

ここでやってはいけないのが、出ている羽毛を無理やり引き抜くことです。抜いてしまうと、穴が広がり、次から次へと羽毛が飛び出す原因になります。

正解は、裏側から羽毛を中に引き戻すことです。飛び出している羽毛を指先でつまみ、生地越しに内側へ引っ張ってください。その後、生地を軽く揉んで穴を塞げば、それ以上の漏れを最小限に抑えることができます。

表面生地の撥水補修の必要性

GORE-TEX INFINIUMなどの高機能素材も、使用を重ねるうちに表面の撥水性は低下していきます。水が玉のように弾かれなくなると、生地が水分を含んで重くなり、透湿性も損なわれてしまいます。

撥水性が弱まったと感じたら、市販の撥水スプレーを使用するか、熱を加えることで撥水性を復活させることが可能です(洗濯表示を確認してください)。

特に肩周りや袖などは摩擦が多く、撥水機能が落ちやすい部位です。定期的にメンテナンスを行うことで、急な雪や雨の日でもダウン内部をドライに保ち、快適な着用感を維持し続けることができます。

自分に最適な最高の一着を見つけよう

ヒムダウンパーカーとバルトロライトジャケット、どちらもノースフェイスが誇る珠玉の逸品であることに間違いはありません。それぞれの強みを理解すれば、自ずとあなたにとっての正解が見えてくるはずです。

究極の暖かさと、どこへ行っても凍えない安心感を求めるなら、ヒムダウンパーカーが最高の選択です。一方で、都会的なスタイルを楽しみつつ、軽快に冬を乗り切りたいのであれば、バルトロライトジャケットがあなたの生活に馴染むでしょう。

高価な買い物だからこそ、スペックの数字だけでなく、自分の直感や「これを着てどこへ行きたいか」というワクワク感を大切にしてください。どちらを選んだとしても、最高品質のダウンに包まれる体験は、冬の寒さを楽しみに変えてくれるはずです。

この記事が、あなたの冬を彩る運命の一着に出会うための助けになれば幸いです。お気に入りのダウンを手に入れて、厳しい冬を暖かく、そしてスタイリッシュに駆け抜けましょう。

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この記事を書いた人

休日は川や湖でのんびりカヌーを楽しむのが大好きなアウトドア女子です。自然の中で過ごす時間が心地よく、その魅力をもっとたくさんの人に知ってもらいたいと思い、記事を書き始めました。
これから「カヌーやキャンプをやってみたい!」と思った方が、一歩踏み出すきっかけになるような記事をお届けしていきます。

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